キャラ関係については主要人物が特別空気になっていないという印象だった。その中で北斗と銀河のダブル主人公についても非現実側と現実側の世界でやるべきことを果たす存在として共に手を取り合っていたように見えるかも。
2014-09-07 19:22:03ここら辺は最初北斗が主人公で銀河が相方ではないかという印象だったが北斗が敢えて電童ではなく凰牙に乗り込むとの発想で見えてきた点だったかもしれない。
2014-09-07 19:22:55そのおかげで北斗はスバルとの交流や、アルクトスの人々を説得するといった役割を担う事が多いと思えた。凰牙のパイロットである分積極的に戦う必要性から解放され(無論出番は多いのだが)、ドラマ面を担う主人公になっていたと思う。
2014-09-07 19:24:24その一方で銀河は電童のパイロットとして戦う姿がより強まって行った。特に北斗を取り戻す観点で強敵との戦いを担っていた所があり、ロボットバトルとしての主人公が銀河だったかと。
2014-09-07 19:25:303クール目であえて凰牙に北斗を乗せる試みが、北斗と銀河が主人公としてやるべきことを明確に与えていたと思う。もし銀河が凰牙を操る展開だったら凰牙の出番は少なくとも減っていた予感はする。
2014-09-07 19:26:54いわば北斗が非現実的な人々に囲まれて育ち、星を超えた人々との交流で平和への糸口を探す役割で、銀河が現実的な人々の元で育ち、日常を守るためにガルファと戦う事を担っていた。この二人が対等な関係で協力し合っていたのだと思う。
2014-09-07 19:28:28最終回の件ではそんな北斗と銀河が電童2人乗りで再び最後の戦いに挑むノリが心憎い。ここら辺は最終決戦にあえて初代主役メカで挑むノリを彷彿させるものかもしれない。
2014-09-07 19:29:26また、凰牙をアルテアが駆る最終回は、2クール終盤を彷彿させる頼れる助っ人としての色合いが出ていた。北斗が乗っていた頃の凰牙も電童の助っ人としての役割があったが、アルテアが乗っている分より力強い存在として映ったのかもしれない。
2014-09-07 19:30:32また一度北斗と銀河が別の機体に別れてから最終回で元の2人乗りで挑む描写についても、スバル編と絡めると一旦二人をバラしてそれぞれのドラマを書く意図もあったのかもしれないと感じる。スバル達との交流、電童で戦う事とそれぞれ別々の経験を得て1つにまとまった時には前よりも強くなっていた
2014-09-07 19:32:08第33話……ここら辺の話は若干駆け足な所もあるかもしれない。描かれるのはGEARに保護されたスバルが徐々に心を開いていく点と、ガルファの本星には植物が豊かだったとの事実、そしてゼロによるGEAR壊滅計画。
2014-09-07 19:35:21ここら辺はスパルが仲間になっていくまでもう少し尺を割いても良かったかもしれない。ちなみにグルメイら3人組についてはその後ちゃっかりGEAR側に居座っていつの間にか善人になっていた点は妙に微笑ましい。
2014-09-07 19:36:53第34話……壊滅した基地から本来の宇宙戦艦としてのメテオの姿が蘇るネタと、メテオの砲手として電童と凰牙を救って仲間である事を証明するスバルの描写はベタながらも彼が過去を決別する描写としては効いていたかと思う。もう少し北斗かゼロのどちらかを取るかとの考えがあっても面白かったかも。
2014-09-07 19:39:11ちなみに、今回キバストライカーではなくキバブレイカーが登場する唯一のエピソード。ちなみにその次の回でキバスピナーが出てくるのだが姿は……残念ながら出てこなかったような。少なくとも武器に変形していた覚えがない。 pic.twitter.com/yiI11Qw1ot
2014-09-07 19:40:43第35話……Aパートの北斗、エリス、銀河と家族の別れに関してのドラマがなかなか熱い。妻や息子と同行したいと望む圭介は自分が二人の帰還を喜ばなければいけない役割があると気付き家へ残る事を選んだり……
2014-09-07 19:42:05また初登場となるエリスの両親については娘の出発に対して準備でてんてこ舞いになるが、必要なのはデータディスクと家族の写真一枚だけでいいとエリスが自信を持って言い張る点が少し微笑ましい。
2014-09-07 19:42:47このエリスの態度は必ず帰ってくるから安心してほしい両親へ安心させる意味もあったかと。それも直ぐに帰ってくるのだから戦いに必要なディスク1枚とお守り代わりに家族の写真一枚があれば大丈夫と。それさえあれば絶対帰ってこれると意味するかのような。
2014-09-07 19:43:55また銀河の別れでは源一との再会と彼が取材時に何時もつけているお守りを銀河に託す流れが面白い。彼がいつもあぶなっかしい所に取材してもお守りのおかげで大丈夫だとの事で、それを渡せば銀河も多分大丈夫という理論は妙に説得力がある(笑)
2014-09-07 19:44:51そこで遠くへ行く者として必ず帰ってくる事が約束との台詞で、なかなかユーモラスな印象のある源一父さんによき父親らしさを示す事が出来ていると思う。
2014-09-07 19:45:27またC-DRIVEがメテオの無事を祈る為にライブコンサートを開くとのイベントも心憎い。彼女達は3人の家族と比較すると接点は少ないのだが、メテオに全てを託す大勢の人々の代表格としてライブで人々の意志を代弁しているかとも。
2014-09-07 19:46:38そして今回から最終回までガルファ本星とメテオの対決が一進一退のまま進んでいく展開が手に汗を握る。最終回まで本当に有利な状況にならない中、メテオ側がどうやってチート性能の本星の中枢にたどり着こうかと手を変え品を変えと挑む姿はなかなか楽しい。
2014-09-07 19:47:42これに関してはゼロが中枢部のガルファ本星を破壊しない限り何度も復活するとの設定が大きいと思う。ゼロがただでさえ強いのにチート的に蘇るので作戦を阻む強敵として最後まで上手く機能していた。
2014-09-07 19:49:11第36話について若干触れるが、本星のシールドを突破する為にファイナルアタックでこじ開けた穴をクロックマネージャで固定しても、バルハラ1機しか侵入する事が出来ず、内側からシールドのシステムを破壊しても別のシステムが起動して直ぐにシールドが復元される辺りがしぶとい。
2014-09-07 19:50:33