Registered reportの紹介

最近、研究論文の新しい枠組みとしてRegistered reportができたようです。これはなんぞやと思って調べた内容をまとめてあります。
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欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

Registered reportとは何ぞやと思って調べてみたところ、論文の新しい枠組みのようです。 検索していたらElsevierに分かりやすいガイドラインがあったので紹介させていただきます。

2014-06-20 19:21:31
欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

簡単にまとめると(間違ってるかもですが…)、実際に実験する前に、「研究背景と仮説、実験方法や解析方法」に関する論文を書いて投稿します。 レビュアーは背景や実験・解析方法の論理、妥当性や実現可能性、得られる結果の新規性・独創性などを評価します。ここには予備実験の結果を含められます。

2014-06-20 19:22:24
欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

ここで、OKが出たら、原則的には受理(in-principal acceptance: IPA)されて、Registered report(first stage)が論文に掲載されます。

2014-06-20 19:22:34
欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

次の段階ではRegistered report(first stage)の方法に従って実験を行い、得られた結果と考察を投稿する感じです。ここでもレビュアーによる審査が行われ、内容によっては論文のリジェクトもありえるみたいです。

2014-06-20 19:22:55
欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

詳細は先ほど紹介したガイドラインをご参照ください。実験する前に審査してもらうことで、自分では考えていなかった点に気づいたり、研究のブラッシュアップができる可能性があるので、使い方によっては有用だと思いました。

2014-06-20 19:23:19