安岡委員「そこを書くなら、指紋など同じレベルのものを明記して欲しい。私は、明確なものだけを書くためにわざと外したと認識している。」 佐藤委員「クレジットカード番号は書いていいのか。」 安岡委員「クレジットカード番号が再利用されないのなら、それもいいだろう。」
2014-06-09 18:24:58指紋認識データ、顔認識データといった身体的特性以外の識別子が記載されていないことについて、佐藤委員、安田委員、森委員から意見が出ている。
2014-06-09 18:25:23向井政府副CIOがコメント、我々の目的は法案を通すことにある。一律に保護対象として全ての事例を挙げてしまうと法案自体が通らないケースが多いのも事実。
2014-06-09 18:27:41佐藤委員:向井政府副CIOに反対ではないが、グレーゾーンの解消のためその対象となる具体例を挙げることがなぜ問題になるのか?その理由がわからない。素人ながら質問したい。
2014-06-09 18:30:09鈴木委員「情報の対象はグレーなものは全部幅広に入れて、その中で、どのようなルールにするかを検討してけばいい。」
2014-06-09 18:34:50向井審議官「微妙な問題を孕むので私から述べる。世の中にはいろいろな意見があり、まずは法案を通すことが重要。どの程度までならできるか。佐藤委員のいろいろな識別子を入れるというのは、今後法案を作るときに検討の対象にはなるだろう。しかし、事務局の準個人情報という出し方が悪かったかも…
2014-06-09 18:36:12…事務局の準個人情報という出し方が悪かったかもしれないが、一律に規制されると思われてしまう。そこで曖昧な書き方になっている。」
2014-06-09 18:36:27安岡委員「全くそうだろうと思った。同意とのセットで考えないといけない。総務省研究会の報告書はきれいに同意のレベルが整理されている。そういうものとのセットだ。」
2014-06-09 18:36:43佐藤委員「向井審議官に反論ではないが、利活用は、法律のどうこうではなく、保護される対象に踏み込んでしまった事業者が社会的に非難を浴びる状況だ。身体的情報に限定するのはやり方の一つかもしれないが、グレーゾーンの中でもどう考えても保護すべきものだというのを列挙することは、…
2014-06-09 18:37:06向井審議官「例えば、現時点で決めることは無理だ。国会答弁で何が入るかを答えることは決まっていないといけないが。クレジットカード番号でも、ただの16桁の番号の羅列とVISAの16桁の番号は違うのかとか、一律に規制するのが難しい。第三者機関、そのガイドライン、それへの照会によって…
2014-06-09 18:38:03…によって明らかとなるようにすればよい。最初に一律に決めようとしたので事務局に批判が集まった。冬までに法案化しなくてはならず、それまでに検討の余地はある。現時点で識別子の取扱いは未定としておきたいのが正直なところ。」
2014-06-09 18:38:14森委員「わかるのだが、技術WGでは③は難しいとして外したが、①の端末ID等は性質上入れてよいはずだ。それが技術WGの結論だった。」
2014-06-09 18:38:59経団連「技術WGの本人の権利利益侵害の可能性が2つあった。特定されて権利利益が侵害される場合と、特定されないままで権利利益侵害が生じる場合。WGでは前者のみ検討して、後者については別途検討すべきとしていた。まだ幅広に議論する余地があるということで、今の段階では…
2014-06-09 18:39:16…今の段階では大枠の書き方をして、個人情報に関する情報であって個人の権利利益を侵害し得るものといった書き方はできないか。」
2014-06-09 18:40:28佐藤委員「誤解されている。幅広く結論を出しているわけではなくて、前者については明確に権利利益侵害があると言っているので、曖昧だと言われると心外だ。よく読んで頂きたい。」 森委員「その通り。」
2014-06-09 18:41:35堀部委員長「日本のプレゼンスは重要である。謝意を表したい。大綱案を見ていくつか検討して頂きたい点がある。オプトアウトの第三者機関への届出について、名簿業者のことが指摘に出ていたが、これは昔から議論があって難しい問題だった。第三者機関に届出となると、業務もかなり多いものとなり…
2014-06-09 18:42:50…かなり多いものとなり大変なことになりそうだ。届出方式がよいのか議論したい。次に、自主ルールの団体を認定とのことだが、認定する団体を認定する方法が考えられる。」
2014-06-09 18:44:43佐藤委員「堀部委員長のご発言を受けてだが、忙しくなるのは重々承知だが個人の権利利益を守る観点から進めて頂きたい。次に、個人特定性低減データへの加工で、加工が十分でないと買い手がつかない。加工は厳密にやらなければいけない。受領者が個人を特定しないよう規律を守らないと提供者が困る…
2014-06-09 18:55:41佐藤委員:この仕組みは消費者の理解があっての仕組み。提供データが勝手に使われていると受け止められ、データが提供されなくなる。も
2014-06-09 18:55:47…困る。個人がこの制度に信頼を寄せてくれるかだ。これまで同意をとって提供していた企業があるのに、同意なく出す企業が出てくれば、もう個人はデータを出さなくなって、データが枯渇する。企業にデータが集まらなくなる。加工に制約がかかると困ると経済界は言うが、それをやらないといけない。技…
2014-06-09 18:56:07…技術WGでは、提供先を第三者機関に届けるという案を考えた。提供先は営業上の秘密だというかもしれないが、個人からすれば、提供先がわからないような企業に情報を渡すでしょうか。個人の信頼が得られなければ制度が成立しない。」
2014-06-09 18:58:23山本委員:佐藤委員の意見に若干反対なのは、提供者側が特定性を低減し、受領者側が再特定行為をしないという関係性により成り立っているものである。
2014-06-09 19:00:22