- junju_usako
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☂告知 「 #傘or雨音」を綴りませんか。 お題、傘、または、雨音、または両方です。 ★期間は5/31〜6/1です。 #傘or雨音 と どれを選んだかの #傘 #雨音 をつけてツイートしてください。 形式は短詩です。 短歌は何首か詠めたらまとめてくださると助かります。 #創企
2014-05-30 17:39:37青空の傘が 足元に開く のを数えるのが 日課になる 晴れも雨も 似合うよう 空色の傘 探しにいこう (しゆう) #傘 #傘or雨音
2014-05-31 00:00:06雨宿りをする君に 一緒に 雨音聞きませんか そう言って 差し出した 空色の傘 #傘or雨音 #雨音 #傘
2014-05-31 00:00:50泣いているんだよ 泣いてないよ いや、笑ってるね きっと水を飲んでるよ 見上げた雨空が かまってくれた #傘or雨音 #雨音
2014-05-31 00:04:13くるくるりスカートの傘開いては幼い心そっと宥める 青色の傘がつぎつぎ開く朝去年の夏にもいちど出逢う /糸憂 #傘or雨音 #傘 #jtanka
2014-05-31 00:08:58「どこからみずがおちてくるの?」 「空からだよ」 「そらにたきがあるの?」 昨日テレビで見た滝の イメージが彼女に不思議を与える #傘or雨音 #傘
2014-05-31 00:30:25ヤマボウシ真白い傘をいくつさし日光の雨さらさら浴びる きみと逢う朝の雨音とびはねて虹色の傘開いて歩く /糸憂 #傘or雨音
2014-05-31 00:30:31われわれの退化。ピアスを舐めれば美しくなるとでも思っていたのか。昨日のトーストはもう無い。これは真実で、遅咲きの巨大都市のマンションの片隅に転がる聴力が寂しい。ブルーベリージャムには黴が生えている。 老婆の、雨音遠くなってしまった。 #傘or雨音 #雨音
2014-05-31 00:32:16時代の寵児よ、車を走らせて何処へゆこうとするのか。生活としての何も入れぬ珈琲。ああ、わが思想はビニール傘のようだった! どこまでも突き放されて、文字が読めなかった! 滲んでゆく姿の黒くなり、創造としての何も入れぬ珈琲。われはひとりぬかるみを歩む。 #傘or雨音 #傘
2014-05-31 00:33:42一メートルちょっとの直径で事象を切る 個人的な輪の中に あなたと二人で入るとき 祝福してくれる 雨が 男の肩を叩いている #傘or雨音 #傘
2014-05-31 06:17:27濡れている男は降られ 濡れていない女は降る 濡れていない女は振られ 濡れている男は降る それくらいの違いはあるほうがいい #傘or雨音 #傘
2014-05-31 06:22:08雨の日 雨の日 傘を広げて待っている ママが大好き。濡れたカッパで、飛びつくわたし。雨は 大地に愛を降らせる。傘は こどもに愛を降らせる (みみ) #傘or雨音 #傘
2014-05-31 07:54:18晴ればかりつづくわたしの紫陽花に雨を降らせるみどりのじょうろ /糸憂 #傘or雨音 #雨音 pic.twitter.com/lWfHgnH18b
2014-05-31 09:01:20雨が降り出す前から 湿った空気は部屋に降りて 緞帳のように 朝日を遠ざける 部屋のかたちに充ちた雨が 通りを駆け出す頃 雨音はやっと追い付いてくる 明けない朝を跨ぐ度 私だけが昏い祠になってゆく 雨間を貫く雨音と一緒に 降り注ぐ場所と 失った声を弔いながら #傘or雨音 #雨音
2014-05-31 09:08:07置いてきぼりの心を 押し込んだTシャツ 裏返しにして脱いで 夜を剥ぐ 空っぽに満ちた雨音 醒めきれない境目 軋んだまま明けてしまうから 息を継げない魚のように 胸が潰れて 私は小さく 泣いてしまう 起き抜けの ランドリールーム #傘or雨音 #雨音
2014-05-31 09:29:44雨の日に傘をさすのは 雨を避けるためでなく わたしだけの部屋をつくるため 傘の中のわたしは少し年を 失っています そして少し白いので 誰にも気付かれることもない わたしがこの世界の構成要素で ある以上 雨はわたしの中から降っていても おかしくはない #傘or雨音 #傘
2014-05-31 09:31:33