2014年日本科学史学会第61回年会
- Cristoforou
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スクリーニングは真実の究明を目指す段階じゃなくて、専門家はそれを当然と感じる。だが患者からすると、そこで病変を見つけてもらえなかったり、逆に偽陽性だったりするのは大きな問題なので温度差がある。自分が大量観察対象のうちの一例でしかないという実感も不愉快さをもたらす。
2014-05-25 13:08:54ソビエトの科学者による『核兵器実験の危険性に関するソヴィエト科学者の意見』1959年は核実験即自停止を主張した当局の動員によって書かれたものだが、人体への影響にかんする知見については、時代的制約があるとはいえ興味深い。この本に参加したサハロフはこれをきっかけに疑問を抱いた。
2014-05-25 13:11:50まあ、ICRPについては、大量の人間を処理する手法にしてももう少し精密なアプローチを入れて欲しい、という要求があるということになるのだろうなあ。甲状腺がんの発症経緯を考慮するとか
2014-05-25 13:13:57中尾麻伊香さんの報告、広島原爆から一年後の地元新聞の「デマ打ち消し」記事を集めていて、中には最近のホルミシス系言説にソックリなものも多く唖然。@科学史学会
2014-05-25 13:25:15未来志向で、パターナリズムや大量観察を前提とした専門性というのは、当事者、患者の立場からすると、どうしても「冷たい科学」であるのかなあということを、市川氏、中尾氏の発表を聞いて考えた。 #科学史学会
2014-05-25 13:32:13科学史学会年会からの帰途。今回は前乗りで今までになくじっくり参加できた。道の広さ、景色の広さ、会場への遠さ、など北海道サイズに感銘を受けることが多かった。夕日が素晴らしかったなあ。
2014-05-25 13:53:41英文学会から移動してきて、シンポジウム「科学史とインテレクチュアル・ヒストリーの挑戦」にすべりこみました。ただ、見た感じ過疎っている #科学史学会
2014-05-25 14:50:00オカルトとパラケルススは、19世紀にイメージ的にくっつけられるようになった。19世紀のオカルトブームのため。英訳されて英でよく知られるように。今でも使われてる定訳が出た。 #科学史学会
2014-05-25 14:56:36ユングの弟子ヤコビ。ユングを広めた。女性の方。パラケルススをドイツ語に訳したが、実際はとくにユングっぽい箇所を抜き出した選集だった。これは英や日本でも広まった。ユング的パラケルススの広がり。 #科学史学会
2014-05-25 15:02:07@kunisakamoto その場で飲み会やったほうが学術的には捗るかもしれませんよね? そのほうがシンポジウムだったり。
2014-05-25 15:02:32オカルト哲学は隠れた自然の力を見出だすもの。今ほど怪しいイメージではない。パラケルスス自身はあんまりオカルト哲学じたいには言及してない(偽書では言及)。目に見えないものを探求するのがパラケルススの魔術。 #科学史学会
2014-05-25 15:04:32