不連続シリーズ・モノクルぼやき１

物々交換のモノクル @monocle_books

突然ですが、ちょっとヒマなので、モノクルについて勝手につぶやきます。性に似合わず、超マジメついーとです。(わ)

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勝手なぼやきなので、いろいろ、ツッコミ、意見、叱咤、激励⇒大歓迎です。(わ)

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モノクルが始まったのは2010年・昨年の5月。 マネーが大っ嫌いな @gine_joybox が「資本主義ではないライフスタイルを」ということで「物々交換」を企画したのが始まりです。(わ)

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「物々交換」＝辞書には「貨幣を媒介させずに、物と物を直接交換すること（大辞泉）」と書いてあります。(わ)

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物々交換は「おカネ・貨幣」というしくみができるよりも、ずっと大昔から行われていました。(わ)

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「モノ」と「それに似合うモノ」との交換。モノクルの場合は、本１冊と本１冊の交換ですね。(わ)

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でも、なんで大昔から行われている「物々交換」を、今、モノクルがやってるんでしょうか？(わ)

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「物々交換でわらしべ長者になれるから？」　いえ、違います。お客さんから、たまにそう言われちゃいますが、、、(わ)

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「物々交換」はモノに値段がついていません。(わ)

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モノクルはモノに値段をつけられないと考えています。(わ)

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たとえば、モノクルにやってくる本たち。古本屋に持っていくと「数十円」にしかならないような本もあれば「定価に近い価格」になるような本もあります。(わ)

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その一方で、古本屋で「価値なし」と判断されて、買ってもらえないような本もあります。(わ)

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でも、どの本でも、モノクルは「１冊の本」としてしか扱いません。(わ)

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同じ「モノ(本)」でも、人によって受け取る価値が全く違うからです。(わ)

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先日のイベントで、モノクルは「2010年・寅年の年賀状イラスト集」を入荷しました。私自身、この本が使えるのは12年後の寅年だから、とんでもない本を入荷してしまったと思いました。(わ)

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でも、まさかのまさか！予想外！！　「2010年・寅年の年賀状イラスト集」は、入荷した当日に物々交換で出荷されてしまったのです。来年は卯(ウサギ)年なのに！ (わ)

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トラ以外の正月の絵が欲しかったのかもしれません。単純にトラのイラストが欲しかったのかもしれません。(わ)

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理由は定かではありませんが、私が「価値なし」と思った本がお客さんに「物々交換の価値あり」と判断されたのです。(わ)

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今、私たちが生きる「資本主義」「貨幣社会」　…そこでは、あらゆるものが「おカネ」に換算されます。(わ)

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便利な世の中ですが、「おカネ」以外の価値が見えなくなっている世の中でもあります。（わ）

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ところが、「おカネ」以外の価値は、「貨幣社会」において「０円」「０ドル」「０ベリー」とされてしまいます。（わ）

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「貨幣社会」において「おカネ」に換算できないものは、ゴミ同然になってしまうんです。（わ）

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そして「貨幣社会」においては、「おカネ」の価値ではかることが難しい 「社会貢献」「公共」「教育」「環境」などに、なかなか価値が見いだされない。（わ）

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モノクルは「物々交換」を通して「おカネ以外の価値」を感じるキッカケをつくりたいと考えています。（わ）

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そして「０円＝ゴミ同然」とされるものに「価値」を見いだすことで、捨てられそうなものを再利用し、資源の循環を行いたいんです。　そして、それだけじゃありません…　（わ）