富山県・中島基樹さんは『奇跡の詩人』になるのか

 遷延性意識障害、いわゆる植物状態であるとされた中島基樹さんが、自由に動けないながらも意識を取り戻し、介助を受けて筆談をしたり絵を描いたりできるようになったという報道が、富山県を中心になされている。  しかし、これを美談として鵜呑みにして良いのだろうか。彼の「筆談」は本当に本当のことなのだろうか。  彼の家族に「筆談」を教えた國學院大学・柴田保之教授の活動にも多くの疑問点がある。その手法について科学的な根拠は示されていない。  いずれ『奇跡の詩人』事件のように障害者本人や家族が晒し者になってしまうのではないかという懸念、そして検証されていない手法が科学的事実として広まるのを防ぎたいという意図から、このまとめを作成する。 続きを読む
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以前のニュースというのは下記ニュース番組。

2013年5月17日(金)
▽18:15~KNB news every./10年以上意識なし…男性驚きの筆談ナゼ?
 

ベル邸 berutei @berutei

(続き)私は今まで中島基樹さんのお名前はあまり大っぴらに書かないようにしていた。いわゆる「一般人」の方の名前を晒すのには抵抗があったからだ。しかし最近、複数のメディアに登場されているのを確認しているので、名前を伏せる必要性はないのかもしれない。

2014-04-25 20:35:51
ベル邸 berutei @berutei

(続き)むしろ、このまま報道が拡大して『奇跡の詩人』のような知名度になってしまう前に、私が中島氏の「筆談」「意思伝達」(そして今回の絵画)に疑問を抱いていることを明示して、報道のあり方に問題があるのではないかという意見を広めるべきであると考える。

2014-04-25 20:41:17

今年一月のこと

NHKの有名な番組に登場されていたらしい。

私(berutei)は放送を見てはいません。

ベル邸 berutei @berutei

20日放送回の予告動画に一抹の(あくまで一抹の)不安が・・・いやいやいや、さすがにNHKが同じ轍を踏むとは考えられん。(でも念のためメールを送っておく) / 放送予定 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 http://t.co/uOBae9k0H7

2014-01-18 09:14:50

予告動画に中島基樹さんが登場していた。

リンク www.nhk.or.jp 山海嘉之(2014年1月20日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 プロフェッショナル仕事の流儀 これまでの放送
sbk5323 @sbk5323

氏岡さん、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀「ロボット研究・山海嘉之」をご覧いただきたい。再放送、1月24日(金)午前0時40分 http://t.co/fFcVmjvtIm 筑波大学の山海氏が遷延性意識障害の中島さんの反応を電気信号で取り出そうとされている。@ujioka

2014-01-23 07:25:32
sbk5323 @sbk5323

山海氏の試みは、国学院大学の柴田氏が求められている「容易ではない「客観性の証明」」に他ならない。中島さんはご両親と「筆談」によって明瞭なコミュニケーションをとられている。この「筆談」は柴田氏の指導による。筆談が中島さんの意思であれば、反応として電気信号が出るはず @ujioka

2014-01-23 07:49:04
sbk5323 @sbk5323

氏岡さんには、山海氏の試みを取材して、「信じて、ぼくの言葉 重い障害の少年が伝えたかったことーその後」として記事にしていただきたい。氏岡さんのあの記事を読んで、柴田氏の元を訪れたご家族は少ないないはず。そのご家族のことを少しでも想像していただきたい。@ujioka

2014-01-23 08:21:54
sbk5323 @sbk5323

氏岡さん、以下の動画2本もご覧いただきたい。「重い意識障害の男性が意思表示、介護の現実」「遷延性意識障害とその介護の現状」で検索。国学院大学の柴田氏が中島基樹さんのご両親に「筆談」を勧めた経緯、「筆談」によるコミュニケーション、福祉制度の脆弱性と在宅介護の現状も。@ujioka

2014-01-24 23:56:08
sbk5323 @sbk5323

氏岡さん、2013年3月20日の北日本新聞です。中島基樹さんの母は「昨年(2012年)10月」、「一つの新聞記事」を見て、国学院大学の柴田氏に連絡したと。@ujioka http://t.co/MIxmzutcWR

2014-01-26 20:20:11
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補足

氏岡さんとは朝日新聞(2012年10月3日)で
「信じて、ぼくの言葉 重い障害の少年が伝えたかったこと」
という記事を書かれた、記者の氏岡真弓さんである。

当該の記事は朝日新聞のWEBサイトでは掲載期間が終了しているが、
記事タイトルで検索すれば、転載された文章が見つかる。

内容は國學院大学・柴田保之教授による「通訳」を肯定的に紹介するものであった。
 

記事への反応をまとめたもの

まとめ 「信じて、ぼくの言葉」で検索したツイートまとめ 朝日新聞の2012年10月3日の記事に関するツイートまとめ。 元記事はこちら(朝日デジタル) http://digital.asahi.com/articles/TKY201210020466.html(掲載期間が終わった模様) ●元記事のタイトル、URLを紹介しただけのツイートは除外 ●ほかにもいくつか個人的な考えで除外(電話番号など) ●連続ツイートと判断できたものの続きに当たる部分を付け足し 1542 pv 3
Comboy @rodimuscomboy

10月3日の朝日新聞「信じてぼくの言葉 重い障害の少年が伝えたかったこと」という記事の、臼田輝君の話を読んで、日木流奈を思い出すのは私だけではないだろう。知りたいのは、コミュニケーション方法に柴田保之教授の感覚や意志が介在し得るかどうか。コミュニケーション支援に関わる重要な問題。

2012-10-03 23:20:45

氏岡さん自身は記事の内容について以下のように語っている。

氏岡 真弓 @ujioka

重い障害のために言葉を理解できないと考えられてきた人も実は言葉を持っている。それを社会に訴えたいと考えた少年が16歳でなくなりました。彼が文字入力ソフトで発信した言葉を今朝の教育面で。心の中で研ぎ澄まされた言葉です。 http://t.co/0e5Lol12

2012-10-03 08:15:25
氏岡 真弓 @ujioka

重い障害で話せなかった少年の残した言葉は。「よもすえというかんがえかたは まちがっていて かのうせいにかけるべきです にんげんのことを あきらめてはいけないとおもいます」「しはししのように おそいかかってくるかもしれないが ちいさいぼくは ひとり くとうをつづけていくつもりです」

2012-10-03 08:20:18
氏岡 真弓 @ujioka

少年が身をよじらせスイッチで入力するビデオが残っています。それも見ました。一文字、一文字、1時間近くかけて。「くなん それはきぼうへのすいろです。けっしてあきらめてはいけないということを おしえてくれます。」

2012-10-03 08:25:19
氏岡 真弓 @ujioka

出張中でお返事が遅くなりました。彼の手のかすかな反応を、柴田先生というセンサーが感じてスイッチを押している感じでしょうか。柴田先生は国学院大たまプラーザの研究室でこの試みを続けていらっしゃいます。RT @stu_kki: @ujioka...

2012-10-04 07:20:01
氏岡 真弓 @ujioka

話せない。でも、心の宇宙に言葉を持っていた少年のことば。ヘレン・ケラーがサリバン先生に水をかけられ、ウォーターという言葉を獲得したことを思いました。拡げてくださり、ありがとうございます。そのことこそ、彼が望んでいたことでした。

2012-10-04 08:17:51
氏岡 真弓 @ujioka

スイッチにかけた手が動くと、先生が入力のボタンを押します。詳しくは国学院大学の柴田安之先生のホームページをご覧ください。先生も質問に答えて下さいます。DMお送りできないため、氏岡あてにメールをいただけますか。プロフィールで公開しています。

2012-10-04 12:08:16
氏岡 真弓 @ujioka

@stu_kki なかなか140文字でご説明できず、氏岡のアドレスujioka-mあっとhttp://t.co/SLJoWCnrにメールをいただけますか。先生の特殊能力では全くありません。ホームページアドレスなどお伝えしたいので。

2012-10-04 12:57:08