- uchida_kawasaki
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Chronic exposure to low-dose radiation at Chernobyl favors adaptation to oxidative stress in birds http://t.co/0x85DRgxby
2014-04-27 15:10:39「チェルノブイリでの低線量放射線への慢性被ばくは、鳥での酸化ストレスへの適応を助長する」ムソー氏も共著者。 アブストラクト http://t.co/0x85DRgxby PDF http://t.co/R4WXmwpH2q 以下、アブストラクト要点和訳
2014-04-27 15:45:01チェルノブイリで放射線被ばくした16種の鳥の細胞内抗酸化物質グルタチオンとその酸化還元状態、DNA損傷や身体状態を分析。各種の平均でなく、個体を検体の単体とみなした結果、これまでに野生集団で知られていたのと全く違うパターンが見つかった。(続)
2014-04-27 15:45:30バックグラウンド放射線量の増加に伴い、グルタチオンのレベルが上昇して身体状態が良くなり、酸化ストレスとDNA損傷が減少した。(続)
2014-04-27 15:47:31また、同じ放射線量の下では、ユーメラニンよりフェオメラニンをより多く生産する種の鳥は、グルタチオンのレベルが減少し、酸化ストレスとDNA損傷が増加し、身体状態が悪くなった。(続)
2014-04-27 15:47:59しかし、放射線は、酸化しにくい種類のフェオメラニンの生産を誘発することにより、フェオメラニンが放射線被ばくによりフリーラジカルを生産する傾向を減らした。これは、鳥が放射線被ばくに順応するのを促進したかもしれない。(続)
2014-04-27 15:48:15我々の結果は、野生動物における電離放射線への適応の初めての証明であり、グルタチオンを生産に必要とするフェロメラニンが、ストレスのある環境下での進化の制約であることを確証している。 (以上)
2014-04-27 15:48:24共著者の1人は、愛知県の藤田保健衛生大学の化学の教授、若松一雄氏。研究分野はメラニン色素の分析。 https://t.co/AIpoarzXx8
2014-04-27 15:51:20”当研究室では、メラニン色素の微量分析法を開発し、その方法を用いて生体のメラニン色素の化学的・生化学的役割を研究しています。メラニン色素を分析できる技術を持った施設は、国内外でもほとんどないため、国内・海外からメラニンの分析依頼検体がたくさん送られてきます。”
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