見栄で車を買おうとした未成年が社会の鉄槌を受けた件

自動車購入をとある中古屋で決意して契約したものの未だ納車されない未成年者は、実はとんでもない勘違いを犯していたのだった。工学的・法学的観点から、若者に蔓延る"見栄の自動車"の危険性を告発するッ!
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ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

当たり前だが、ハンドルを大きく回せば前輪も大きく曲がるし、又逆も真也。言い換えると、ハンドルを大きく回せる事が車を大きく操れる事になる。そしてそれは逆に、旋回時の微調整の可能性も大きくする事につながる。裏を返せば小径ハンドルはその可能性を小さくしている事でもある。

2014-04-16 13:53:58
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

ここ迄云って、"シャコタン硬シート小径ハンドル"なんて競技者仕様を真似する様ではイカに自らの命を危機に曝しているかと云う事がお判り戴けるのであろうか?ここ迄云っても"シャコタン格好良い"とか"レース仕様ハンドル憧れる"とかほざき続ける連中には自動車を買う資格は無い!。

2014-04-16 13:56:07
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

ましてや、自動車といえども、購入の際には自らとの相性を確かめるに決まっている。そして、相性が良ければ購入決意し手続を執り行うはずだ。これは取りも直さず、"自動車と云う新しい家族"を迎え入れる手続きである。ペットだって同じである。取引相手がカーディーラかペットショップかの違いだけ。

2014-04-16 13:58:07
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

更に云うと、所謂"煽りエンジン"は、云ってみれば"声を嗄らす"事をエンジンに強いているのと変わらない。そんな"ぞんざいな扱い"を車にして行けば、やがて車の体調は悪化し、そして人間で云う所の"病院行き"、下手をすれば"入院"と云う羽目になる。人間でもここでお金が掛かる。況や自動車。

2014-04-16 14:00:22
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

自動車の入院は人間の入院とは比較にならない費用が掛かる場合がある。それは、"輸入車"であったり、"部品が入手困難"だったりと理由は様々。更に自動車の場合は人間には無いもう一つの必要経費が存在する。"自動車責任賠償制度"所謂"自賠責"だ。更に人間には掛からない"税金"も存在する。

2014-04-16 14:02:26
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

自動車にこれらの費用が掛かる最大の理由は、"扱い方次第で神にも悪魔にもなる"と云われる"機械"のその特性所以である。自動車は正常通常に扱えば快適で又安全な交通輸送手段である。しかし、一歩間違えば、恐ろしい"凶器"としての側面を見せる。"交通事故"だ。

2014-04-16 14:04:18
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

これは自動車と云うよりも"車輌"全般に云える事である。四輪自動車、自動二輪車、軽車輌凡てに。下手をすれば自転車だってセグウェイだって、果てはキックボードと雖も事故を発生させる。自転車同士が衝突して死亡事故になった例だってあるのだ。この際に誰が賠償の責を負うのか?自賠責はそこから。

2014-04-16 14:07:10
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

嘗て、四輪自動車所有者は、その自分の所有する車に"自家用"と書かれたステッカーを貼付する義務があった。それ迄の四輪自動車は殆どが"業務用"主体で、自家用使用は主に乗合自動車(ハイヤータクシー)の運転手などが社用車での通勤などの際に用いる程度だった。しかし、それを大きく覆した事態。

2014-04-16 14:09:19
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

乗用車普及(モータリゼイション)はそれ迄の自家用車の概念を一挙に転覆させた。国民に自家用車が普及し出し、自家用車登録に手間が掛かり過ぎる様になり、逆に業務用車輌が自家用車輌よりも少なくなると、今度は"自家用"ステッカーそのものが廃止される。現在は"業務用"ステッカーが主として現存

2014-04-16 14:11:35
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

又、これとは別に、自家用と業務用を区別する為に営業車輌のナンバープレートは自家用車量とは反転配色となり、所謂"緑ナンバー"が生まれる。自家用車両は白地に緑だが、営業車輌は緑地に白となる。そしてこれにはもう一つ、大きく重い責任を示す権利義務が発生する事になる。"第二種運転免許"だ

2014-04-16 14:13:54
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

第二種運転免許とは、旅客輸送に携わる運転者が必須の運転免許である。ハイヤー・タクシー・バスこれら凡ての運転何れかを生業とする者は、必ずこの免許を所持しなければならない。それは何故かと云うと、"旅客の生命健康を預かる身"だからである。そして一旦旅客に危害及ぶならそれの安全確保に尽力

2014-04-16 14:16:15
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

要するに、他人の命と健康を守って安全に旅客を目的地迄輸送するのが第二種運転免許所持者の責務だからである。そして、そこには、"尊く重い命"を他人から預かる"責任の重さ"があるのだ。但し自家用だからと云って、決してそう云う責任が無い訳ではない。寧ろ逆である。何時だってそうなのだ。

2014-04-16 14:18:20
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

自動車を運転する以上、最も重要視されるべきは、"自らを含めた乗員の安全と健康の確保"なのだ。その責任の重さから、"自賠責"への加入は義務付けられ、"自賠責"には"強制保険"なる別名が与えられている。対する"任意保険"とは、車輌の所持者が自由な契約内容の保険を保険会社と結べる。

2014-04-16 14:20:17
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

"任意"である以上、結ばなくても別に罪に問われるわけではない。然し、"自賠責"は"締結しないと罪になる"のである。自賠責を締結しない"非加入"には道路交通法で罰則が設けられているのだ。そこには"大きく重い命を扱う責任の重大さの自覚"と云う意図がある。

2014-04-16 14:22:14
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

そして、その事故になる危険性を小さくする為に自動車会社は腐心しているのを、シャコタン小ハンドル改造なんぞされるのは、その行為の目的に反する事なのだ。態々事故り易くする事自体が法律で禁止されるのは極自然で当たり前の事なのである。集団暴走行為も同じ理屈理由で禁止されている。

2014-04-16 14:24:25
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

しかも、その集団暴走行為をする一党、所謂"暴走族"の車輌の大半は、こう云った違法改造を受けている。即ち、そう云った車は、"見栄っ張り"の為の改造を施されているのだ。それを"格好良い"とほざく様な奴には、"危ないから身元保証をしっかりしよう"と訝しがられるのも当然と云う訳であろう。

2014-04-16 14:26:30
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long

工学的・学術的・法学的観点のどれを取っても、"見栄っ張りの車輌購入"がイカに危険なものであるかをこれで立証出来る。これに反論したいなら幾らでもするが良い。但し、自動車を愛さない人は、自動車に殺される。

2014-04-16 14:27:52