【ラブライブ!2期】7話感想まとめ。―人間だから、おなかは空くしミスもする

アニメ2期を観た私感をまとめております。後々覆される点もたくさんあると思いますが、放送当時にしか抱けない感想を大事にしたいと思います。みなさんの振り返りの糧になれば幸いです。 ・「体重」という等身大のモチーフ ・変わらないアイドル、変わってしまう私 ・ことりと海未の「アメとムチ」 続きを読む
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momorin @momorin_cloverZ

予算承認事件は、ことりによる人為的なミス(ヒューマンエラー)でした。このモチーフが描き出すのは、身体性という今回の主題を包含する「人間であること」というテーマだと思います。人間だから、ミスをすることもあるわけです。#lovelive pic.twitter.com/1nsUxVBwjg

2014-05-24 22:08:19
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ヒューマンエラーによって生じてしまった予算承認問題。穂乃果は「私が悪いんだよ…仕事溜めて海未ちゃんたちに任せっぱなしだったし…」と語ります。強い信頼関係がゆえに生じていた慢心に、問題が生じて初めて気が付きました。#lovelive pic.twitter.com/mzVpkYdE8d

2014-05-24 22:13:39
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後輩が託されるときの決意、先輩が託すときの葛藤

momorin @momorin_cloverZ

予算承認事件を受けて、元生徒会の2人が駆けつけます。まずはこの問題を何とかしなくてはいけない。3年生の力を借りて解決する方向に進みかけますが、穂乃果が待ったをかけます。「私たちで何とかしなきゃダメなんじゃないか」と。#lovelive pic.twitter.com/vzlpRjNg78

2014-05-24 22:16:13
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穂乃果は絵里と希に語ります。「自分たちのミスだもん、私たちで何とかするよ。今の生徒会は私たちがやってるんだから!」。予算承認事件を通して、生徒会が世代交代したこと、「後継」という問題が強く描かれることになりました。#lovelive pic.twitter.com/IqmjHPp2Tl

2014-05-24 22:20:05
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高校という場は、たった1年で代が替わり、たった3年で終わりを迎えます。高校生という時間のサイクルの早さです。後継する後輩は、成長した姿を見せ、助けはもういらないことを示し、安心して先輩を送り出すことが求められます。#lovelive pic.twitter.com/3gXV0ks9RN

2014-05-24 22:24:04
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対して、高校を巣立っていく先輩は、後輩が心配だから助けたいという想いを押し殺し、成長を信じてすべてを託さなくてはいけません。後継という場面が巡ってきた誰もが抱える、先輩としての葛藤だと思います。希が絵里を止めました。#lovelive pic.twitter.com/GgGjWDERGD

2014-05-24 22:28:23
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生徒会が気になる絵里に希は「帰り、パフェでも食べてこうか?」と語ります。託したい、でも心配。先輩としての葛藤を抱く絵里を思いやる言葉だと思います。しかし希もまた、ラストシーンに繋がるもうひとつの葛藤を抱えていました。#lovelive pic.twitter.com/uVshFkryy3

2014-05-24 22:33:51
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「人間であること」を受け止めて、信じる仲間

momorin @momorin_cloverZ

放課後の生徒会室。穂乃果はしっかり仕事を片付けました。海未は「集中すればできるのにどうして毎日少しずつやれないのですか?」と呆れます。ですが穂乃果が語ったように、わかっていても「人間そんなに簡単にできてない」のです。#lovelive pic.twitter.com/lK8acHkeAq

2014-05-24 22:39:12
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やればできるのにやらない穂乃果。しかし海未は「私がやることがなくなってしまいますけどね」と、そんな穂乃果を肯定します。海未もことりも、そんな人間らしさの塊のような穂乃果のことを理解し、受け止め、信じてくれていました。#lovelive pic.twitter.com/8f3o09HUZu

2014-05-24 22:45:19
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ダイエットは自分ひとりの身体性の問題だから、本気の覚悟で臨むことができなかった。今は、自分を信じてくれる仲間とともに、共有する大きな壁に立ち向かえる。そんなとき穂乃果は、本気のリーダーに目覚めるのではないでしょうか。#lovelive pic.twitter.com/Nfc9aaECyD

2014-05-24 22:52:30
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(いくら生徒会が頑張ってても下校時間になったら先生はちゃんと生徒を帰してください…)#lovelive pic.twitter.com/DBVINcF1oM

2014-05-24 22:54:12
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生徒会長・穂乃果の真っ直ぐな電光石火

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いよいよ予算会議当日。予算承認事件が起きたこともあって、張りつめた空気が漂っています。穂乃果が「空気が重い…」と緊張するほどです。会議は開口一番、美術部の予算承認の件についての説明を求められ、さらに緊迫していきます。#lovelive pic.twitter.com/NfYGllzehU

2014-05-24 22:59:30
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予算承認事件があり、生徒会に対する不信感は高まっていたのだと思います。予算は活動に直結する重要な問題。これまで完璧に仕事をこなしてきた3年生と比較され、今の生徒会は本当に大丈夫なのか?という疑念もあるかもしれません。#lovelive pic.twitter.com/49bNZxZXbw

2014-05-24 23:02:48
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予算承認事件の説明を求められ、穂乃果は「無い袖は振れません!」と、言い訳を繕うことなく正直に答えます。完全に生徒会のミスであることを認め、謝罪とともに取り消しを請願します。誠実に説明したこの後の穂乃果が凄まじいです。#lovelive pic.twitter.com/Z1qy6xcmFU

2014-05-24 23:07:04
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なんと穂乃果は、ミスの取り消しを請願した後、そのまま生徒会作成の予算案の可決へと話を急速に進めていきます。穂乃果が極めて誠実に淡々と話していることもそうですが、その議決進行の速さに海未も驚いているのだと思います。#lovelive pic.twitter.com/c85qBHeAVK

2014-05-24 23:12:02
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スクール性たる生徒会に、アイドル性を輸入する!

momorin @momorin_cloverZ

「音ノ木坂学院は今年廃校を免れた状態です」から始まる穂乃果の語りには、学院を背負って立つ生徒会長としての説得力がある。美術部部長も、予算アップを望んでいたにこも、生徒会長・穂乃果に徐々に圧倒されていくのがわかります。#lovelive pic.twitter.com/cnOjGhu3XT

2014-05-24 23:19:42
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生徒会作成の予算案は、各部とも要求額には届きません。学院が依然厳しい状況にあるとはいえ、活動をしていく各部にとっては困惑する内容だと思います。そんな困惑を断ち切るように、穂乃果たちの取った嘆願の方法は衝撃的でした。#lovelive pic.twitter.com/VuXcQw2aDE

2014-05-24 23:24:20
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3人は立ち上がって横に並び「生徒会として精一杯考えました!」「至らぬところもあると思いますが」「どうか…どうかお願いします!」と、セリフ割りまでして嘆願します。まさに、アイドルとしての姿そのものではないでしょうか。#lovelive pic.twitter.com/qpQvULePQX

2014-05-24 23:27:42
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穂乃果は、スクール性の中心たる生徒会という場所において、敢えてアイドル性を魅せる振る舞いで嘆願することで、逆境をひっくり返し、会議に参加している面々をまるで観衆のように穂乃果たちのペースに惹き込んでいったわけです。#lovelive pic.twitter.com/lovdhwphPD

2014-05-24 23:32:10
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2期1話、生徒会長として立ったマイクの前では緊張してしまった。3話、μ'sのリーダーとして立ったマイクの前では饒舌だった。ならば、生徒会という場にアイドル性を持ち込めばいい。それは、逆境を跳ね除ける力を発揮しました。#lovelive pic.twitter.com/SF3bU86tW5

2014-05-24 23:35:26
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音ノ木坂学院のセンター・穂乃果のアイドル性