岸田繁氏（くるり）ハイレゾ配信への挑戦を表明

岸田繁 @Kishida_Qrl

②②売れる、ということは野球で言うと試合に勝つ、ということであり、チームプレーでやっているものと、個人競技では考え方が違う。俺らは俺らだけれども、やはりビクターの商品でしかないし、リスペクトを込めて、そこを自分なりに全うしているつもりだ。

岸田繁 @Kishida_Qrl

②③今後CDが市場の主力商品じゃなくなって、ハイレゾ配信になるならば、本気でそれを浸透させることをやりたいと思っている。それは、作り手として、リスナーとして、ビクターの契約ミュージシャンとして思うことだ。

岸田繁 @Kishida_Qrl

②④15年間仕事して、今日はじめて、現場とスタッフとの大きな距離を感じてしまった。いや、CCCDの時以来か。ややこしい話だけど、それくらいビクターのハイレゾ技術は素晴らしかった。たまたまその試金石になった音源を、制作D以外のスタッフが吟味しているか、ということに疑問を持った。

岸田繁 @Kishida_Qrl

②⑤世界中の多くのポップミュージックがmp3配信前提の今、制作現場ではコンピュータによるピッチ補正、リズム修正は当たり前の世界で、俺らもつい最近それをやるようになった。その倫理概念は兎も角、ハイレゾになると微細なニュアンスがやっと伝わるようになるから、生身に近い勝負になると思う。

岸田繁 @Kishida_Qrl

②⑥音楽は演者が出した心の声と、リスナーの景色や記憶、意識や主張とを繋ぐものだと思っている。それをより素敵なものにするのが、技術者や製作者の役割だと思っている。

岸田繁 @Kishida_Qrl

②⑦話はまとまらないが、仕事としての音楽と、自分のやりたい音楽の垣根を、産まれて初めて取っ払えるチャンスだと思っている自己チュー夜中連投と、ちょっとしたギョーカイ批判でございました。つまらなくてすみませんん。これにて。