ある夜の会話
ハッシュタグ共通点のあるうちの子とよその子を対面、メイベルと、フォロワさんの群青色マントに顔と手以外実体のないナイスミドルを対面させていただきます!よってしばらくメイベルアイコン!
2014-06-13 22:18:48@arumojo どこかにあるカフェ。カウンターバーに似た作りの店は「酒場」と通称されている。黒褐色の木製カウンターは一見新しいが、よく見れば使い込まれた傷を塗装で隠しているようだ。白い壁、カウンターと同材の棚。カチャカチャとお茶の用意をしている店主は金髪の優しげな青年である。
2014-06-13 22:21:01@arumojo 「……見かけない顔だ――。御嬢さん、どちらからいらしたのかな?」 濃紺のマントをまとった男が低く響く声で言った。男の表示用は穏やかである。金髪の青年が少し急ぐように、(ここへ外部の人が入って来るのは珍しいんだ、怒ってるわけじゃないよ)とシスターに囁いた。
2014-06-13 22:29:27@n_chis8 @arumojo 青年。イメージ画像です。この場面だと輪っかと羽根、タイは省略だと思う。 pic.twitter.com/guREEYvHU1
2014-06-13 22:32:41@n_chis8 @arumojo メイベルさんと出会ったマント一丁の老紳士。変態という名の紳士なわけではなく、普通に紳士のはず。横の文字はおまけだから気にしなくていい。 pic.twitter.com/Fxd4iVLEKZ
2014-06-13 22:33:21@n_chis8 ここは現世ではありませんね?私はこの外の世界からやって来た様です・・・何故このお店に呼び寄せられたかは分かりませんが、貴方にお会いする為、なのかも知れませんね ふふ
2014-06-13 22:34:35@arumojo 「いかにも。ここは本来、個人の精神世界だが…『酒場』は我々が交流する場でもある。各人の領域を繋ぐ砂漠の中に位置する特殊な場所だ。外からの客人を受け入れるにも最も向いた場かもしれない。おそらく、我々が呼んだのだろうな」 pic.twitter.com/fxr1toqvle
2014-06-13 22:42:51@n_chis8 @arumojo 「私の存在は幻影である上、故人のイメージが根源にある。ある意味、君と似たようなものかもしれないな…(微笑 ただ、黄泉の者は過去に生きた存在であるのに対し、私は未来にしか存在しない点がやや異なるかもしれない」 そう言って彼は穏やかに微笑んだ。
2014-06-13 22:54:23@n_chis8 ふふ、似た者同士という事ですね 貴方がたに、過去は存在しないのですか?今お生まれになった様には見えませんもの 貴方がたが覚えていないところに、過去というものがあるのではありませんか?
2014-06-13 22:58:15@arumojo 「無論。我々は皆過去から生まれ、今在り、また過去となる者だ…。ただ、私の属性が『未来』なのだよ。私の名は、『理想像』というのだ。こうなりたい、かくありたいとの理想は過去の経験から生ずるが、常に未来に存在するかのように見えるだろう?」 ~たい、は未来形的な意味で。
2014-06-13 23:07:42@n_chis8 @arumojo 唐突に偽天「どうぞ、ミルクティーが入ったよ。お口に合えばいいのだけれど。老理さんには渋めのストレートね。茶葉はダージリン!」
2014-06-13 23:09:47@n_chis8 まあ・・・貴方そのものがこの先の願望を表しておいでなのね 貴方に過去はあっても、貴方そのものが未来・・・聞いていて不思議な気分になりますわ あら、自己紹介が遅れましたわ 私はメイベル、生前は自然崇拝の教会でシスターをしておりましたの 今は格好ばかりですわ、ふふふ
2014-06-13 23:14:51@arumojo 「メイベル殿か、良いお名前だ。シスターであったならば私と同じ属性の精神を強くお持ちかもしれない。願望というよりは規範、私が見せる『こうなりたい』は『かくあるべし』につながりやすいものなのだ。私の子や配下には『常識』や『勝利』、そして…『劣等感』などがいる」にこ。
2014-06-13 23:19:01@n_chis8 ありがとうございます(にこ) そういえば・・・私、自然愛護を訴えて打ち首にされたのですが、どうしてここまで熱心になったのか、自分でもよく分かりませんの 当時は誰もが開拓を唱えたものですから、きっと小さな思いが膨れ上がったのでしょう
2014-06-13 23:25:28@arumojo (『反発心』の行動に近いな…)「私の眷属に反という少年がいるが、彼も似たようなことをよく言う。大多数に対し反射的に背き、気づけばやり過ぎているとな。もっとも彼の場合は単なる反発で、彼自身が抱えるものは『小さな思い』すらも存在しないようなものだが」
2014-06-13 23:35:54@n_chis8 @arumojo 「彼(反)はたいそう攻撃的だが、貴女は愛護を訴えることで命を絶たれたのか…。尊い死であった、と私は思う。もっとも、それを良しとしない者もここには多いが」 二人称が君から貴女にグレードアップ。どうやら好感を覚えたようだ。
2014-06-13 23:36:37@n_chis8 ふふ、ありがとうございます 死に貴賎はあらずとも、その様に言って下さる方がおいでると、私の思いを継いで下さった方々の励みとなる事でしょう
2014-06-14 18:53:19@n_chis8 反さんとおっしゃる方には、教会での懺悔をおすすめ致しますわ 素直な気持ちを解き放つ事で、張り詰めた心が少しでも軽くなるかもしれませんわ
2014-06-14 19:02:12@arumojo 「ほう、後継がいるのか…。良いことですな。心を添えて大切になされよ。反に懺悔かw 少し難しいかもしれない。まず、反発させてくれる大本がなければ、発言することも難しいのだ。彼自身に主張は存在しない。彼は他者への『反発』と『怒り』の体現なのだよ」
2014-06-14 21:35:08@arumojo 「反…私が『反抗心』と読んでいる少年の姿をした者だが、彼は精神の中の『怒り』の感情と『反発する心』を切り取ったものだ。怒りの理由はまた別の話で、感情面のみだな。攻撃的な性質なのはそもそもの存在の属性だからある意味仕方がない」
2014-06-14 21:39:19@n_chis8 そうでしたか 感情を司る方たちは、主の反応が礎になっているのですね 反応が起きた時こそ輝き、苦悩する瞬間でもあるのでしょうか・・・
2014-06-14 21:47:06