3月9日 妙見纏/狭間駿/桐生燈烙:異端審問

素ログ
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ちく@ティアお休み @chikusaburho

愛に × 会いに ○ すみません;

2014-05-05 20:44:16
桐生燈烙 @KiryuTouya

斑鳩】「は?」 こめかみに青筋を立てる。 桐生】(…………) だが、桐生は眉ひとつ動かさず、彼らの会話を傍聴する。

2014-05-05 20:45:14
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「俺に出された要求は『あなたをなんとしても生かすこと』、俺に出された依頼は『あなたと会って説得すること』です…俺は正直、それを遂行していいかどうか、測りかねている。そのことについても、あなたと話した上で判断したい」 視線を彼女の頬に向けて言う。

2014-05-05 20:46:25
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「俺は、桐生トウヤの考え方に疑問がある。だから、あなたと話したいと思った。…彼を断罪することのできる唯一の存在が、あなただからです」

2014-05-05 20:47:46
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】ひと呼吸ついて、言葉を続ける。 「あなたは彼の倒し方を知らない。俺はおそらく、あなたにそれを教えてあげることができる。あなたとあなたの恋人の無念を、彼に刻む方法を教えてあげることができる…話をしませんか」 言って視線を上げる。彼女の目を見る。

2014-05-05 20:50:00
桐生燈烙 @KiryuTouya

斑鳩】「おい、トウヤさん。話が違うんじゃねッスか?あんな事言ってるッスよ」 桐生】立ち上がろうとする斑鳩の肩を掴む。桐生は動かず、じっと狭間駿とロベリアを見ている。

2014-05-05 20:50:02
ちく@ティアお休み @chikusaburho

@c_yu_n 纏】ぐらり、と 「………あなたは、桐生トウヤの、なんなの?敵?味方?」 白髪の、まだ少年の面差しの残る男に、じわりと、興味が湧く。 「話…してもいいけれど……まずは、貴方の話を聞きたい…」

2014-05-05 20:55:33
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「敵でもない味方でもない、現状、ただ依頼で繋がってるだけの存在にすぎません」 正直にそう答え、 「俺と桐生さんの話をしても?…っと、立ったままは疲れるでしょう。ここ、座りませんか?」 ベンチの隣に空いたスペースを示して言う。

2014-05-05 20:58:04
桐生燈烙 @KiryuTouya

桐生】(私は確かに彼を雇いましたが……) 目を眇めて静かに見守る。 まるで風邪を引いた初期症状のように、僅かな風さえ肌にヒリつく。 喉の奥が熱い。息を吐く事さえ、躊躇われて。 ("味方になれ"とは一言も言ってはいない。全ては彼の主観に委ねられる) 無意識に握る五指は汗ばんでいた。

2014-05-05 20:59:23
ちく@ティアお休み @chikusaburho

@c_yu_n 纏】「…」 促されるまま、男の隣りに座る。 「はじめに言っておくけど、変な事をしたなら…」 ふわりと広がった袖の、幅の広いレースに隠したハンドガンを男に向ける。かちり、と安全装置を外しながら 「ただではすまさないから。」 そう言いながら、話の続きを促そう。

2014-05-05 21:02:38
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「…その警戒心は、キライではないですよ、」 銃口を右目の端に捉えてすこし笑う。驚いていないわけではない…が、そうやって手の内を見せてくれたことでむしろ安心する。彼女が万一引き金を引くような事があれば、K子が事前にその行動を縛ってくれるだろう。

2014-05-05 21:06:50
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「…そうだその前に、一つあなたに伝えておくことがある」 とつとつと言葉を紡ぐ。 「あなたは源風香に手をかけることで、彼にあなたと同じ苦しみを与えられると考えたみたいですが…残念ですが、届きません。彼女が死んでも、彼にあなたの思う傷は入りません」

2014-05-05 21:07:49
桐生燈烙 @KiryuTouya

斑鳩】「う」 桐生】相棒の身体が強張るのが分かる。"自分もそうだからだ"。 信頼とか、そういう問題ではなく、単純に彼に突き付けられた"暴力"。 此間見た時より数段グレードアップしている選り抜きの得物を目の当たりにして、言葉を詰まらせたのだ。 逸る気持ちを押し殺す。今はダメだと。

2014-05-05 21:08:43
ちく@ティアお休み @chikusaburho

@c_yu_n 纏】「…?彼女は桐生トウヤの恋人じゃないの?」 そういえば、先日会った源風香も、まるでトウヤ以外の人物が大切だとでもいうかの言動をしていた。

2014-05-05 21:12:08
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「一応恋人ではあるみたいですけどね。あなたにとってのあなたの恋人の重さと、全然違う。あなたは恋人を…"辛さんというひと"を失いましたが、彼女が死んで彼が失うのはそうじゃない…残念ですが、彼を自分と同じに考えては、彼に悔いを刻むことはできません」

2014-05-05 21:13:53
狭間 駿 @c_yu_n

狭間】自分は桐生トウヤ側から源風香に向ける感情を正しくは知らないが、あえてそうやって、決めつけるように断定する。この言葉もみな、隣の少女だけでなく周囲の彼らにも伝わるだろう。

2014-05-05 21:16:36
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「あなたが放っておいても、このままであればいずれ彼は彼女を失いますよ。彼が彼女を、『他人』として、きちんと見れるようにならない限りね…今のとこの彼らは、その程度のものです」 いっそつまらなそうなほどに何気なさげに、そこまでを口にしておこう。

2014-05-05 21:19:06
ちく@ティアお休み @chikusaburho

@c_yu_n 纏】「…それは、本当に『恋人』なの?それとも…私を謀ろうということなの?」 男の言っている意味がわからない、といった面持ちで聞く。 「桐生トウヤは以前、黄金の風…源風香の事を語っていました……その時、桐生トウヤは『完全な自分の片想い』と言っていた…はず」

2014-05-05 21:22:20
ちく@ティアお休み @chikusaburho

@c_yu_n 纏】「源風香が、桐生トウヤを本当はどう思っているかは、私にはわからないけど……今、一番桐生トウヤが気にかける存在であるのは、源風香なはず……」

2014-05-05 21:23:48
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「彼らのことは俺も詳しく知りませんけどね、」 言って肩を竦める。 「おおかた、彼女に自分の理想でも見たんじゃないですかね。すくなくとも、ココロを寄せあう間柄ではないな、」 残念ながら、と呟いて、

2014-05-05 21:25:08
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「あのヒトがいちばんココロにかけてんのは、今のところアナタですよ。…勘違いさせたら悪いけど、アナタ個人がどうこう、っていうことじゃない」 淡々と言葉を繋ぐ。 「あなたが、異能者ではないから。…だからあのひとは、あなたを気にかける」

2014-05-05 21:27:35
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】悔しいことですけどね、とぼそりと続ける。そよ風が静かに抜けていく。

2014-05-05 21:28:10
桐生燈烙 @KiryuTouya

桐生】(狭間駿の言い分は間違いじゃない。間違いじゃないだけに……) 場違いな苦心に口元を緩めつつ、 (キツイですねえ、ダメージ) 今のところ成立している会話を見守る。

2014-05-05 21:30:09
狭間 駿 @c_yu_n

@narikirichiku 狭間】「…だからこそアナタは、アナタの復讐を遂げるまで、彼にとっての『特別』であり続けなければならない…」 言ってちらりと、隣の彼女に目を向ける。 「俺は異能者です。『だから』、彼に俺のことばは届きません。他のだれでも、異能者である限り届きません」

2014-05-05 21:33:36
ちく@ティアお休み @chikusaburho

@c_yu_n 纏】「…………」 その答えに、返す言葉が見つからずに 「あなたは、私と、桐生トウヤのことを、どこまで知っているの?」

2014-05-05 21:33:44
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