在宅看取りにおける一考察

hinadaichi先生が在宅看取りをされたときに考えた事など。
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@hinadaichi

少し予想外の在宅看取り?にいってきます。?というのは、電話の連絡だけだと本当に「息がない」のかどうか分からないのです。

2010-11-08 10:57:52
@hinadaichi

帰還。臨時往診は在宅での死亡確認となった。

2010-11-08 11:50:58
@hinadaichi

普段は訪問Nsが先遣隊として行ってくれることが多い。しかし今朝は訪問Nsが業務ガチガチだったのに対し、自分の方がDutyの仕事が一旦終わった時点での連絡だったので、臨時往診となった。

2010-11-08 11:53:04
@hinadaichi

既に息は引き取っていた。家族はその時を見守っていた。まもなく90歳で安らかな死であった。ある癌のターミナル期ではあったがつい先日までの外来には自分の足で来られていた。

2010-11-08 11:55:12
@hinadaichi

今回結果的には僕が臨時往診して死亡を確認したわけだが、もしそれができなかったとしたらどうなるか?訪問Nsもすぐに対応できないとすると、多分家族は救急車を要請=自動的に蘇生の開始=ERへの搬入=数人のドクターと数人のNsの人手を取られる=外来や病棟で患者さんが対応されない時間増加

2010-11-08 11:58:03
@hinadaichi

何が言いたいかというと、これからの高齢・多死社会で、いずれにしても死んで当たり前な人に過剰な医療サービスが供給されかねないということである。ある程度「暇な医者」を作っておいた方が結果的に臨機応変に対応でき、医療費の節約にもつながるのではないだろうか、と感じた出来事であった。

2010-11-08 12:02:00
@hinadaichi

@DrPooh08 お言葉ありがとうございます。

2010-11-08 12:02:57
@ERnanchan

@hinadaichi とても重要なご指摘だと思います。

2010-11-08 12:05:05
@hinadaichi

【注】ちなみに自分は今日たまたま午前中余裕があっただけで、「いつも暇」な訳ではありませんぞお。

2010-11-08 12:07:38
@hinadaichi

【一部訂正】何が言いたいかというと、これからの高齢・多死社会で、いずれにしても死んで当たり前な人(一部には心肺停止状態という名称の既に死んでしまっている人)に過剰な医療サービスが供給されかねないということである。

2010-11-08 12:13:49
gOS7.1.2 ジーニアシッシモ @geniusissimo

@hinadaichi 変なリプライ失礼しました。スキルあるいはアートとして、もちろん安楽死ではなく、安らかな最期を迎えさせることができないか考え中です(医師の傲慢にならない程度に)。自然に任せるという「耐えられない終末期の軽さ」に家族も医療者もつい励んでしまうのでは、と。

2010-11-08 12:43:13
加藤修一 @RoseShu

在宅看とり、検死?は医師でなくてもいいような気がします。RT @hinadaichi 少し予想外の在宅看取り?にいってきます。?というのは、電話の連絡だけだと本当に「息がない」のかどうか分からないのです。

2010-11-08 12:49:07
@hinadaichi

ほぼ同意見です RT @RoseShu 在宅看とり、検死?は医師でなくてもいいような気がします。

2010-11-08 12:54:37
@hinadaichi

あっ。大丈夫です。同意ですRT @geniusissimo 変なリプライ失礼しました。スキルあるいはアートとして、もちろん安楽死ではなく、安らかな最期を迎えさせることができないか考え中です(医師の傲慢にならない程度に)。

2010-11-08 13:16:14
former a.k.a. drred❤️🤍🖤 @drredwrc

一言、乙です RT @hinadaichi: 帰還。臨時往診は在宅での死亡確認となった。

2010-11-08 18:19:05
@hinadaichi

@drredwrc ありがとうございます

2010-11-08 18:21:07