つぶやき講義録(2014年春)

無事に新学期をむかえました。またまた今学期もやります。90分(〜180分)の講義を120文字に超圧縮した「つぶやき講義録」です。 USTなんて、もう必要ない。講義のときは、話を聞いていればいい…。あとでこの120文字を読めば、欠席したってだいじょうぶ(うそ)。大切なのは、エッセンスがつまった120文字を「解凍」するための創造的な読解力です(誤読をふくむ)。 2014年春学期: ・リフレクティブデザイン #rd14s 続きを読む
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Fumitoshi Kato @who_me

#rd14s 「取調室」は3チームによる、くり返し囚人のジレンマゲーム。「自白」か「黙秘」か。自分たちの利得を考えた交渉とコミュニケーション。未来の重みをどう考えるか。裏切られた場合の方策もふくめて、やりとりの経路を設計する。 [5/12]

2014-05-13 22:24:42
Fumitoshi Kato @who_me

#dl14s 加藤研の活動を紹介。「ふつうの人のデザイン」を考える現場について。まちの人びとと出会い、関わりつづけるための仕組みづくり。上手なはじめかた/終わりかた。思いのほか、質問がたくさん。やはり、カレーキャラバンへの反応がいいみたい。

2014-05-14 00:07:08
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14s 4年生の卒プロ進捗報告。テーマや方法を〈自分たち事〉として理解しているか。〈自分事〉と〈他人事〉のあいだ。誰かと共に居ること、何かに居合わせることの価値を考えながら、全体を構想する。後半は「氷見キャンプ2」の準備。

2014-05-14 00:24:09
Fumitoshi Kato @who_me

#eis14s 映像のもつ力。映像表現の可能性。60秒に何を凝縮するのか。素材を集め、吟味し、メッセージを込めて編集する。60秒に埋め込まれた、はるかに長い時間を想う。そして見た後のインパクト。態度や行動を揺さぶる力があるか。 [5/15]

2014-05-16 07:54:09
Fumitoshi Kato @who_me

#fw14s 「気づく力」を育む。ちょっとしたきっかけで「放っておけなくなる」感覚。そのための「よい課題」を設計する。社会調査のタイプと役割。因果関係を説明するまえに(なぜ)、事実を確認・整理(どうなっている)を怠らないこと。 [5/15]

2014-05-16 07:59:15
Fumitoshi Kato @who_me

#rd14s 10のグループでバルンガ。異文化コミュニケーションの状況を、どのようにゲームとして表現するか。言語のちがいを(疑似)体験するために、言語を使わないという発想。ルールと自由。移動と適応。いろいろな論点でふり返ろう。 [5/19]

2014-05-21 00:01:55
Fumitoshi Kato @who_me

#dl14s 木村健世さんがゲスト。パブリックアートの考え方とアプローチ。現場と深く関わりながら、〈適切な〉メディアをえらぶ。人びとが、ごく自然にふるまいを変えるようなしかけ・仕組み。ディテールへのこだわり、丁寧に続ける努力。 [5/20]

2014-05-21 00:22:42
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14s 「氷見キャンプ2」のふり返り。できあがったモノだけではなく、つくる過程を考える。コミュニケーションが、現場をつくるということ。よい「キャンプ場」が、体験を豊かにする。4年生卒プロ報告は今学期あと2回。 [5/20]

2014-05-21 05:53:02
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#fw14s 企画書の講評。「具体的である」ことの意味を再考する。現場に赴くフィールドワーカーは、ユニークな経験をする。その唯一無二の経験を、どのように記録・記述するか。「私の気づき」を「私たちの理解」に変えるための方法とは。 [5/22]

2014-05-24 11:55:26
Fumitoshi Kato @who_me

#sf14s (前回は欠席)きょうは関内で「ファブ・シティ・コンソーシアム」の説明会。なかなかの盛況。ふだんの肩書きを捨てて、自由闊達なディスカッションは可能か。さらに手を動かして、実際に何かをつくろう。大きな実験のはじまり。 [5/22]

2014-05-24 12:00:23
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#eis14s 土曜日のキャンパス(補講)で最終回。1分間のビデオは、どれもよかった。The Fun Theoryは「おもしろさ」で解く試み。損得勘定ではない、不思議な力の源泉。個人的にはアオキ君とシライ君の横断歩道が◎。お疲れさまでした!

2014-05-24 12:16:42
Fumitoshi Kato @who_me

#rd14s 最終回。2コマ続きだと、もう終わり。各グループのプレゼンテーション+講評。どれも、面白かった。ここで終わりにするのはもったいないと思える企画がたくさん。これからに期待したい。つくりながら考える⇄考えながらつくる。そのくり返し。

2014-05-26 23:17:24
Fumitoshi Kato @who_me

#dl14s ゲストスピーカーは水野大二郎さん。ファッションデザインは、モノとコトとが出会う場として現れる。トルソーの上では完結しえず、着る、脱ぐ、見せる、見られる、洗う、繕うなど、動きのなかでその〈姿〉を理解することが大切。 [5/27]

2014-05-28 07:08:19
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14s 大学院生の報告。なぜか、みんな緊張気味。大切なのはフォーカス。テーマを明解にすることは「よそ見」をしないこと。それは、周りをきちんと見ること。他のさまざまな可能性を知ることが、「よそ見」をしないコツ。 [5/27]

2014-05-28 07:20:04
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#fw14s 補講日なので、キャンパスはとても静か。ぷち課題の講評、企画書へのコメント(続き)、そして、フィールドワークは「無知であること」を認めるところからはじめるという話。「異文化」への接触は、まずは観察から。少しずつ、ラポールを築く。

2014-05-29 19:23:36
Fumitoshi Kato @who_me

#dl14s ゲストはtakramの渡邉康太郎さん。飽きさせない語り。大学の講義であることをよく理解し、聞き手を考えた構成。コミュニケーション能力こそが、デザインプロセスに大切だということ。つねに執拗なリサーチとポジショニング。 [6/3]

2014-06-04 23:48:30
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14s 「渋谷をはかる」のプレゼンテーション。はかる対象・方法が少しずつ明確に。ただし、語り方が粗い。課題のねらいは、これまでにない、まちの経験をつくること。そのための手続きを考える。調査者自身が没入すること。 [6/3]

2014-06-04 23:56:05
Fumitoshi Kato @who_me

#日本研究概論2 今学期は1回だけ登壇。「続・日本の社会」という文脈で、〈場〉づくりについて話す。キャンパス(ホーム)↔キャンプ(アウェイ):短期↔中・長期という軸で、学ぶ環境を考えてみる。滑舌はまずまず好調。気持ちよく話せた。 [6/4]

2014-06-05 00:02:50
Fumitoshi Kato @who_me

#fw14s 長岡健さん(@TakeruNagaoka)がゲスト。テーマは「やる気」。「やる気」の理解は、(組織内の)評価される・評価するという社会的関係のなかで構成される。フィールドワークという方法をとおしてこそ、接近できる。 [6/5]

2014-06-07 00:06:39
Fumitoshi Kato @who_me

#sf14s FabCityのミーティング。各地のファブラボの成り立ちの紹介、コンソーシアムでの活動に向けたヴィジョンの共有。空間としての整備はもちろん大事だが、ぼくの関心は時間の使いかたの変容。「いつ、つくるの?」という問い。 [6/5]

2014-06-07 00:12:28
Fumitoshi Kato @who_me

#dl14s ゲストは中西泰人さん。即興と計画という文字が、ying-yangとともに示される。なるほど、現場は複雑で何が起こるかわからない。でも「場当たり」でも「その場しのぎ」でもない即興。それが、創造的な場所へのアクセス。 [6/10]

2014-06-11 22:45:28
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14s 「卒プロ」進捗報告は3周目。どうやって、じぶんのプロジェクトを育ててゆくのか。240日後への想像力が弱い。実験はもっと大胆に、徹底的に設計する。「ふつう」を理解するためには、「ふつう」ではいられない。 [6/10]

2014-06-11 22:54:52
Fumitoshi Kato @who_me

#fw14s 中間プレゼンテーション。どの発表も面白かった。これから、さらに深く細やかに対象に接近すれば、いいフィールドワークになる。相違や変化が見つからなくてもいい。「見つからない」ことが、発見になるからだ。もっと、たくさん聞きたかった。

2014-06-12 23:14:36
Fumitoshi Kato @who_me

#dl14s 所用により大幅に遅れ。きょうは、田中浩也さんが「世界を旅すること」について。教室に入ったら「Solar Sinter」のムービー。サハラ砂漠の砂をつかったものづくり。エネルギーと素材の調達。旅は「可能性の範囲」を知るチャンス。

2014-06-17 23:37:38
Fumitoshi Kato @who_me

#vanotica14s 「彦根キャンプ」のふり返り。ぼくたちの活動を成り立たせているさまざまな要素は、どう結びついているのか。現場はおなじだけどちがう・ちがうけどおなじ。自発的で「佳い」関係になれば、関係性は意識しなくなる。 [6/17]

2014-06-18 00:17:24