PORTAL; SALON #02 澤田剛秀 [studio point]、大岩秀彦[わいん商 アン・ベロ] #portal_ .

ARIMATSU PORTAL; SALON #02 ゲスト:澤田剛秀 [studio point]、大岩秀彦 [わいん商 アン・ベロ] 日 時:2014年6月15日 17:00-18:30 参加無料・事前予約不要 会 場:わいん商 アン・べロ(名鉄本線有松駅より徒歩5分) 続きを読む
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Kakeru Asano / ynbr @ynbr

関係と環境からものづくりのあり方を考える連続トーク PORTAL; SALON #02 ゲスト:澤田剛秀 [studio point]、大岩秀彦 [アン・ベロ] 地場産業とのPJを手がけられる澤田さんをお招きし、地域でデザインに何が可能かお話しいただきます。 #PORTAL_

2014-06-15 16:31:46
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

松田(APP): ARIMATSU PORTAL; PROJECTは4月末からスタート。伝統産地有松からクリエイションの入り口を作るプロジェクト。サロン、ラボ、イシューの三つが軸に展開。 #PORTAL_

2014-06-15 17:11:21
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松田: 伝統産業が衰退する中で、閉じた関係ではなくオープンな環境をどのように開くことができるかがサロンのテーマ。関係と環境の構築からデザインを広げている方をゲストにここで何をできるのか考えたい。 #PORTAL_

2014-06-15 17:13:20
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

松田: ものづくりのプロセスの間にある情報を拾い出したり、見えない関係を見えるようにすることをどのようにできるか。ゲストの澤田さんは、企業とのプロジェクトで、生産工程からもののデザインを考えていらっしゃるところが面白い。その話について聞いて行きます。 #PORTAL_

2014-06-15 17:15:33

澤田剛秀 / TAKEHIDE SAWADA

1976  愛知県出身
2000  名古屋市立大学芸術工学部生活環境デザイン学科 卒業
2002  愛知県立芸術大学大学院美術学部美術研究科修士課程 修了
2002  三菱電機株式会社デザイン研究所 入社
2004  (株)ワーク・キューブ 参加
2004  デザインユニット studio point として活動開始
2005  有限会社 studio point 設立
2008  都市デザインカレッジ 非常勤講師
2010〜 名古屋市立大学芸術工学部 非常勤講師
2011〜 愛知県立芸術大学美術学部 非常勤講師

リンク studio point _ WEB studio point WEB プロダクトやインテリアデザイン、ブランディング等を得意とするデザイン事務所です。有形無形に関わらず、生活に関わるすべての事象、モノやコト、空間の使用される状況や物事の流れ・つながりに注目し、デザイン対象としています。業界のデザイン領域にとらわれず、問題に対して様々な視点からアプローチする事で、適切なコミュニケーションをデザインすることを心がけています。
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: 名古屋でデザイン事務所をしています。地場産業のプロジェクトが最近多い。有松でも同じようなことがあるかも。それを踏まえてお話しさせてください。 #PORTAL_

2014-06-15 17:16:31
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澤田: 大垣市のマスは生産量日本一。かつて、マスは形や量が違っていた。江戸幕府が統一し、最近では量器から酒器へ機能が変わっている。入れ物として使われているように感じます。海外展開するに当たり、マスの印象を大事にしようと思った。 #PORTAL_

2014-06-15 17:18:47
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: ヒノキの木箱のイメージからリデザイン。メーカーとどのように販売するか検討を重ねた。通常のマスより薄く、プロポーションを整えている。日用品として利用できるシャープさが生活に溶け込みやすい。 #PORTAL_

2014-06-15 17:20:13
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: 使い方の展開や関係性から。続いて、地元の瀬戸で陶器メーカーの下請け企業とのプロジェクト。陶器の型の需要が下がっているなかで、型屋らしいプロダクトを考えた。魚辺の漢字を湯のみに刻印したもの。ほりつけ。 #PORTAL_

2014-06-15 17:23:23
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澤田: 絵付け模様を彫りつけるから。陰影を焼き物で表現すると量産が難しい。圧力鋳こみという始めての手法で表現。白磁だけでなく、土ものとしてクラフトよりの馬の目皿を同様に製作。シノ、オリベ、キセトの三色展開。 #PORTAL_

2014-06-15 17:25:56
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澤田: 続いて、文房具。郡上おどりを応援したい商店街のお土産を、という依頼から始まった。郡上おどりのクリップを開発するに当たり、ロットなどの課題が上がりストップしてしまった。翌年に助成金がとれたこともあり再開。商品と地域がどう密着するか、郡上八幡を応援できるか。 #PORTAL_

2014-06-15 17:28:43
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: そこで、商圏から考えた。10件のお店とネットショップが商店街にあった。そのお店らで展開できる規模からクリップを含めたシリーズを考える。シルクスクリーンが有名な地域だったので、プロダクトらしい表現の紙をすり、パッケージなどに展開。 #PORTAL_

2014-06-15 17:31:02
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: 文房具からはじまり、パッケージや地域間連携まで広がるプロジェクトでした。地場産業から離れ、海外のスポーツブランドを卸す企業とのプロジェクトについて紹介します。販売権を得たがどうしようという相談から、広告のディレクションを行った。 #PORTAL_

2014-06-15 17:33:07
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: もともとはメーカーのインハウスデザイナー。未来思考のプロジェクトに関わり、資金周りや口上との連携などの経験を積む中で企業ではできない長く使ってもらえるプロジェクトをやりたくなり、退社を決意しました。 #PORTAL_

2014-06-15 17:34:41
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: この他に表に出ない企業とのプロジェクト、家具制作などもしています。プロダクトだけでなく、空間の仕事もしています。インテリアデザインだけでなく、中のサービスをディレクションもしました。大須ういろの店舗で名前も違う新しいブランド立ち上げに関わる。 #PORTAL_

2014-06-15 17:36:54
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: ういろだけでない活動もしており、若年層にも受け入れられたいという依頼。回転率だけでなく自分たちのサービスをゆっくり体験できるように、通常より低いソファーなどをデザインしています。 #PORTAL_

2014-06-15 17:39:12
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澤田: ソファブランドのショールーム。特徴的な梁で空間の溜まりを作り、生活シーンの切り替わりを表現するよう意識しました。 #PORTAL_

2014-06-15 17:40:18
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: 続いて歯医者さんのインテリア。ここでは、ブランディングから入りました。矯正歯科と一般歯科のコンビで立ち上げている点が特徴。個室が欲しいという要望を読み替え、斜めの壁で空間を仕切る。治療の様子は見えないが、オペレーションの動線はしっかり確保出来ている。 #PORTAL_

2014-06-15 17:42:08
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澤田: プロダクトだけでなく空間やブランディングまで。ハードとソフトをつなぐ関係性、条件となる関係性をどう整えるのかに興味があります。 #PORTAL_

2014-06-15 17:43:05
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澤田: 型屋の話をしましたが、産地の分業制にいくつか課題がある。伝言ゲームで失われて行くものが多いのではないかと感じた。成型する人と焼く人だけでプロダクトを作る方法を考えた。ホリツケというブランドでは問屋も加えた三社のみです。 #PORTAL_

2014-06-15 17:45:02
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

澤田: 有松も分業だなと聞いていたので、コミュニケーションや生産地の関係を再構築することが重要だなと思います。ありがとうございます。 #PORTAL_

2014-06-15 17:46:24
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

松田: 郡上のプロジェクトが面白い。オリジナル商品を作ってという依頼は、どうとでもできるが、商圏から展開を考えるところが特徴的ですね。有松もお土産という状況や、産業の分業制が類似しているかなと思います。 #PORTAL_

2014-06-15 17:49:45