「カウンターとアイデンティティ・ポリティクス」をめぐる対話
- mojimoji_x
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http://t.co/jQMderfkyv 投げかけられている批判として重要なのは、「差別を理解してからカウンターすべき」ではなく、「カウンターも含めた活動の中で差別を理解する努力を維持するべき」でしょう。前にも述べたけど、こうした歪曲をさせると本当に天才的です。>野間氏
2014-04-08 08:44:54@mojimoji_x 「とりたててマイノリティのことを理解せずとも、あるいは彼らと仲良くしなくても、差別に反対ぐらいは普通にできるのである」。その通り。ただし、理解が深まらなければ、「普通に」いずれ新たな差別なり暴力的排除を作り出すし、実際そうなったわけです。
2014-04-08 08:47:17@mojimoji_x これは必然です。在特会等のレイシストたちの行動様式がまったく同じ物であることを考えればよい。レイシストは、主観的には「差別の被害者」であって、その「差別」に反対することは、とりたてて何か複雑な問題を理解せずとも普通にできる、そう思ってやってるのです。
2014-04-08 08:50:16@mojimoji_x レイシストもカウンターも、主観的は反差別である点は違いません。違うのは、レイシストたちが初手から差別そのものでしかなかったのに対して、カウンターは少なくとも初手は的確に差別を攻撃する運動ではあった。ただ、二手目三手目は、予想もついたし、実際そうなった。
2014-04-08 08:54:51@mojimoji_x 野間氏の文章で唯一共感できるのは「まずは相手のことをよく知るべきだ、深く理解すべきだ、相互に理解し合うべきだ――こうした理念はハードルが高い」。この点だろうか。誰がこんな理念を主張しているのか、とは思うけど。要求されてるのは、理解ではなく理解への努力。
2014-04-08 08:58:28@mojimoji_x 関連して、少なくとも短期的な措置として、「重要なことは、たとえ相手のことをよく知らなくてもやってはいけないこと、あるいはさまざまなマイノリティと交流するにあたって、共通して気をつけるべきことを周知徹底する」が有効であることも同意できる。
2014-04-08 09:02:41@mojimoji_x ただし、前記の短期的措置で問題を緩和しつつも、中長期的には「これもまた差別ではないか」が実際に論点になることは大事だ。でないと、新たな差別が生まれるのはほとんど必然だからだ。まして「そのような理解は不要」を徹底するなら、問題は悪化するだろう。
2014-04-08 09:08:08@mojimoji_x 差別について考えたり理解を深めたりするのに時間がかかることは確かだ。その意味で、なんらかの返答や態度表明を求めるに性急すぎる、と感じることはしばしばある。もっとも、「そもそも理解の必要性がない」はやはりおかしいし、2、3年も放置する話じゃないとも思うけど。
2014-04-08 09:09:23@mojimoji_x 何にせよ、この文章はとても味わい深い。いろんな意味で、レトリックとしても実に野間らしいと思うし、また、彼の活動のどこに問題があるのかも明瞭に浮き彫りになっているとも思う。 http://t.co/jQMderfkyv
2014-04-08 09:10:41ただ、野間氏にも同情というか、わかるところはある。少なくとも、「継続的に考える」こと自体がかなり負荷のかかることではあり、これを要求するだけで逃げる人は多いだろう。ここは工夫のしどころであり、また、(特に当事者以外の共感者の運動において)不十分だったところとも思う。
2014-04-08 09:40:45@mojimoji_x ずっと見てきて、何度かやりとりもしてみた感じからですが、多分、彼は、自分が歪曲していることに、恐らく全く気付いていないんじゃないかと思うようになりました。
2014-04-08 08:51:33@tari_GT @mojimoji_x それは歪曲ではなくて、「最大限の配慮」をした場合そうなる、という話。最大限でなくていいのなら個別具体的に論じればすむ話で、「差別を理解する努力を維持するべき」みたいな曖昧かつどうとでも解釈可能なことを「批判」と思っているほうに問題がある。
2014-04-08 08:56:18@tari_GT @mojimoji_x 常識的に考えてカウンターの人たちは「差別を理解する努力を維持」しているし、また「差別を理解する努力を維持するべき」と考えて行動してるに決まってるでしょ。具体的な事例を挙げずにそんなこと言ってもなんの批判にもなってないわけ。何周遅れやねん。
2014-04-08 08:57:34「これもまた差別ではないか」には「うるさい黙ってろ」なんでしょ? “@kdxn: 常識的に考えてカウンターの人たちは「差別を理解する努力を維持」しているし、(そう)考えて行動してるに決まってる…具体的な事例を挙げずにそんなこと言ってもなんの批判にもなってない”
2014-04-08 09:34:44@mojimoji_x 本文全然読めてない。そこに書いてあるのは、差別について考えたり理解を深めたりするにあたって「個別のマイノリティのことを深く理解する必要はない」。差別について理解することとマイノリティについて理解することを同一視するあなたのような人が失敗する、という話。
2014-04-08 09:13:56.@kdxn それなら、あなたこそ批判をまったく読めてないか、ここでも歪曲をしているということです。なぜなら、個別のマイノリティの異議申し立ては、個別の事情を理解せよではなく、(個別の事情を述べる場合ですら、それを通じて)差別について理解を補え、というものだったはずだからです。
2014-04-08 09:23:39@mojimoji_x そういう努力至上主義みたいなのがいちばんだめ。「おまえは努力していない」という無限の糾弾を可能にする。で、実際そうなっている。社会運動疲弊の原因は、こういう全近代的な考えにある。
2014-04-08 09:05:27問題は、努力が努力たりうることを誰がどのように判定するかですね。「マイノリティ(自称)こそが努力の価値を判定する」という態度の人がいて、それは @kdxn 氏が言うように問題でしょう。それは、差別問題についての経験と認識を丁寧に言語化していく中でやるしかないわけです。ただし。
2014-04-08 09:27:02まさにこのような公共的なやりとりそのものを @kdxn 氏は否定しているのですから、彼は自ら批判している努力至上主義と同種の失敗に必然的に落ち込むわけです。(自称)マイノリティによる一方的な認定を拒否する代わりに、自分こそが一方的に認定する権利を得る。そう言う構図にしかならない。
2014-04-08 09:30:15@mojimoji_x 理解(する努力を)してないと「黙ってろ」って言えないでしょう。でなければ、マイノリティから「これもまた差別ではないか」と言われたときに、「それは違う」と判断できないわけで。ちなみに「黙ってろ」のくだりは「差別では?」という問いかけのみでないことに注意。
2014-04-08 09:43:44少なくとも、 @kdxn 氏の言う「理解する努力」は「対話する努力」とは無縁なものであることはわかりました。それを「理解する努力」と呼びうるかは疑問ですが。/「黙ってろ」の向ける先が「差別では?」の問いかけ_のみではない_のはわかりますが、含まれているなら、批判は成り立ちます。
2014-04-08 09:49:03@mojimoji_x ほんとに努力が好きなんですね。スポ根? まああの文の「黙ってろ」ってのは脚色で実際には対話をしてるんですけど、最終的に切り捨ててるのでそういうのは対話とは認めないのでしょう。
2014-04-08 09:52:31@mojimoji_x という程度の「努力」ならいつもしてますが、もちろんこれは「努力が足りないぞ!」とか言いたがる変態を喜ばせるためではありません。あと「差別では?」以外のほうがアイデンティティ政治というテーマに関わる重要な話なので、やっぱ批判は成り立ってないですね。
2014-04-08 09:54:05