山形方人さんのSTAP・理研に関するtweet
ところが、リーマンショックの影響で、大学の財政危機が起こって、それができなくなったのです。替りに、ケンブリッジのメインキャンパス内にできたのです。
2014-04-06 04:13:072年前の笹井さんのセミナーは、幹細胞研究所のメルトンさんがホストでした。メディカルキャンパスでなく、メインキャンパスでのセミナーというのが、実は、共同研究を隠蔽するための工作だったとも解釈はできますね。
2014-04-06 04:15:00こういうのはよくあるセミナーの形です。本当は別の大きな目的があるのに、それに気づかれないようにするために、近辺の全く関係ないように見える場所でセミナーをやるというような、ひとつのだまし工作ですね。
2014-04-06 04:16:34もっとも、ヴァカンティ教授というのは、4兄弟で、そのうちの一人が、幹細胞研究所のファカルティになっています。今回の問題のヴァカンティ教授は幹細胞研究所とは関係ないんです。
2014-04-06 04:17:49幹細胞研究所は、ハーバードの元プロヴォストであったハイマンさんもいます。プロヴォストというのは、学長の次に偉い人だと思います。こういう人がバックにいると、ハーバードの組織を自由自在に操るというのは容易でしょうね。
2014-04-06 04:20:51ハーバードの力があれば、ネイチャーの編集部などというのは、ねじ伏せることだってできるはずですから、こういうのがそれこそ「大きな力」というものなんです。
2014-04-06 04:21:49これは憶測ですが、ちょうど2年前の笹井さんのボストン訪問では、関係者との接触で、今回の問題の著者も集合していたというのはありえそうです。論文の全体像の調整のために議論をするという訪問だった可能性です。
2014-04-06 04:31:33昨日の私のツイートで、MITの論文問題の経験を書きましたが、MITの調査では、背景というのでしょうか、そういう意味で私のような関係ない人にも聞き取り調査があったわけです。
2014-04-06 06:54:00背景というのは、例えば、研究室でどういう行動や人間関係があったか、という「問題の背景」まで、調査している。これがMITのような米国の一流研究機関の調査です。
2014-04-06 06:56:24論文問題の調査では、おそらくORIに提出するための指針みたいのがあるのでしょうし、裁判になった場合に備えて、研究施設はありとあらゆることを調べておくという意味があるのだと思います。
2014-04-06 06:58:20背景というと、例えば、同じ研究室の構成員全員に聞き取り調査がなされると思います。ポスドク、技術員、学生など、すべてです。
2014-04-06 06:59:36更に、何らかの交流があった人というのも聞き取り調査の対象でしょう。そして、こういう調査が、録音され、すべてが文章として記録され、それが報告書になるわけです。
2014-04-06 07:00:33今回の理研の調査では、論文についての調査は行われていますが、このような研究環境の聞き取り調査などは、まだ皆無だと思います。
2014-04-06 07:01:40こういう背景の聞き取り調査の中では、当然、背景となる人間関係まで、対象になると思います。これが、米国の一流研究機関の調査です。
2014-04-06 07:03:47もちろん、そういう内容はプライバシーにまでおよぶので、パブリックに公表はされるものではありませんが、そういう調査書が残る形で作製はされるのだと思います。
2014-04-06 07:05:37例えば、背景の「行動」という点で言えば、「研究室で、xxをやっているというのは見かけたことがないのに、xxのデータが多量にあった」というような研究活動の観察というのは、大切な背景になりうると思います。もちろん、これは2次的なものであるので重要性は高くないでしょう。
2014-04-06 09:04:28人間関係という点でいえば、例えばラボ内で2人が同じようなテーマをやっていて、ラボ内で競争関係にあったというような状況は、背景として、関心を引くのではないでしょうか。そういう背景を一応調査しておくということだと思います。
2014-04-06 09:07:50柳田充弘さんのブログによれば、おそらくGenes to Cellsへの投稿論文の数が、この問題以後、「極端に減っている」とのこと。
2014-04-06 22:15:59これは、投稿しようとしていた原稿を、再チェックしている人が多いということかもしれません。図や剽窃の確認をやっているのでしょうか。
2014-04-06 22:17:36おそらく、他の雑誌への投稿も同様な傾向があるかもしれません。でも、これは日本だけの現象でしょう。米国でこんな問題を知っている人はほとんどいませんから。
2014-04-06 22:20:04まだ2014年度も前半。数年後、2014年の日本からの論文発表数が顕著に減少したのを見て、この問題の影響であると推測する評論がでるかもしれません。
2014-04-06 22:22:15このプロダクティビティの減少は、丁寧さや慎重さにつながるのですから、逆に質を高める上では好ましいものではないでしょうか。
2014-04-06 22:25:01