〈禁止〉×忠義 ⑶

∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

〈禁止〉 【1】 その日もいつもと同じ。 先にベッドに入ってる忠義の隣に潜り込んで、冷えた足をくっつける。 「冷たっっ！」 『ふふ。あったかーい♡』 「もう。しょーがないなぁ」 って、私をくるんでくれる。 その腕に包まれて、忠義の温かい足の間に冷えた足を入れて。

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【2】 軽く触れるだけのおやすみのキス。 そのまま寝ちゃう日もあれば、どっちかがスイッチオンして…♡って日もある。 その日は、どっちからだったかな。 軽いキスのあと、もう一度唇を重ねる。 軽く。それから、長く。 そして、深く…。 深いキスだけで、すぐにトロトロになる。

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【3】 舌を絡めあいながら、先に手を動かしたのは私。 忠義の胸板を撫でる。 突起が指先に当たったら、Tシャツ越しに刺激して… ピクンと身体が反応すると、嬉しくなってもっと攻める。 忠義の息が荒くなって、その手が反撃を始める。 パジャマの中へ入ってきた手が、胸を優しく包む。

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【4】 柔らかく包み込むように揉みしだかれて、私の息も荒くなる。 パジャマの上を捲り上げると、忠義が跨ってきた。 じっと見下ろされると、中から熱くなる… 恥ずかしくなって腕で顔を隠すと、その手首を掴んで押さえられた。 ゆっくりと、顔が近づく。 目を閉じて唇が重なるのを待つ。

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【5】 待っ…てたのに。 その唇が首元に落ちて、思わず声が出ちゃう// わざと音を立てて、強く痕を付ける。 『や、…ん』 「あかんの？」 『見えるとこは、あかんよ…』 「見せたったらええやん」 次々と、痕を増やしていく… 首、肩、胸…脇腹、 『や、くすぐったいっ！！』

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【6】 それでもやめてくれない忠義の唇が、腰から 内側へ向かっていく そこへ来て欲しくて、思わず腰が浮いてしまうのに、わざと避けて太ももへ… 『んん…っ』 身体を捩ると、膝を割って広げられた。 片方の手で内腿を撫でながら、反対の脚に痕を付けていく。 少しずつ…近付いてくる。

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【7】 そこに辿り着くのを待ってるのに、ギリギリまで来たところで、忠義は顔を上げた。 『や…お願、い…』 「どうしたん？」 『…欲しい…』 「何？」 『…舐めて…？』 「中、どうなってんの？」 『もう…大変なことに…//」 忠義は私を抱き起こして、自分の上に跨らせる。 え？

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【8】 舐めて…くれないの？？ 「挿れてみ？」 手を添えようとする私の手を掴む忠義。 「手ぇ、禁止。」 『え…』 忠義のに擦り付けて、蜜を塗る。 それから角度を探るように腰を動かして、ようやく見つけた。 少しずつ、出し入れしながら 奥へ もっと奥へと… 忠義の顔が、歪む

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【9】 一番奥まで入って、思わず吐息が漏れる。 『はぁぁ…ん、』 中が、忠義でいっぱい…// 「めっちゃエッチやん。自分で腰振って、挿れたん？」 頷く私。 「気持ちいいの？」 『うん//』 「じゃ、自分で動いてみ？」 『えーー』 「俺、動かへんで？」 『ぃや、、』

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【10】 仕方なく、自分で腰を動かしてみる。 けど… 「そんなんでイケるの？」 首を振る 「ちゃんと気持ちいいとこに当たるように。」 … 『あっ、ん、ん、』 「自分でシてるみたいやな。俺ので。」 『や、ん、ん、っ』 必死で動く私の腰を、両手で掴むと 一気に突き上げてきた。

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【11】 『んやぁっ、ぁっ』 「突いて欲しかったんやろ？」 『、ぅん、っ、』 「ココが、ええの？」 『ん、そこ、ぁ、すご…いっ//』 速まる動きで、急激な波が来る 『や、イッちゃ、う…ん、、』 力が抜けて倒れ込む私を支えて、向かい合わせに座る。

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【12】 お尻を掴むようにして、イッたばかりのそこをまた/// 上体を支えていられなくて、そのまま後ろへ倒れ込んだ。 その私の手首を引いて、突いてくる。 『や、あ、前に、、んッ、当た…るッ』 中を引っ掻くように擦られて、二度目の波が襲う。 「舐めんでも、びちょびちょやな？」

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【13】 体制を立て直して耳元で囁く声が、頭と中に響く。 「俺も、イクで？」 一気に加速する動き。 途中で一歩踏み出すように膝を進められると、いつもより更に奥まで届いた 『んぁぁっ、や、ん、、』 初めての感覚に、声を上げた。 「うぁ、ん、締ま…るッ」

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【14】 そのままふたりで、大きな波にのまれた。 「今の、なに？」 『こっちが聞きたいよ。』 「スゴかったな。」 『うん。スゴかったぁ』 「ふふふ。」 軽く唇を重ねてから、パジャマを着る。 いつも通りだけど、いつもと違う夜。 また忠義の腕に包まれて、今度こそ眠りについた。