11
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
集団的自衛権を行使できないからこそ、我が国は憲法発効以来、ごく限られた国際紛争の収容に貢献しつつも、直接戦闘に関わらず、一発の銃弾も発射せず、一人も殺さず、あるいは殺させなかった。この認識がない元自衛隊幹部が社会的影響力を持つ存在である現状は危険すぎる。
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
憲法九条は我が国にとって、戦争に対する最大の抑止力だった。それは、集団的自衛権が認められないなかで、同盟国のアメリカがこれまで関わった戦争の数と、その同盟国の我が国が参戦せずに済んだ戦争の数を数えれば一目瞭然だ。憲法九条が戦争の抑止力だからこそ、我が国は戦争に荷担せずに済んだ。
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
集団的自衛権を「普通の国」として当たり前だと考える者は、それが人類史において善き慣習であるか悪しき慣習であるかに思いを馳せる知性を発揮してほしいものだ。無原則に、かつ無思慮に、他国のあり方を模倣するのは、もう我が国は卒業できるのではないか。時は明治大正ではない。平成なのだ。
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
そもそも集団的自衛権がどのようにして国連憲章で「国家固有の権利」と認められたか、その経緯を承知している人間は我が国にどの位いるのだろうか。実は憲章の起草段階における、大国間のパワーゲームの中で生じた「妥協の産物」でしかないことを。
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
この事については後ほど詳しく述べる。
にしだひろ @nishidahiro
@tkatsumi06j いつでもいいので教えてください。私は9条改正の危険性がよくわかってないのですが(それより自民党草案で21条を改正しようとしてる方が怖いです)首相はなぜ憲法改正せずに解釈変更だけで集団的自衛権を行使しようとしてるのでしょうか? 憲法改正が無理そうだから?
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
@nishidahiro 後ろからお答えすると、 解釈改憲を急ぐ主な理由は、 ①世論はおろか与党内ですら容認賛成のコンセンサスが無いこと、②間もなく開催する日米閣僚級会合に間に合わせるため、そして③中国と対峙する日米の体制が整ったことをASEANにアピールするため、でしょう。
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
@nishidahiro 続。改憲そのものの危険性は、第一に、これまで歯止めとなり特措法でしか対応できなかった国際紛争への参戦がいつでも出来るようになることで、必然的に共同作戦行動する同盟国のアメリカとともに日本も武力による攻撃やテロの標的となり得ることです。続
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
@nishidahiro 続。次に、日本が標的となることで世界中の日系資本や在外公館が危険に晒され、本国だけでなく、企業や政府施設が展開する他国の安全も危険に晒します。たとえば、リビアやケニアで起きたアメリカ大使館の襲撃・爆破事件と同じことが日本の施設にも起こり得ます。
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
@nishidahiro 続。こうして攻撃に晒されると、アメリカは必ず報復します。集団的自衛権が容認されている場合、日本はこの報復攻撃に荷担することになり、戦争に巻き込まれます。参戦しない選択肢はありますが、現憲法下でさえ参戦要請を断った例はないのですから、危険なのです。
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
遅いランチもあとわずかなをんだが、集団的自衛権が国連憲章で認められた経緯の内幕について少しだけ。これは、最近わかりやすく解説しようと特集を組んでる各メディアも触れていないことだ。
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
国連憲章の起草時、後に加わる中国を除く米英仏ロの四大国は、戦後のパワーシェアリングをどうするか検討した。その中で四大国は、常任理事国としての特権を維持することに腐心した。しかし、安保理で全ての事態に対処するのは無理があった。そこで、加盟国に応分の負担を求める案が浮上した。続く…
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
続き。「応分の負担を求める」とはいっても、安保理の行動の範囲ではない。つまり、国連集団安全保障体制における安保理の権限を凌駕しないが、負担に応分な「権利」を加盟国に認める必要が生じた。そこで、これまで明文化されたことのない「個別的及び集団的自衛権」を認める選択がとられたのだ。続
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
続き。こうして「国家固有の権利」として、個別的及び集団的自衛権が加盟国全ての権利として認められ、国連憲章で初めて成文化された。ただし、「安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間」という条件付きで。これは、現在の国連憲章第51条にあるとおりだ。続
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
続き。「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。」(国連憲章第51条より) lares.dti.ne.jp/~m-hisa/unchar…
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
続き。第51条は更に安保理の上位性を次のように規定する。「 また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持又は回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない」と。自衛権はあくまで限定的な権利なのである。
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
続き。このように、個別的及び集団的自衛権は国連憲章が認める国家固有の権利ではあるものの、それは四大国による妥協の産物であり、また限定的な権利なのである。このうち、集団的自衛権を日本が保有・行使することのリスクもまた、国連システムで認められる権利だからこそ顕在化する。続
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
続き。国連システム下で日本が集団的自衛権を保有・行使することの危険は、敵国条項の存在に起因する。つまり、日本が自衛の名の下に戦争に荷担し、中国等加盟国がこれを敵国条項に触れる行為と捉えた場合、規定により、地域的機関などが安保理の決定を待たずに制裁行動に移れるのである。続
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
続き。現在、国連憲章第八章に基づき正式に発足した地域的安全保障機関は、欧州のOSCE等ごく限られている。中ロ中心の上海協力機構SCOは、正式な八章機関ではない。だが、国連(安保理)が認めれば地域機関としての権能を発揮することもできる。そうなると、日本は圧倒的に不利である。続
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
続き。よく「敵国条項は死文化している」という反論を聞くが、それは拘束力のない総会決議においてであり、名実共に憲章上の規定として条約上の拘束力を持つ。デファクトで死文化していても、デジューレ(法律上)で有効なのである。このリスクを日本国民は忘れてはならない。続
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
「 もっとも、本条2に定める敵国のいずれかに対する措置で、第107条に従って規定されるもの又はこの敵国における侵略政策の再現に備える地域的取極において規定されるものは、関係政府の要請に基いてこの機構がこの敵国による新たな侵略を防止する責任を負うときまで例外とする。 」(第53条)
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
結び。集団的自衛権は我が国にとって、仮想敵国の中国に、集団安全保障に基づく「日本討伐」の正当性を与えかねない、ハイリスク・ローリターンが宿命付けられた至極限定的な権利なのである。限定的ではあっても、日本が保有するにはあらゆるリスクが高まる正に「無用の長物」なのである。以上
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
そもそも集団的自衛権がどのようにして国連憲章で「国家固有の権利」と認められたか、その経緯を承知している人間は我が国にどの位いるのだろうか。実は憲章の起草段階における、大国間のパワーゲームの中で生じた「妥協の産物」でしかないことを。 fb.me/6x1JoLleE
💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j
長編コラム:些末な政府の集団的自衛権議論が触れないこと⑦国連憲章上の由来と国連システム下のリスク fb.me/2Tia4ize4
久保 勇二 / Yuji Kubo @yujikb
@tkatsumi06j 日本国憲法前文の趣旨にそって、日本は国際平和に貢献したとお考えですか。積極的に介入せよとは全く思いませんが、日本は日本が平和であれば良いという戦後があったのではないですか?
残りを読む(21)

コメント

💫T.Katsumi🎸 @tkatsumi06j 2014年6月18日
毎度まとめありがとうございます。まとめのタイトルですが、少し変えられていますがそれはよしとして、「持つ」の「つ」が抜けていますよ。あとはOKです^^
えむ @mizuki_cg 2014年6月19日
中国の脅威は、集団的自衛権の行使を容認しよう、という議論の追い風になっていると思います。憲法を護りたいのなら、中国が日本に手を出さない様にする具体策を示せば良いと思いますよ。
名前はまだない @774rider 2014年6月19日
日本がすでに武力による攻撃やテロの標的となっているいう事実が全く見えていない、非常に危険な考えの持ち主のようですね、この方。
セバスチャン小林(裏) @Dongpo_Jushi_x 2014年6月19日
「コメントデザインされないまとめ」が必要かも。
セバスチャン小林(裏) @Dongpo_Jushi_x 2014年6月19日
ちなみに勝見先生にご興味のある方は「SOB勝見」とか「サノバビッチ勝見」で検索してみよう!
lequinharay @lequinharay 2014年6月19日
敵国条項と集団的自衛権の相互作用が危険であるって解釈は確かに成立しそう。テロの標的とかよりよほどヤバイ。ただ集団的自衛に参加させたければ、敵国条項なんとかせーやという要求をアメリカにすることはできるんじゃないかなー。ところでまとめのタイトルが微妙すぎて内容が分かりにくい。
ぴゅうた @pyutaz 2014年6月19日
色々要検証の出来事が書かれてるんだけど。ぱっと見ても「ごく限られた国際紛争の収容に貢献した」本当に国際紛争の収拾(収容とあるがおそらく誤字ではないかと。国際紛争を収容はできないから)の原動力となりえたのか?「あるいは殺させなかった」とあるが、本当に殺させない事ができていたのか?
ぴゅうた @pyutaz 2014年6月19日
更には本当に「憲法九条は我が国にとって、戦争に対する最大の抑止力だった」のか?つまり最大の抑止力であるという事は、日米安保がなくても米軍が日本から引いても9条があれば戦争を抑止できるということだ。それは本当に可能であったのか?
ぴゅうた @pyutaz 2014年6月19日
全部読ませて頂いた上で、確かに敵国条項と集団的自衛権の相互作用の問題を解決しないままでの改憲や集団的自衛権の成立に危険がある事は理解できた。しかし、そこにどういう解決策があるのだろうか?解決策のないままただ単に止めようとするのは、これを進めようとする安倍政権とどれほどの違いがあるのか?
ぴゅうた @pyutaz 2014年6月19日
そこでまず、九条を守ろうとする人たちは、九条への検証が必要なのではないのだろうか?本当に九条は戦争の最大の抑止力足りえるのか?もし足りえるとするなら何故日本以外の国は採用しないのか?日本の平和は本物なのか?十分な事実なく訴えるのは、九条撤廃に力を貸しているも同然だ。
順三朗 @junzabroP 2014年6月19日
屁理屈をいくらこねようが、現実の問題である尖閣諸島の防衛に必要ならば集団的自衛権の日本国内での規定も行わなければならない。当然のことだ。
ぴゅうた @pyutaz 2014年6月19日
junzabroP 防衛のためなら、すでに今のままでも可能ではないのですか?現実に行動ができているかは別として、一応、自衛のためなら日本は今でも戦争ができるはずです。
順三朗 @junzabroP 2014年6月19日
pyutaz 集団的自衛権は相補的なものなので、日本側が同盟国に対し行使する意思を示さなければ、同盟国からも守ってもらえません。例え日米安保条約があってもです。
おるぐり @allgreen76b 2014年6月19日
9条や中韓の日本アレルギーが日本を「アメリカの戦争」に引きずり込まれるのを防ぐのに役立った、ってのは同意するんだが、今は「日本の戦争」にアメリカを引きずりこめることが抑止力として必要なんだよねぇ
おるぐり @allgreen76b 2014年6月19日
そりゃ絶対の抑止力ではないけどね。核装備にしたって強力な同盟国にしたって、それを乗り越えて戦争に踏み込んでくる可能性は常にある。どんだけ外交努力しようが、相手を信頼しようが、非武装アピールしようがね。
おるぐり @allgreen76b 2014年6月19日
まぁ俺は今の自民党がやろうとしてる改憲の方向性には懐疑的だけど。とりあえずまず自衛隊の立ち位置をちゃんとしてやれよ。なんかあったら「すまんが死んで来てくれ」って言わないといけないんだからさ。
ナナミ @nanami666 2014年6月19日
このまとめで安倍総理が言うのとは違う、真の積極的平和主義とは貧困撲滅などで戦争の原因を無くすことだ、という風におっしゃってますよね。確かに豊かになれば他国を攻めて奪う必要は無くなるというのは一理あると思います。しかし人間の欲には限りが無いもので、豊かになってもそれ以上を望んで戦争を仕掛ける場合もあると思いますし、私は今の中国をそういう面のある国だと見なしています。(真の)積極的平和主義を全否定はしませんし、そういう対策も必要だとは思いますが、それ「だけ」でもダメだと思いますね。
kartis56 @kartis56 2014年6月20日
まだツイッターに居たんだこの人…
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする