そこにゼロが妨害を仕掛ける為結局凰牙しか本星へ突入出来ず、突入失敗した電童は敵の包囲網に遭い、逃れようとしたらメテオごと螺旋城に後ろを取られて重力圏から逃れられなくなると一寸でも気を抜いたら負けとの状況がスリリング。
2014-09-07 19:52:17第36話……作戦関係は若干35話で述べたのでガルファ本星の謎について。この話でガルファ本星は意外にも自然豊かな惑星だったと提示してスバルが緑に興味を抱く理由と結びつける。何故機械化しようと企むかの件は、ガルファが惑星に自然をもたらす王として自分の意のままにさせるつもりだったのか
2014-09-07 19:53:37ただここら辺は、次回で見られたアルクトスの人々のネタと共に駆け足で語られてしまったと思う。ガルファ皇帝のキャラについては純粋に宇宙の支配を企む王として描かれていたが、もう少し長いとそれ以外の一面も見えたのかもしれない。
2014-09-07 19:55:42第37話……スバルと母親の再会とのネタについては若干無理した所があったかもしれない。スバルがアルクトスの民を引っ張る存在として動かせる理由があったのかもしれないが、もう少しアルクトス側の人々の描写、北斗との別れを掘り下げても良かったかも。
2014-09-07 19:57:09戦闘描写関係ではアルテアと銀河のやりとりが地味に良い味を出していた。戦闘指揮官として君臨するアルテアが銀河を初めて名前で呼ぶとの事で最終決戦に挑む彼を本当に一人の戦士として認めたのではないかとも思えたり。
2014-09-07 19:58:21ここら辺26話の時点で北斗と銀河に対してGEARを託すには相応しい子供だと称賛していたが、この話では銀河を名前で呼ぶことで彼一人としても十分成長したと知らせるようなシーン。3クール目で二人が強いからそれぞれが強いへと変わっていき、最終回でそれぞれが強いから2人だとなおさら強い。
2014-09-07 19:59:37アルテアはベガの兄との設定もあり凰牙に北斗を乗せる事へ説得性を与えていた人物でもあったが、キャラクターとしての絡みでは銀河の方が印象的だ。北斗には凰牙を譲る意味を与えて、銀河には電童で戦う戦士としての心構えを教えていたかのよう(第31話の件も含む)
2014-09-07 20:01:01作戦描写ではやはりシールドシステムを突破する事とゼロを倒す事にないなりに必死な姿勢を見せている。シールドシステムを突破する際にメテオのシールドを犠牲にする覚悟や、ラゴゥのウィルスデータが残っていたとの過去のネタを再利用してゼロのデータを腐食させるデータミサイルを生成するネタが良い
2014-09-07 20:03:11最終回……最後の最後に登場したエールフェニックス。その姿はどことなくフリーダムっぽい気がしなくもない。 pic.twitter.com/hXTVjmBuP5
2014-09-07 20:04:10この最終決戦はエールフェニックスの登場に伴い、これで勝てる!という勢いが最後まで出ていた。今までの一進一退の戦いはガルファを倒せる唯一の術であるエールフェニックスが見つからないとの事でないなりに何とかしのぐのが精一杯だったが……。
2014-09-07 20:05:02エールフェニックスが希望という無尽蔵な力として最終回では発揮されていた。いくらファイナルアタックを駆使しても尽きない力で本星のバリアーを突破し、ガルファ皇帝に対してもエールフェニックスがさらなる力と共に大太刀へと姿を変えて一気に切る。 pic.twitter.com/8TMQXOtlSb
2014-09-07 20:06:56また最後の最後にアルテアが凰牙へ復帰してベガと共にゼロを倒す役割を担った事も美味しい。兄妹が初めて最前線で戦う事が過去を乗り越えて和解した二人を意味するようなものであり、大本命のガルファ皇帝へと立ち向かう少年2人を支える大人二人とも見て取れそうである。
2014-09-07 20:09:47OP2番を流してラストバトルは圧倒的な勢いで進み、ラストは結構あっさりと締めくくった印象だった。個人的にはスバル関係があっさり流されてしまった所は惜しいかもしれない。
2014-09-07 20:10:46ただ留守を守る存在として圭介さんがキャスターとして電童達の勝利を宣言するシーンはなかなか好きだった。ここら辺は彼が一般市民の代表者として、また妻と息子の帰りを待つ父親としての心境が良く出ていた。
2014-09-07 20:12:02そしてラストカット。この頃の世界と3人のその後は分からないが、少なからずその後は明るいものであるとはふと感じる事が出来そう。なんか微笑ましい pic.twitter.com/PMXBdF0tjU
2014-09-07 20:13:31といった所だろうか。正直ここまで面白いとは思ってもいなかった。侵略者に対して少年が搭乗型ロボットを操って戦う正統派の作風が可能な限り当時の時代にアップグレードされていた存在でもあり、ある意味マジンガーZから続く路線の集大成、終着駅なのかもしれないとふと。
2014-09-07 20:14:56こじつけ気味だが電童は00年の10月から01年の6月までとちょうど世紀の狭間で放送されていた。そんな時代と共に旧世紀のロボットアニメを統括してなおかつ、新世紀へのアップデートに成功した作品なのかなーって。言いかえると懐かしいようで新しい、様々なノウハウが見事に使いこなされた奇跡。
2014-09-07 20:17:47そんな感じで約半年かかったが、GEAR戦士電童の視聴感想を終わろう。227番目の視聴完了作品として刻もう。
2014-09-07 20:18:15