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@camellia_onibi @Delstella_ 「生魚は苦手ってお方も多いから、よかった、お気に召したみたいで」 へらり、と笑顔を向け、別の皿に取り分けた同じ物を緑蛇の王子にも勧める。 「……よく噛んで食べてよ、ステラ」 じとりと視線を送る。
2014-04-16 23:45:44ジェネヴラの引いた椅子に座って思案していた 「切っても切っても元通り、剛強で軽やか。いやいや、餅とは恐ろしい。ハッハッハ」 独り言。雑煮を食べてるようだ。 「まぁその時は椀の底から火で溶かし、食べやすくするだけか」 それで食えるならそうしよう、と呟く。 そうして獅金人の昼は終わる
2014-04-16 23:45:48@camellia_onibi @lyenrow 「……いやすまない、悪気はないのだ」 呑み込むタイミングを逸してしばらくもちもちと咀嚼し続け、嚥下してからやっとそう告げる。 「やはり丸呑みが私には向いているようだ……」 顎がだるい。なぜ人の顎の骨は外れるようにできていないのか。
2014-04-16 23:46:53「アリフェリックス姫。言葉はまだ、少しだけ。……羽がたくさん、ぱたぱた。まるで御伽噺の妖精さん。思っていたよりも気さくで、他の姫様たちとも仲良しなひと。明るくて、気の利くひとなのかも……?」印象はまだ薄いから、抱く感情も曖昧だ。ただ、ぱたぱたした羽が脳裏を掠める。
2014-04-16 23:47:39「……美味かった。食いでもある。可能ならこれを豆の代わりに缶詰にしたいくらいだ」 かん、と。椀の底が、テーブルを叩く音。兵糧を素早く取る事に掛けて、ネザーフェミアの王子は才能がある。 「では、一同方。俺は先に部屋に戻る。今宵にテラスで集まった際にも、有意義な話が出来れば幸いだ」
2014-04-16 23:48:36@lyenrow @camellia_onibi 「すまない、頂こう」 取り分けられた生魚は無理せず丸呑みしようとした、が。釘を刺されておとなしく噛むことにする。もぎもぎ。 「……顎がだるい」 ついに声に出した。
2014-04-16 23:49:04@Nirfata 「冬って言うのは知らないんだ俺は。俺の国は年中暑いんでな。ただ備えを怠ると死ぬってのはわかる、前に日照りがきた時かなりやられたからな。ニルファタは雪を見たことあるのか?」想像する、まだ見ぬ四季をまだ見ぬ冬を。人が死ぬ程の気候には何処か悔しそうな表情を浮かべて。
2014-04-16 23:49:34「……漬けたら、美味しく頂けるかしら?」 テーブルの前、丸ごとの鼠の乗った皿を片手、傍らに置かれた蜂蜜を暫く見比べて。鼠に噛り付く勇気は出ず、そっとその場に皿を置きつつ。 「後で日記を、忘れず綴るようにしなければ、ね」 独白しては、鶏肉の皿を目掛けて小走りした。
2014-04-16 23:49:46「ミルウェル姫。覚えがあるなーって思っていたら、前にもあったひとだった! すごい偶然……」嬉しげに声、弾ませて 。「迷子だったひと。でも明るくて瞳、きらきらさせていたひと。大人しそうに見えて、わんぱくなひとなのかも……?」ゆる、と体、傾がせて。
2014-04-16 23:50:29広間を出る。 来た時と同じ、革靴が石畳を叩く音。向かう先は、自室。 各国毎に充てがわれた部屋は、それぞれの造りも違うだろうが、それはまた別の話で。
2014-04-16 23:51:28@jeltferluo 「参考になったなら何よりだよ、ジェルト」 もっちもちと餅を食す彼に笑みを向けつつ。 「僕はただ、いつも通りに振る舞っているだけだけど――」 鬼人の姫君との逢瀬を思い返す。 「訂正。そんなにいつも通りじゃないや」
2014-04-16 23:51:39@Delstella_ @lyenrow 蛇の王子が、生魚を咀嚼し溜息をつく姿を見て、カメリアがくっくっく、と笑う。 「でもさっきのより新鮮ですよぅ。そりゃ生きた獲物にはかないませんけどねっ」 そして今度は最後にとっておいた、味付けの濃そうな肉を頬張る。 「大胆な味!素敵!」
2014-04-16 23:51:42口にして見て、自分が誰をどう思っているかは把握ができた。親近感、尊敬、畏怖、心配、仲間意識……嫌悪の感情は、自分からは無い。向こう側にあるかどうかは分からないけれど。「……もう、夜かあ」昼の暖かさとは違って少し涼しすぎる横風が、巨大なマントをざわりと叩いて。
2014-04-16 23:52:51@jeltferluo 広間を出ようとする王子の背に、カメリアからキンキン声で投げられた言葉。 「餅は固くなるんですよぅ、それを持ち運んで、焼いて食べれるんですよーぅ。ご興味があったらそのうち、お声掛けをー!」
2014-04-16 23:53:41@swed_wing 「雪は冬に降る。高く積もって家屋を押しつぶすこともある」 ころころと表情を返る王子殿下とは反対に、此方は眉一つ動かさず。
2014-04-16 23:54:29「……冷えてきたな」 目を細めて呟く。気温に合わせて体温が下がれば、眠くなるのは必須。だが今は起きていなければなるまいと、温かいものを飲んで体温を上げるように気を配る。
2014-04-16 23:56:06食事はふくよかな体格の割にはそんなに取らず。会話の合間に少しつまむ程度で。雑煮、に関しては口の中でいつまでもちゃもちゃを繰り返す。 「……ずっと食べてて飽きない食感は、面白いです」 基本蜜が最低限あれば平気だし、野菜主食だから。食感を楽しむようにもちゃもちゃ食べ続けてた。
2014-04-16 23:56:35@genevra_s @szflela 「力はきっと何もないんです。でも思いは沢山こめてます。 温かいと感じて頂けたなら、ジェネヴラ王女の心が温かいんだと思います」 自然こちらも、綻ぶ表情。 「魔法、というのも話だけしか知りません。よければ後ほど聞かせて頂いてもいいですか?」
2014-04-16 23:58:29@Nirfata 「雪ってのは火山灰みたいなもんなのか…?あれ定期的に降ろさないと重みでダメになるんだよな。」明るく話しながらニルファタの表情を眺めている、動かないまるで人形のような表情を見ていると何かが刺さる。→
2014-04-16 23:58:32@Bruyerre_w @szflela こくこく、と水を飲んでは一息吐く。 何かを食べようかと思ったが、それよりも水分を補給することを優先した。 椅子の上で足を浮かし、ぱたぱた、と小さく動かしては、尾との違いをただ感じつつ。 ブリュイエールの問いかけには、満面の笑みで頷いた。
2014-04-16 23:59:24@Nirfata 「ニルファタは自分の国が好きか?」そう問いかけようとした所で言わずに言葉を止めて。「そろそろ時間だな、部屋まで送っていいか?」そう遠慮なく尋ねて。「支度もあるだろうから一旦戻ったほうがいいだろう?」
2014-04-16 23:59:46@aryphoerix_bird くるくるり、手を取られてくるくるりと己も自然と周る。足元おぼつかないし運動神経は悪い。 けれど提案には嬉しそうに笑って元気にうなずいた。 「はい!ぜひ、ぜひおねがいします。楽しみです」 返事のように、ぎゅ、とつながれた手を握り返した。
2014-04-16 23:59:49時間の流れるのが早いこと。蒼兎の王子の背を見送りながら、皿に盛った最後の魚を口に入れ、咀嚼し飲み込む。グラスに残った少ない水を飲み、緑蛇の王子と、鬼人の姫君、妖翼の姫君の方を振り返る。 「ちょっと部屋に取りに行きたいものがあるんだ、ここらで一度、失礼するね」 笑みを向ける。→
2014-04-17 00:00:31@camellia_onibi 「迎えに来るから」 囁く。待っていて、と付け足す。 「カメリア殿に、あげたいものがあるんだ」 声は弾む。そのまま、行儀悪い事を自覚しつつも、大広間の扉に手をかけ。 「すぐ戻るから!」 押し開けた扉の先、廊下に出るやいなや翼を広げ、部屋へと急いだ。
2014-04-17 00:00:41