美味しんぼ批判は表現の自由の侵害か?
論点整理(持論)
美味しんぼ問題の主な争点 ①批判されるべき点 ・科学的に間違いか否か ・漫画内容の表現としてどうか ②表現の自由について ・第三者の批判は表現の自由の侵害か ・出版社の自粛は表現の自由の侵害か ・被害を訴える人の訴えは表現の自由の侵害か
2014-05-14 06:54:36②について
第三者の批判と表現の自由
「あんな漫画規制しろ!」っていう批判や、あるいは出版社に対するクレームがあったとして、それがなんで「表現の自由の侵害になるか」って話だと思うのよね。
2014-05-14 06:21:39僕がハーレム漫画が嫌いで嫌いでツイッターでボロクソに言いまくって、嫌いすぎて出版社にクレーム電話したところで、ちょっと頭おかしい奴だとは思われるけど別に表現の自由の侵害じゃなくね?もちろん僕はその表現をやめてほしくてやってるわけだけども、出版社はそんなので対応する必要はないよね
2014-05-14 06:23:19出版社の自粛と表現の自由
だけど「ハーレム漫画が嫌いだ!」と表明する人がたくさんいるのを出版社が確認した場合、「これは売れないな…」と判断してハーレム漫画を採用しない自由っていうのはあるわけだ。その資本主義的な判断が、表現の自由の侵害なのだろうか?表現したいならできるけど、利益を考えてしないだけではないか
2014-05-14 06:27:01だからまず、第三者批判ってのは表現の自由と関係ない。お互いに表現の自由を行使しているだけ。第三者の批判の表現によって出版社が何かを自粛することになったとしても、それは出版社の持つ権利を使わなかったというだけで、逆にいえば自粛する権利を使っただけのこと。
2014-05-14 06:30:02被害を受けた人の訴えと表現の自由
じゃあ被害者からの法的訴えはどうだろうか?と考える。「虚偽の情報によって被害を受けた」という人が、司法の現場にこの問題を持ってきて、その訴えが通ったならば「表現ができなくなる」ということは起こりうることだと思う。だけど、じゃあ被害を受けた人が訴えてはいけないのか?ってんなこたない
2014-05-14 06:32:10自由に表現できる権利もあれば、訴える権利もあるわけだ。で、司法がどう判断するかにゆだねればいいんじゃないかな。司法が「ここは表現の自由のほうが優先されるべき」と言うのか、「こんな風に人を傷つける表現の自由はダメだよ」というか。
2014-05-14 06:35:45「司法の判断に第三者の意見が干渉する!」っていう見方もあるのかもしれない。僕はきっとそういう問題になったときも「司法にはこう判断してほしい」っていうだろうし、逆の人は逆のことを言うだろう。うむ、司法がそれを見て判断する…司法はそれでいいの?って思うけど、批判や擁護は悪い子とか?
2014-05-14 06:45:16司法が批判や擁護を見て判断する(ってのはいいことなのか?)ことは、(いいことかどうかは知らんけど)司法の自由であって、司法がいいと思ったほうに決められるわけだから、批判すること擁護することは自由だよね。それは批判が起きても表現の自由はゆるがない出版社とほとんど同じ構図かな。
2014-05-14 06:46:59司法が「この表現ダメです」って言って初めて表現の自由は侵害される。けど、司法がそう判断したのならそれは別の権利を守りたかったんだと解釈できるし、そこまでの過程に誰かがやってはいけないことをしたか?というと、そんなことはないと思う。
2014-05-14 06:50:09※このまとめでは①と②を混同して議論が行われています。
特にウェブシュフさんとの議論の争点は①(批判されるべき理由)についてです。