元に戻ってチャネルの話。
@Butayama3 @usausa1975 承前)ナトリウムチャネルもカリウムチャネルも、それぞれ何種類かあるのだけど、この神経細胞の「繊維」で働くタイプは「電位依存性ナトリウム(カリウム)チャネル」というのだけど、まぁ名前はいいや、そういう神経信号伝達用のチャネルということで
2014-06-30 14:52:24@Butayama3 @usausa1975 その「流れてくる」ところがアップになったとき、神経細胞の細い部分(=軸索)の外にある「+」がいったん中に入って、また外に出てますよね。そこで働いてるのがナトリウムチャネルとカリウムチャネル(続
2014-06-30 14:50:28@Butayama3 @usausa1975 んで、さっきの動画は(多分、簡略化のために)「+」で書いてあったけど、じつはあそこでのイオンのやりとりは「ナトリウムを入れて、カリウムが出る」。 tamagawa.ac.jp/teachers/aihar…
2014-06-30 14:54:29@Butayama3 @usausa1975 神経細胞が興奮すると、神経繊維の細胞膜にあるナトリウムチャネルに「開け!」という命令が行って、チャネルが開く。そうすると細胞内外のイオンの濃度の違い(濃度勾配)でナトリウムイオンが流入する。これは「プラスの電荷が入る」と同じ意味。
2014-06-30 14:57:33@Butayama3 @usausa1975 で、これがある程度進むと、「もう十分、今度はカリウムチャネルが開け!」と命令が行って、カリウムチャネルが開いてカリウムイオンが細胞の外に出て行く。これで「プラスの電荷が出て行く」から電気的な興奮が収まる(続
2014-06-30 15:00:09@Butayama3 @usausa1975 承前)で、その間にナトリウムチャネルが閉じて、その後カリウムチャネルも閉じて、元の静止状態に戻る。細胞内外のナトリウムとカリウムのバランスの崩れは、細胞全体から見るとそんなに大きくないし、この休んでる間に元に戻っていく。そんな感じ。
2014-06-30 15:02:56@Butayama3 @usausa1975 この「プラス電荷のやりとり」が「膜電位(=細胞膜内外の電位差)の変化」と呼ばれるものにあたるのだけど、ここで働いてるイオンチャネルは、ちょうどそのタンパク質がある付近の膜内外で電位差が生じると活性化される(=電位依存性)ので(続
2014-06-30 15:14:25@Butayama3 @usausa1975 承前)一個が開いて、細胞内外の電位差が出来ると、その近くにあるチャネルがそれを感知して活性化…を繰り返すことで、細胞膜の表面を伝って電気が流れる形になる。ナトリウムチャネルやカリウムチャネルが遮断されると、ここが伝わらなくなる(続
2014-06-30 15:17:39@Butayama3 @usausa1975 承前)なので、痛みとかの情報も伝わらなくなって麻酔された/知覚が麻痺した状態になる。
2014-06-30 15:21:28@y_tambe @usausa1975 そんなことができる力があるのか・・・(とあく抜き中の実山椒を見ながら思う。)
2014-06-30 15:22:51ああ、ヒドロキシαサンショオールの作用点は、静止電位を調節するタイプのカリウムチャネルの方か。 en.wikipedia.org/wiki/Hydroxy-%… ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB…
2014-06-30 15:34:46なので、あの「ぴりぴりした感覚」が、歯医者で麻酔打って味とか刺激を感じない状態よりは、「刺激が受けた状態のままなかなか戻らない」状態、という解釈でいいのかな。
2014-06-30 15:38:13ピリリと辛いやつ、水にさらすと少しマイルドになるから一晩水にさらしておく。それを冷凍すれば一年中使えるし、これを味醂醤油で炊くと素晴らしいご飯のお供。
2014-06-30 15:39:39