紅茶の不思議 ~お料理と科学シリーズ~

珈琲に詳しいy_tambeさんは紅茶にも詳しい。 カテキンとかポリフェノールとか。 いつも面白くてためになる解説をありがとう。
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最初は珈琲とビタミンB1の話だった。

Y Tambe @y_tambe

その昔、コーヒーはビタミンB1(チアミン)を破壊すると言われてたことがあってな…。 結局、実験の結果、そうした事実はなかった。ただしコーヒーに含まれるクロロゲン酸がチアミンと結合するため、同時に摂取すると吸収を阻害する可能性がある(腸内で外れるので大差ないという説もある

2014-04-11 12:24:36
Butayama3 @Butayama3

@y_tambe  貧血になるというのは聞いたことあるある。

2014-04-11 12:29:23
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 クロロゲン酸と鉄イオンも結合して、吸収阻害は起きます。お茶も同様。が、それと貧血になるかどうかは別で、実際に調査した結果、コーヒーを飲む人と飲まない人で比較しても貧血になる/ならないに差はなかったという報告があります。また鉄分補給のための(続

2014-04-11 12:32:04
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 承前)くすり(鉄剤)については、昔は「お茶と一緒に飲まないように」という注意があったのだけど、今はありません。というのは、鉄剤にはかなりの量の鉄分が含まれているので、お茶やコーヒーと一緒に飲んで、多少吸収が落ちたところで、十分な効果があると判明したから。

2014-04-11 12:33:53
Butayama3 @Butayama3

@y_tambe  なるほど、これもまた量の問題なんですね。

2014-04-11 12:40:48
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 です。ちなみに、鉄分の吸収阻害の点では、コーヒーよりもお茶のタンニン(カテキン類)の方が影響が大きいと言われてます。

2014-04-11 12:45:10

あれあれ、鉄分の吸収阻害については、お茶の方が影響が大きいって。

Butayama3 @Butayama3

@y_tambe  なるなる。食事中にはほうじ茶で、食事に緑茶、というのは理にかなってるんだなあ。

2014-04-11 12:46:32
きょん @Rosa_centifolia

@y_tambe @Butayama3 タイムリー横ヤリ失礼。姑が貧血で鉄剤処方されて、お茶は2時間はタンニンにくっつくからだめだと言われてまーす。

2014-04-11 12:48:34
Y Tambe @y_tambe

@Rosa_centifolia @Butayama3 10-15年くらい前の情報をそのまま引きずってると、そう指導するだろうと思います。 この辺りがわかりやすいかな?|鉄剤はお茶と一緒にのんではいけないですか?‐市立池田病院 - http://t.co/ZPl99u5Esu

2014-04-11 12:55:55
Y Tambe @y_tambe

あ、待てよ。僕が持ってるテキストとはメカニズムが若干違うな。 鉄剤には十分な量の鉄分が含まれてるからOK、という説明は『飲食物嗜好品と医薬品の相互作用』(1998年) http://t.co/FiZmqM1XLC に出てたはず。

2014-04-11 13:01:31
Y Tambe @y_tambe

@Rosa_centifolia @Butayama3 何か別の理由があるのかもしれないですね。一般論としては、かなり安全よりの立場でも30分程度ですね。 | マスチゲン博士の貧血研究所(マスチゲンS錠:クラッとする貧血に) - http://t.co/Yg9P6Jh8ZN

2014-04-11 13:07:53
きょん @Rosa_centifolia

@y_tambe @Butayama3 お話しに割り込んですいません。ありがとうございます。確かにあんな大きな鉄剤がお茶のカテキンで吸収されるなら最強過ぎますよね。

2014-04-11 14:05:42

ここから、紅茶の色が入れるものによって変わるという話。
蜂蜜を入れると・・・。レモンは・・・?

Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 例えば、紅茶にハチミツを入れると色が黒く変わるのだけど、これは紅茶に含まれるタンニンと、ハチミツに微量含まれてる鉄分が結合することによります(タンニン鉄という複合体を作る)。こういうティーカップや試験管の中でも簡単に確認できるので、古くから現象は知られてた。

2014-04-11 12:48:36
Butayama3 @Butayama3

@y_tambe  レモンいれると色が薄くなるのは、えーと、、、、(・∀・)

2014-04-11 13:41:35
Butayama3 @Butayama3

@Butayama3 @y_tambe  テフアラビンは酸性が強くなると色が薄くなる。へえー。

2014-04-11 13:51:00

違う、テアフラビン 

Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 pHが下がる(=より酸性になる)からです。紅茶の赤い色はテアフラビンやテアルビジンと呼ばれる、水溶性のタンニンによるものですが、クエン酸などを多く含むレモン汁を入れ、pHが下がると色が消えます。|ここが判りやすい http://t.co/zMO6fd1bSW

2014-04-11 13:52:00
Butayama3 @Butayama3

@y_tambe ははあ、タンニンの一種ですか。

2014-04-11 13:53:13
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 おしい。テア=Thea(茶 チャ の昔の学名で、英語のteaと語源が同じ)、フラビン=フラボノイドの仲間、という感じの名前。

2014-04-11 13:54:50
Butayama3 @Butayama3

@y_tambe  うわ、まちがえとる。

2014-04-11 14:05:20
Y Tambe @y_tambe

@Butayama3 元々は、茶カテキンです。紅茶を作るときに、お茶の葉っぱに含まれてる酵素の一種(ポリフェノールオキシダーゼという酸化酵素)が働くことで、カテキンを酸化すると、カテキン同士がくっつきます(酸化重合)。二つのカテキンがくっついて出来るのがテアフラビン。

2014-04-11 13:58:33
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コメント

がんちゃん(コピミル父ちゃん) @gan_jiro 2014年4月13日
ホンマ奥深いねぇ。そのうち、野菜のアントシアニン(ポリフェノールの一種)について、誰か解説してくれんかな。あんた自分のブログに書いとるやんけ、言われるかもやけど化学的理解については今ひとつ・・・。
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飯島明子 @a_iijimaa1 2014年4月13日
面白いよう、面白いよう♪ これで入り口ってのがまた素敵すぎ☆
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