140529 岩上安身による梓澤和幸弁護士インタビュー 実況ツイート

岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投。RT @IWJ_ch1: 1..5月29日午後1時頃より、岩上安身による梓澤和幸弁護士（NPJ代表）インタビューの模様を実況します。テーマは「集団的自衛権『グレーゾーン』それは尖閣での戦端開始準備」。

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連投2 RT @IWJ_ch1: 2.梓澤和幸弁護士「兵士の眼でキューブリックの映画『突撃』を観るべき。上官の間違った指揮で兵士が次々やられていく。その作戦から逃げた兵士が反逆罪で処刑される。この処刑が残虐。結局将軍たちの手柄のために兵士が犠牲になる」

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連投3 RT 3.梓澤氏「軍法会議で主人公の弁護士が、将軍たちに対し『彼らを処刑することは全人類の名において許さない』と断罪する。しかし結局処刑は免れない。この映画でキューブリックが言いたかったことは、戦争は政治家の野心のために起こり、兵士が犠牲になるということ」

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連投4 RT @IWJ_ch1: 4.梓澤氏「与謝野晶子の『君死にたもうことなかれ』も読んで欲しい。日露戦争の時代、『弟は戦争に行くのに天皇自身は戦争へ行かないのか』というような事を問うた。こんな事を言ったら刺されかねない時代だったにも関わらず」

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連投5 RT @IWJ_ch1: 5.梓澤氏「会社・新聞社・テレビ局の中で、『これを言ったり書いたりしたらマズいかも知れない』というような事があっても、『言わなければならない事は言わなければならない』と、100年の時を越えて与謝野晶子は言っているように思う」

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連投6 RT @IWJ_ch1: 6.岩上安身「『すめらみことは戦いに おおみずからは出でまさね（天皇は戦争に自ら出かけられない）』は何も天皇に限定することなく、安倍総理、石破茂、麻生太郎、籾井NHK会長、百田尚樹などにも置き換えて問いかけることができる」

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連投7 RT 7.梓澤氏「物言えないのは何も新聞記者だけじゃない。各地にある『ムラ』の権力構造が積み重なって安倍総理の権力を形作っている。美味しんぼの件でもそうだが、フッと『おかしい』と感じた瞬間に、『これが安倍総理の権力か』と気付き、ぶち破らなければいけない」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投7 RT 7.梓澤氏「物言えないのは何も新聞記者だけじゃない。各地にある『ムラ』の権力構造が積み重なって安倍総理の権力を形作っている。美味しんぼの件でもそうだが、フッと『おかしい』と感じた瞬間に、『これが安倍総理の権力か』と気付き、ぶち破らなければいけない」

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連投8 RT @IWJ_ch1: 8.岩上「集団的自衛権の問題。政府が与党協議で示した15事例について。その中で『武力攻撃に至らない侵害（グレーゾーン）への対処』の3つの事例が特に問題視されている」

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連投9 RT @IWJ_ch1: 9.梓澤氏「集団的自衛権とは、『自分の国が攻撃されていないのに、同盟関係にある他国が攻撃された時は、自分の国への攻撃とみなす』ということ。つまり米国がやられたら日本がやってやろうじゃないか、日本が戦争を買って出る、ということ」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投9 RT @IWJ_ch1: 9.梓澤氏「集団的自衛権とは、『自分の国が攻撃されていないのに、同盟関係にある他国が攻撃された時は、自分の国への攻撃とみなす』ということ。つまり米国がやられたら日本がやってやろうじゃないか、

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連投10 RT @IWJ_ch1: 10.梓澤氏「歴戦の戦争国家である米国の戦争を肩代わりする。イラク、シリア、ロシアに行き、ナイジェリアでは『ボゴ・ハラム』を探す。こんな事を日本がやる事じゃないし、それをやってはいけないと定めたのが憲法9条」

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連投11 RT 11.梓澤氏「石破さんや安倍さんの一番いけないのは、『リアリティ』を避けて語ること。『殺しにいかされるんだ』『殺されるんだ』ということを言わず、理屈の議論に逃げる。今までは後方支援などとごまかしてきたが、今度は前線に自ら飛び出すということですよ」

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連投12 RT @IWJ_ch1: 12.岩上「まさに『集団的パシリ権』とは言い得て妙」。梓澤氏「法律的な解説を加えると、9条で戦争行為と武力行使を禁止しているはずなのに、なぜ裁判所が出てきて『公務員たる安倍総理には憲法擁護義務があるはずだ』と言わないのか」

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連投13 RT @IWJ_ch1 13.梓澤氏「集団的自衛権は憲法違反だとして、裁判を起こさないと。現在の判例では、『違憲である法律によって海外に派兵された人間が死んだ』という所まで行かないと違憲裁判を起こせない。後手後手の状態。それをぶち破って先例主義で動かなければならない」

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連投14 RT @IWJ_ch1: 14.岩上「秘密保護法を批判したハルペリン元国防総省高官は、『集団的自衛権は9条は変えず解釈改憲なら米国は歓迎』と言っている。つまり解釈改憲での集団的自衛権とは、米国のオーダーであり、米国のスケジュール感に沿った動き」

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連投15 RT @IWJ_ch1: 15.梓澤氏「5月15日の安倍総理の会見は、あまりにも拙速な、議論抜きの、まさにクーデター。グレーゾーンとは、『相手国（たとえば中国）などの漁船が、 尖閣の島に上陸したときの場合』を指す」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投16 RT 16.梓澤氏「海上保安庁、沖縄県警では警察力で対応できると自信がある。なぜ軍隊が出てくる必要があるのか。4月26日に日米共同記者会見でオバマ大統領は、中国との緊張を煽ることは『重大な誤り』と発言。これを大手メディアは『正しくない』と誤訳して報じた」

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連投17 RT @IWJ_ch1: 17.梓澤氏「まさにいたずらに軍隊を出して緊張を煽ることは愚の骨頂。安倍総理は自衛隊法を改正して自衛隊を出せるようにしようとしている。しかも総理一人の判断で」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投18 RT @IWJ_ch1: 18.梓澤氏「領土紛争とは両方が『自分が正しい』と思っている。その際に戦争を避ける方法とは、極力武力を出さずに警察力で対応すること。武力と警察力の違いとは、銃火器の重さの違い」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投19 RT 19.梓澤氏「奄美大島のそばの島で1300人の自衛隊が離島上陸訓練を行った。しかし軍隊だと分からない不法移民が上陸してきたら、こちらは警察力で説得をしながらジトジトやらなければならない。それは歯がゆいですよ。でも戦争を回避する、という利益考量がある」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投20 RT @IWJ_ch1: 20.岩上「他国に戦争の口実を与えてしまう。つまり戦争を避けなくて良いという考え方。戦闘を起こして戦争を既成事実化してしまいたい。しかしその先を考えていない。警察力で対応出来る所に軍隊が出てくるというのは、様々な問題がある」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投21 RT 21.岩上「中国と揉めたいんですよね、ではその揉め事の終わらせ方をどう考えているのか？ 戦争がどんどん拡大していった時に、どう収拾させていくのか？ 収拾がつかずに戦線が拡大していった日中戦争の反省をまったくしていないのか？ と特に保守の人に聞きたい」

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連投22 RT @IWJ_ch1: 22.梓澤氏「自衛隊が上陸するということは、戦闘機と戦闘機がぶつかり合う。戦端が開き、原発にミサイルを打ち込まれる最悪の事態まで発展しかねない」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投23 RT @IWJ_ch1: 23.梓澤氏「また戦端が開いた時に、米国が助けてくれる、という認識が間違っている。まず中国は米国の最大の債権国。靖国参拝の際も米国は『失望した』と非常に強い批判をしている。中国との戦争を米国は非常に嫌がっている」