【ラブライブ!2期】11話感想まとめ。―9人の海、9人の決断、9人のμ's
- momorin_cloverZ
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圧倒的な身体性で物理的にも精神的にもにこの言葉を遮った希は、卒業の話はしない、という約束を改めて確認します。しかし、こんなに大事なことを、迫る現実を、隠しておくなんて無理なこと。花陽が、自身の想いから口を開きます。#lovelive pic.twitter.com/OWiQmIi9Qe
2014-06-21 22:44:40「本当にそれでいいのかな?」と語った花陽は、μ’sへの加入を望む新入生のために、μ’sのこれからのことを、この11話で解決すべき問題である、と提示しました。その裏には、自分がμ’sに加入した経緯があるのだと思います。#lovelive pic.twitter.com/bM2eak5Wyr
2014-06-21 22:48:21「もし私が同じ立場だったら辛いと思うから」。亜里沙や雪穂と同様に花陽もまた、μ’sになることを自ら願った存在です。自分は入ることができたけれど、望んでも入ることができないとしたら…。花陽だからこその共感だと思います。#lovelive pic.twitter.com/xDMLbHldL2
2014-06-21 22:54:38「μ’sは続けなさい」とにこ。「μ’sはこの9人」と花陽。アイドルへの強い憧れで共感し合う2人の想いが、真っ向から対立します。真姫は間に立ち「μ’sはこの9人だけど、名前を消すのは辛い」と語ります。いずれも本当です。#lovelive pic.twitter.com/v1DeO422IE
2014-06-21 22:59:03意見が割れるμ'sの将来は、穂乃果たちが決めること
意見が割れる状況で、絵里は「それを決めるのは穂乃果たち」だ、と語ります。「私たちは必ず卒業するの。スクールアイドルを続けることはできない。だからその後のことを言ってはいけない」。スクールアイドル性の本質だと思います。#lovelive pic.twitter.com/VspKQXVFRq
2014-06-21 23:02:35去る先輩として、μ’sの将来を後輩に託す覚悟。実際のところ絵里自身にも、μ’sの将来を決めかねる想いがあったのかもしれません。絵里の言葉を受け、にこに歩み寄って頭に手を乗せ、声を掛ける希の優しさにも胸を打たれました。#lovelive pic.twitter.com/U9TinnrABR
2014-06-21 23:08:003年生を除いた6人の帰り道。「来年学校にいるのは私たちなんだもん。私たちが決めなきゃ」。しかし、卒業を避けられないスクールアイドルの本質を問う11話の主題を前に、難しすぎる問いを前に、残された6人は苦慮していきます。#lovelive pic.twitter.com/emTAJwJasZ
2014-06-21 23:14:20穂乃果を送り届けた海未が「自分に正直に、本心でどうしたいのか考え、ちゃんと話しましょう」と語ったのが印象的でした。穂乃果に、取り繕うことのない本心を望むのは、これまでの彼女をよく知る海未だからこその言葉だと感じます。#lovelive pic.twitter.com/uTkN6sEJd5
2014-06-21 23:22:31妹たちの宿命と、「μ'sとは何か?」という問い
穂乃果が自宅に帰ると、亜里沙がいました。亜里沙は穂乃果に駆け寄ると「μ’sミュージックスタート!」の掛け声を真似し、μ’s加入への憧れを露わにします。その想いを今、正面から受け止めることができない穂乃果は困惑します。#lovelive pic.twitter.com/4MZstadJx6
2014-06-21 23:29:03「私…μ’sに入っても問題ないですか?」と語る亜里沙の姿は、1期4話の花陽の決意と重なります。あのときの花陽と同じように、穂乃果の目の前でμ’sへの憧れを伝えたのに、今の穂乃果は彼女と握手を交わすことができません。#lovelive pic.twitter.com/DGcU7x4taV
2014-06-21 23:35:12屈託のないμ’sへの憧れの眼差しは、花陽も亜里沙も何も変わらない。なのに、9人のμ’sには、初めから亜里沙は受け入れられない残酷な運命にあったとでもいうのでしょうか。そのとき雪穂が、亜里沙にある問いを投げかけました。#lovelive pic.twitter.com/JJKYS7Lw9R
2014-06-21 23:46:21雪穂は「亜里沙はμ’sのどこが好きなの?」と問いかけます。μ’sではない、けれど一番近くにいる2人のファンが「μ’sとは何か?」という問いを確かめ合うことになります。雪穂の中では、答えは決まっていたのかもしれません。#lovelive pic.twitter.com/wKYVYOOtDO
2014-06-21 23:50:22「μ'sはこの9人である」という答えを導いたのは…
「μ’sとは何か?」。μ’sのこれからについて、同じ月の下で思い悩む6人。なかなか答えには辿り着けません。しかし、時を同じくして、この6人だけではなく、雪穂と亜里沙もまた、大きなひとつの決断を導こうとしていました。#lovelive pic.twitter.com/3BZLxu2Uol
2014-06-22 00:01:07もし雪穂と亜里沙のスクールアイドルの物語を描き出すとすれば、μ’sの6人が苦悩して見上げる月の下で、μ’sの御膝元たる神田明神で決断したこの2人の姿は、きっと幕開けを告げる1話のはじまりのシーンになることでしょう。#lovelive pic.twitter.com/KwhgaEtzWR
2014-06-22 00:05:32結局「μ’sとは何か?」の答えを導けなかった穂乃果は翌朝、2人の決断を聞くことになります。それは「μ’sに入らないことにしました!」という言葉で始まります。2人の想いを受け、穂乃果は答えに気付いていくことになります。#lovelive pic.twitter.com/T5FYyC414B
2014-06-22 00:10:42雪穂と亜里沙の結論は「私が大好きなスクールアイドルμ’sに、私はいない!」に集約されます。「μ’sはこの9人である」という答えが、一握りの切なさを秘めながら、誰よりもμ’sに憧れる2人のファンによって提示されました。#lovelive pic.twitter.com/Yzfd7TqjKg
2014-06-22 00:15:279人という主体性の回帰と、新しいスクールアイドルの誕生
9・10話を通して描かれた「みんな」のチカラ。しかし「みんな」が結集する中心にいるのは、9人の「私たち」であって、掛け替えのないもの。ある意味で前回までを反転させるように、物語の主導権は「みんな」から「私たち」へと譲渡され、μ’s9人という主体性が回帰しました。#lovelive
2014-06-22 00:25:03きっと大事なのは、穂乃果自身ではなく「みんな」の側から答えが提示された点だと思います。「みんなで叶える物語」の主役・μ’sは、この9人。誰よりもμ’s加入を望んだ彼女たちを含め、それも「みんな」の願いだったわけです。#lovelive pic.twitter.com/V1gHqo7QFP
2014-06-22 00:34:09穂乃果は2人を抱き寄せ「当たり前のことなのに…分かってたはずなのに…」と語ります。μ’sという名前は、9人の女神のために生まれた。何よりも大切なことに気付かせてくれた2人のファンの覚悟に、穂乃果は涙を浮かべました。#lovelive pic.twitter.com/ZQPe4rEddp
2014-06-22 00:38:52ビルの陰から朝日が差し込みます。新しい2人のスクールアイドル。その物語の幕開けを眩しく照らし出します。2人の決断に背中を押され、「μ’sはこの9人である」という答えを胸に、穂乃果はμ’sとしての決断へと踏み出します。#lovelive pic.twitter.com/N0vuvdJDiU
2014-06-22 00:45:02