相関などを使いリフレ批判された方のブーメラン⁈
- shinchanchi
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@tips0324 続)これらから、図2などで藤井氏がお示し下さった名目GDPと政府系の建設投資額には正の相関(相関係数+0.82)があるから"原田氏が「政府支出の効果はほとんどなかった」と断じている"のは誤りである、という御主張と拝察致します。(続 @smith796000
2014-04-21 23:18:33@tips0324 続)恐れながら申し上げますと、その御主張の図2のグラフを藤井氏の論文データを用いて2010年迄グラフを伸ばすと相関が殆ど見られなくなります。政府系建設投資額が減少しているにも関わらず名目GDPが増加していることも。(続 @smith796000
2014-04-21 23:22:03@tips0324 続)藤井氏が原田氏の論文への反証として挙げられた"政府系投資額が右肩上がりで伸びているうちは名目GDPが伸び、その減少局面では名目GDPも減少"ということが藤井氏の論文データを基にした(私の)分析結果で否定されております。(了 @smith796000
2014-04-21 23:24:40@shinchanchi @smith796000 話がかみあってないなぁ。いいですか!原田氏は1990年以降、「政府支出の増大で景気刺激策を行ってきたとき」には、MFモデルの影響で、公共事業による効果はほとんどなかったと言っています。つまり(続
2014-04-21 23:29:21@shinchanchi @smith796000 続)1990年から1998年の間、公共事業による効果はほとんどなかったと言っているんです。それに対して藤井教授はその期間のGDPと建設投資額を示してそんなことはないと言っているんです。
2014-04-21 23:33:11@tips0324 原田氏が示した期間とは何年〜何年でしょうか? 貴殿は「原田泰氏1990-1998年に限定した議論をしており、藤井氏が示した1990-1998年の相関を示せば、原田氏への反証として充分」という御見解ですか? Yes / No @smith796000
2014-04-21 23:57:10@tips0324 ご回答ありがとうございます。認識が異なりますね。お陰様で考えが整理できました。 今迄お付き合い下さり、ありがとうございました。 @smith796000
2014-04-22 07:52:08このまとめを作ったキッカケを書きました
今回のまとめを作ったキッカケは、田中さんが下さったヒント"藤井論説ではな・ぜ・か・90年代「のみ」焦点。21世紀まで藤井論文の図表2を延長せよ" ➡️相関などを使いリフレ批判された方のブーメラン⁈ - Togetterまとめ http://t.co/Hbpcljt34r
2014-04-22 08:13:32プロレス好きとしても知られる藤井聡内閣官房参与の書かれたリフレ批判記事を拝読した者として次の疑問を持ちました。 "他人のグラフに「さらに長い期間を取ると、両者の関係はどうなのか?」と感じられる藤井氏がご自身のグラフにも同じようにお感じになられない訳がない。何かご事情が?"
2014-04-22 08:18:35原田泰氏は"1990年代以降、政府支出の増大で景気刺激策を行ってきたときには、金融緩和をしていなかったので、政府支出の効果はほとんどなかった" http://t.co/4msSLkj0p9 と御主張。 「1990年代以降」は「1990年代のみ」でなく2010年も含むはず。以降ねw
2014-04-22 08:22:50そこで、極力、藤井聡内閣官房参与のロジック、論文データなどを使って、藤井氏ご自身の(主に図2を中心に)論説を検証してみた。 図2を藤井氏論文のデータを使い2010年迄伸ばすと、藤井氏ご自身が図2を作図してまで述べられた原田氏への反証が、成り立たないことを示してしまった…
2014-04-22 08:28:41藤井氏は"原田氏が「政府支出の効果はほとんどなかった」と断じている「1990年代」における、名目GDPと政府系の建設投資額の推移だ。ご覧のように、政府系投資額が右肩上がりで伸びているうちは名目GDPが伸び、その減少局面では名目GDPも減少していく。"と論述。
2014-04-22 08:32:33原田氏の主張「1990年代以降、政府支出の増大で景気刺激策を行ってきたときには、金融緩和をしていなかったので、政府支出の効果はほとんどなかった」の一部にしか該当しない「1990年代」に藤井氏が話を矮小化しているように見受けられる。賢明なる読者諸兄はいかがお感じになるのだろうか?
2014-04-22 08:35:051990年代の図2(藤井氏の記事より引用)と私が作図したExcelのグラフ(1992-2010)では似ている部分もあるが、2000年代以降、政府系建設投資額は減っているにも関わらず名目GDPが横ばい、増えているようにも見受けられる http://t.co/60cK5YcNZK
2014-04-22 08:39:26藤井氏が"ご覧のように、政府系投資額が右肩上がりで伸びているうちは名目GDPが伸び、その減少局面では名目GDPも減少していく"と御主張されたことの信頼性が損なわれ、 "つまり、「財政政策の効果は小さい」という原田氏の「断定的言説」は「誤り」であり"との御主張は裏付けを失っている。
2014-04-22 08:42:35図2の注記"各指標について2カ年の移動平均を取ったうえで1996年を1に基準化。なお、筆者の分析では、[総輸出額]の変動による影響を除去した分析に基づけば、1990年〜2000年代にかけての全データを用いても両者の関係は統計的に有意に正相関であった"を良く読めとのご指摘も頂いた。
2014-04-22 08:44:20図2で図示された期間については、総輸出額の変動による影響を除去していると明示されていない。 その影響を図2では除去せず、1990年-2000年代の分析では除去する理由は何なのか? そもそも、その影響を除去することは妥当なのか? 除去しないと私が作図したグラフになってしまうから?
2014-04-22 08:49:17まぁ、GDPの構成要素に含まれる政府系建設投資額以外の構成要素を除いた名目GDPに限って見れば、 "政府系投資額が右肩上がりで伸びているうちは名目GDPが伸び、その減少局面では名目GDPも減少していく。" は必ず成り立ちますw それが有益な情報かは別として。
2014-04-22 08:51:29藤井氏が"「財政政策の効果は小さい」という原田氏の「断定的言説」は「誤り」であり、かつ、その誤りは原田氏本人の論理で説明可能である、という可能性があるように筆者には思える" と論述されたが、藤井氏の原田氏への反証は、藤井氏本人の論理とデータで否定されているように思える。
2014-04-22 08:54:49.@himor_jp_sakura さんの「デフレが進行すると実質成長するらしい」をお気に入りにしました。 http://t.co/1q2JQwe3ZN
2014-05-02 09:33:28「検証してみた:「金融なき財政」と「財政なき金融」」 http://t.co/cHSNDg6UVN 「金融財政併用」>「財政なき金融」>>(越えられない壁)>>「金融なき財政という結論は全くその通り。 http://t.co/tISm4JMW3O
2014-05-02 15:52:47本日、公共事業万能論およびそこまで強い万能論ではなくても金融緩和無効論を主張する人に対する反論動画撮影しました。結論的に言うと、データ処理、前提となる現実の捉え方の段階でかなり問題ありでしたね。田中先生の明快な解説も見ものです。チャンネルくららでたぶん5月中旬以降配信予定。
2014-05-02 17:39:37