「原発の近くに行ったら鼻血ブーとか言う前に」

荒井禎雄（専業主夫を志望するフリーライター） @oharan

何派のひとでもいいんだけど、被曝について語るなら、まず世界で最初の被曝による犠牲者と言えるキュリー夫人の伝記など読んでみてはいかがでしょう？超シンプル設備や素手で作業するといった研究の結果、凄まじい外部被曝を受け続け、夫人は ”40年以上も研究を続けた末に” 亡くなりました。

荒井禎雄（専業主夫を志望するフリーライター） @oharan

ちなみにキュリー夫人の残した研究ノートなどは大切に保管されてますが、未だに高濃度の放射線を放っているため、一般人は近付けないそうです。その反面、キュリー夫人の子供は特に短命ということもなく、中には100歳を越えて大往生された方も。

荒井禎雄（専業主夫を志望するフリーライター） @oharan

せっかく命がけで ”情報” を残してくれた偉人がいるのだから、まずはそうした過去の実例を元に外部被曝でどういう症状が出るのかとか、では内部被曝の場合はどうなのかとか、極力理性を保って考えるべきでしょ。原発の近くに行ったら鼻血ブーとか言う前に色々と勉強すべき事があるで。

荒井禎雄（専業主夫を志望するフリーライター） @oharan

現時点でもキュリー夫人以上に長期間放射線に晒され続けた人は殆どいないだろうから、外部被曝に関しては彼女が20代で研究を始めて66歳で亡くなったという点から考えとけばいいだろう（とりあえず素人は）。次世代への影響って点でも102才まで生きた娘がいた訳だし。

荒井禎雄（専業主夫を志望するフリーライター） @oharan

ただ、キュリー夫人は常に酷い火傷を負った状態で生活してたそうなので、外部被曝だけでも長い時間浴び続けたらそれなりにしんどいダメージを受けるのは確実。どこぞのアホの方々が言うような「レントゲンを浴びても平気なんだから！」ってのも大間違いですわな。

荒井禎雄（専業主夫を志望するフリーライター） @oharan

大事なのは理性と冷静だよねえ。とりあえず放射能に怯えるあまり 「鼻血ブー！」 とか言うなと。逆サイドの人間も「放射線は安全！」とか言うなと。現実的に一歩一歩進まなきゃいけない状況で、3段飛ばしみたいな極論に逃げて思考停止すんなと。結局いつも通りの結論になる。