【ラブライブ!2期】11話感想まとめ。―9人の海、9人の決断、9人のμ's
- momorin_cloverZ
- 31133
- 106
- 1
- 0
第11話の観直しが終わりました。いまから感想のまとめを進めていきたいと思います!また長い時間をかけてしまうかもしれませんが、言葉にし得ないこの回で感じたことを、ひとつずつ書かせて頂きたいと思っています。お暇のあるときにぜひご覧頂き、そのときの想いを聞かせて頂けると嬉しいです!
2014-06-21 20:59:15まず第11話に絶大な感謝と敬意を
まずはじめに、11話において、「この物語に終止符を打つ」ということが描かれたこと、そしてそれが「μ’s9人(=私たち)の決断」として描かれたことに、絶大な感謝と敬意を表したい気持ちになりました。胸がぎゅーっとなってすごく切ないけれど、本当に待望していた回でした。#lovelive
2014-06-21 21:07:4211話は、μ’sをフレーズとして言語化した10話とは対照的に、決して言葉にはし得ないスクールアイドル性の機微を、物語や風景、モチーフを通して描き出した回だと感じました。それを言葉にするのは野暮ですが、あくまでも自分が受け取った想いを少しまとめてみたいと思います。#lovelive
2014-06-21 21:15:3011話で直面したのはスクールアイドルであればこその帰結であり、導かれた決断もまた、最初から運命づけられていた当たり前のこと。しかし、ここまで描かれてきたすべての物語が、その決断の意味を特別なものにしたのだと思います。#lovelive pic.twitter.com/mKPMN4PrOi
2014-06-21 21:22:36音ノ木坂=μ'sへの憧れ―亜里沙の憧れと雪穂の違和感
前回のラブライブ!はなし。11話は合格発表の場面から始まります。1クラスを超える合格者数。入学者は明らかに増えているようです。音ノ木坂学院は廃校を免れ、明るい未来に歩み出しています。対照的に、それを導いたμ’sは…。#lovelive pic.twitter.com/iO7Ruel8zz
2014-06-21 21:26:24友達同士で合格発表を見に行くという超危険な状況を乗り越え、2人とも合格していました。亜里沙は「μ’sだー!」と叫びます。亜里沙にとって音ノ木坂学院に合格することは、「μ’sの一員になる」という憧れに直結しています。#lovelive pic.twitter.com/JVwtvdnkfh
2014-06-21 21:31:30当初、雪穂はUTXに入ろうと考えていました。そんな彼女が音ノ木坂学院を選んだのもまた、亜里沙と同様に、μ’sへの憧れが芽生えたからでしょう。しかし雪穂は、μ’sに入るという選択に、どこか違和感を抱えているようです。#lovelive pic.twitter.com/61Q7Lc60QP
2014-06-21 21:37:22亜里沙は「私、μ’sに入る!」と姉に駆け寄りますが、絵里はそれに答えることなく「合格したのね」と声を掛けます。妹の夢を否定できない姉の想いを感じます。それを見つめる雪穂もまた、姉に自分の抱える違和感を投げかけます。#lovelive pic.twitter.com/fA3cKzpY2Y
2014-06-21 21:43:06雪穂が問いかける、μ'sのこれから
合格しても連絡せず冷めた様子で帰宅する雪穂。穂乃果は「なんでそんなに冷静なわけ!?」と問いかけますが、雪穂の心境は今、自分が合格したことよりも、μ’sのこれからに向いています。μ’sに対する思い入れの強さを感じます。#lovelive pic.twitter.com/wAoWpTo1Eb
2014-06-21 21:47:39雪穂は、一人のファンとして、μ’sのリーダーの一番近くにいる妹として、疑問をぶつけます。その姿は1期1話、音ノ木坂にこだわる穂乃果の本質を問い質した姿と重なりました。あなたにとって大切なそのモノの意味は何なのか?と。#lovelive pic.twitter.com/ZtGstVw9dp
2014-06-21 21:54:15「μ’sって、3年生が卒業したらどうするつもりなの?」。11話の主題は、2期1話で3年生の卒業を示唆したときと同様に、雪穂によって問題提起されました。μ’sのファンとして、これは彼女がずっと気にかけていることでした。#lovelive pic.twitter.com/NM93FaHdXV
2014-06-21 22:02:05迫る別れへの想いを隠すなんて、無理
本選まで1か月。A-RISEにもアドバイスをもらったという練習メニューの説明をうけながらも、μ’sのこれからについてストレートな問題提起を受けた穂乃果はなんだか上の空。異変に気付く海未とことり。信頼関係は強固です。#lovelive pic.twitter.com/YJGz14inZu
2014-06-21 22:06:44新入生の話題で「新メンバー!」「ついに10人目!」と盛り上がる1年生には、これからの高校生活がたっぷり残されていて、先輩になる期待にも満ちています。しかし、迫る3年生の卒業という現実は、μ’sをどうしても暗くします。#lovelive pic.twitter.com/oV7mudnYCh
2014-06-21 22:10:12留年して卒業できないんじゃない?というネタは、卒業が迫った3年生あるあるですが、切なさは募るばかり。ラブライブ!が終わるまでその先の話はしない約束だ、とは言いますが、迫る現実への想いを隠しておくことは難しいはずです。#lovelive pic.twitter.com/eW6shGlb59
2014-06-21 22:14:1711話の主題:μ'sという物語に終止符を打つか否か?
3→2→1年の順で、学校の外ではなくグラウンドのトラックをぐるぐると走る。その姿は、この9人で、この学院での終わらない高校生活を延々と走り続けるループへの幻想を象徴しているように感じました。それはもちろん叶いません。#lovelive pic.twitter.com/vuB1wmDfL5
2014-06-21 22:18:30歌も踊りも大好き。しかも前回10話で自己ベスト更新が描かれたように、まだまだ成長を続けています。「スクールアイドルは続ける」と語る穂乃果。問題は「μ’sという物語に終止符を打つか否か?」であることが明示されました。#lovelive pic.twitter.com/TtPySBOtBe
2014-06-21 22:25:38前を走る3年生の背中を見つめて「何で卒業なんてあるんだろう…」とつぶやく穂乃果。それは、青春の有限性の中で刹那的な輝きを放つのがスクールアイドルだから、と言えるのかもしれません。不可避の終焉こそ必須の材料である、と。#lovelive pic.twitter.com/xbJxfguHo3
2014-06-21 22:32:48にこは明確に答えを持っていました。「メンバーの卒業や脱退があっても、名前は変えずに続けていく。それがアイドルよ」。にこが示す「アイドル性」は曲がりません。これもひとつの答えですが、μ’sは「スクールアイドル」です。#lovelive pic.twitter.com/2YEOZx8MeT
2014-06-21 22:37:50続けるにこの言葉はアイドル性というよりも、3年生としてのひとつの本音に近づきます。「名前を残していってもらう方が、卒業していく私たちだって嬉しいの」。にこに「μ’sを終わらせる」という選択肢は毛頭からないのでしょう。#lovelive pic.twitter.com/NHoNyD7Vqs
2014-06-21 22:41:10