無事最後まで完走する事が出来た。思ってみれば最初から最後までダレることないテンションでゴールを迎えたと思う。何というか色々な意味で見直してしまった。
2014-09-07 18:48:03いや、本当に面白かった。全体的に思った事とすれば、電童はコテコテのスーパーロボットものの感覚を持ちながらも、ステレオタイプな古臭さが見事に払拭されているような印象だった。王道路線だが決して古臭くないバランス感覚。
2014-09-07 18:49:50最初のころにガンダム、マジンガー、エヴァ、勇者・エルドランシリーズ辺りをごった煮にして割って生まれたような最終兵器・電童と言ったのだが、小学生の日常、あるあるネタといったライトなネタから小刻みに挿入されるイベントで見せるシリアスな味わいと硬軟を使い分ける作風が終始存在していた
2014-09-07 18:51:42なんというか様々なロボットアニメの膨大なノウハウを、販促的な要望と照らし合わせながら適材適所に使い分けれていた感じだと思う。30年ほどのノウハウが洗練された存在として生まれ変わっている。ここら辺ちょっとゾイドジェネシスっぽい感覚を覚えた。
2014-09-07 18:53:35評価するとストーリー、キャラ、メカ5、作画・演出など4。データウェポンの扱い組み合わせの上手さや、要所要所over the rainbowをバックに展開されるバトルのテンションを考慮してここは105点となかなか高得点を付けることにした。個人的に神の領域の1つ
2014-09-07 18:55:12個人的に00年代作品ではゾイドジェネシスに続いて高い評価をした作品になると思う。いやこの作品もノーマークだったのでまさか1話見てから最後までここまでのめり込む事になってしまうとは思ってもいなかった。
2014-09-07 18:56:36いや、正直こんなことを書くと怒られるのかもしれないが冗談抜きで福田夫妻見直したかもしれない。なんかクロスアンジュに期待しても良いような気がしてきた
2014-09-07 18:57:49なんかベタ褒め感が凄い。一応惜しい点を先に書くと3クール目のスバル、ガルファ本星の最終決戦編はもし2クールで展開されていたらどうなっていたのだろうかと思う所だった。ここら辺はラスト2話でアルクトス側の生き残りについての描写はもう少し掘り下げることが出来たのではないかと思う
2014-09-07 18:59:07またスバルについてももう少し掘り下げられたかもしれない。キャラの偏りと言うより(多分少女としての設定でもあまり変わらなかったと思う)も、単に尺がそこまで足りていなかった事の方が大きい。
2014-09-07 19:00:03スバル関係については賛否両論があるそうだが、個人的に尺の関係でややあっさりしてしまった所は惜しい所として挙げるかもしれない。逆に1クールに集約したことでダレずに最終決戦へと突入していく勢いを保てたという事もあるので、3クール目の尺はあれで良かったのかもしれないとも思うが
2014-09-07 19:01:11ただ、スバル編は北斗と銀河の物語としては必要だった所って考えているかなと。このスバル編がないと北斗と銀河のキャラクター面が若干乏しくなっていたとは思う。
2014-09-07 19:02:23それ以外の点では……ブルホーンの出番と、輝刃のブレイカー、スピナー形態が1回ぐらいしか出番がなかったぐらい。本当にしょうもない点なのだが。3クール目があっさり気味だった事を除くと概ね不満はありません。
2014-09-07 19:03:28ブルホーンはアルテアが手に入れた2番目のデータウェポン、1人乗りの電童としても3番手のポジ、全データウェポン合体形態で一人だけ参加できないとそこは少し可哀そう。なんかたまたま貧乏くじを引いてしまったようなものに近いものなのだが。
2014-09-07 19:05:03とブルホーンの件で少し書いたが、個人的に電童で評価している点としてはデータウェポンの扱い方だったかもしれない。データウェポンのバーゲンセールになってしまうのではないかと最初の頃心配していたが、見終わってみればほぼそのような事態には陥らなかったかなと。
2014-09-07 19:05:55この手の強化アイテムだと、どうしても出番の偏りとか最強装備無双になってしまいそうなのだが、電童の場合レオサークル&ユニコーンドリルがメイン、キバストライカーが最強装備の立ち位置ながらも他の面々にも可能な限り出番が与えられていたと思う。
2014-09-07 19:08:59個人的に1クールの時点で敢えてデータウェポンを全てどちらかの陣営が手に入れてしまう展開(めメテオキューブを餌として利用する作戦が熱い)を思い切ってやった所が大きいと思う。早い段階で全種類のデータウェポンに出番を与える用意が整っていたので見せ場が結構あった。
2014-09-07 19:10:32また全部データウェポンを手に入れてからの展開でもレオサークルとキバストライカーが死にかけたり、一旦4種のデータウェポン全員が失踪してしまったり、バイパーウィップ、ブルホーンの復帰といったデータウェポン関連のイベントがちりばめられていたので話としても存在意義があったかと。
2014-09-07 19:11:52バトルについても単に電童の武器として使うだけでなく、別動隊として使ったり、セルブースター登場以降は雑魚、サブ敵に対してのファイナルアタックを様々なメンバーに与えさせたり。クロックマネージャーやイリュージョンフラッシュといった特殊技との組み合わせも良かったかと。
2014-09-07 19:13:09ついでに日常での遊び相手として出てくるような事も多く、彼等は言葉を喋らないのだが日常でのやりとりを見るだけで自然とキャラ立ちがしていた。特にレオサークルは乙女との交流ネタやポストペット代わりとして動く話が面白かったかと。
2014-09-07 19:14:03またキバストライカーが最強武器であっても、電童と凰牙のコンビで動く作風によって必ずしも使われないパターンが出来ていた。データウェポンに限らないことだが、戦闘シーンがワンパターンにならずバリエーションが幅広かった点が電童が面白いと思えた点かもしれない。
2014-09-07 19:15:37ストーリーの展開もいきなり巻き込まれての戦いから螺旋城へと拉致されてからの脱出劇と序盤でテンションをあげることに成功していた。データウェポンを地道に集めていくイベントになるかと思いきや、一気にデータウェポンを手に入れ、セルファイターを登場させるネタでまたテンションを挙げたかと。
2014-09-07 19:17:06ラゴゥ登場からキバストライカー誕生編まで、凰牙再登場から螺旋城崩壊まで、自分より強い強敵に対して追い詰められていく状況を書きながら曲りなりに立ち向かう電童の描写も上手く、それでも駄目との時点でサプライズを起こす盛り上がりが良かったかもと。
2014-09-07 19:19:01また後ほど描いていこうと思うが、ガルファ本星へ向けての最終決戦では、絶望的な強さを誇る本星のバリアーをどうやって突破するか、不死身のゼロを仕留めるかで一進一退していくGEAR勢の戦いが凝っていたかもしれない。
2014-09-07 19:20:01