ジャレド・ダイアモンド「昨日までの世界」を読みながら

ジャレド・ダイアモンド「昨日までの世界」http://amzn.to/VKbZUR の書評・講演・著者インタビューや内容に関するツイートをまとめました。 著者HP http://www.jareddiamond.org/Jared_Diamond/Welcome.html
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s_matashiro @glasscatfish

伝統社会では、高齢者は食べていいけど若年者には許されない食のタブーがよく存在する。 これは、能力が低下した高齢者に食糧を分配するための知恵とも考えられる。 例えば・・・(続く (ジャレ・ド・ダイアモンド『昨日までの世界』)

2014-06-23 00:11:04
s_matashiro @glasscatfish

オハマ族(アメリカ先住民) 動物の骨髄を若者が食べると足をくじく。 イバン族(ボルネオ島) 若い男性がシカ肉を食べると、シカのように臆病になってしまう。 チュク族(シベリア) トナカイの乳を若い男性が飲むと性的不能になり、女性は垂れ乳になる (続く)

2014-06-23 00:15:04
s_matashiro @glasscatfish

アランダ族(オーストラリア)若い男に特に細かいタブー 雌のフクロアナグマ→割礼の時の血が止まらずに死ぬ、女→月経血が止まらない エミューの脂身→ペニスの奇形に オウム→頭と顎に穴ができる 山猫→頭と首周りに臭くて痛い発疹ができる 女 カンガルーの尻尾→早老・髪が薄く ウズラ→貧乳

2014-06-23 00:26:06
住田 朋久 😷 SUMIDA Tomohisa @sumidatomohisa

「昨日までの世界」 現代社会のあり方を問う ダイアモンド #キャリコネビズ careerconnection.jp/biz/bizbook/co… 「近代社会では高齢者は疎まれるが、伝統的社会では大切にされる」→高齢者を大切にしない伝統的社会もあるとのことでした。 amazon.co.jp/dp/4532168600/…

2013-02-12 21:16:33
奥村ペレ @okumurapele

「人類とチンパンジーの祖先が袂を別かったのは600万年前…(金属など)現代の人間社会の特徴はようやく1万1000年ほど前になって現れ始めた。600万年という歳月に比べればいかにも短い…人間社会は最近になって急速に大きな変化に見舞われている」(J.ダイアモンド『昨日までの世界』)。

2013-06-13 22:10:21
s_matashiro @glasscatfish

ジャレ・ド・ダイアモンド『昨日までの世界』上巻読了 ほとんどが伝統社会(未開社会)での戦争に関する記述。 多くの人には信じられないかもしれないが、伝統社会での戦争による死亡率は、2度の世界大戦を入れても現代社会のそれより高い。 彼らは子供の頃から人間の殺し方を学んで育つ。

2014-06-23 00:39:56
s_matashiro @glasscatfish

西洋人がニューギニアなどの伝統社会を支配するようになって、警察官を常駐させるようになった。確かに、西洋人の火器の威力は絶大だが、二三人の警察官など隙を見れば襲撃は容易なはず。なぜ、かれらは西洋人の支配に甘んじた? 「いつ襲われるかわからない」伝統社会の恐怖から逃れたかったのだろう

2014-06-23 00:47:44
s_matashiro @glasscatfish

ニューギニアやアマゾンの伝統社会での殺人の割合は、人口比ではアメリカの何倍にもなる。彼らは日々、報復の連鎖に怯えて暮らしていた。西洋人が少ない銃器と人員で容易に支配できたのは、支配を受け入れることで殺人の恐怖に怯える暮らしを過去のものとするメリットがあった 『昨日までの世界』

2014-06-29 09:52:08
s_matashiro @glasscatfish

「われわれは自分に対しては喜んでするようなことを、他人からされるのをひどく嫌がる」 (チョンシー・スター 米 アクセプタブルリスクの提唱者) en.wikipedia.org/wiki/Chauncey_…

2014-06-30 07:57:36
s_matashiro @glasscatfish

イラクでの軍事行動ではフランスやドイツの兵士より米軍兵士がよりリスクを冒す行動を取ると云われている。 独仏は先の大戦で愚かしいリスクを冒す作戦で甚大な被害を被り、教訓が伝わっている。 アメリカは移民の国で、リスクを冒して新天地を求めた人たちの子孫。 『昨日までの世界』

2014-06-30 08:08:58
s_matashiro @glasscatfish

現代の若者は、従軍すると半数以上が人の命を奪うことに強いストレスを感じトラウマにまでなる。彼らは人を害しないように社会で育てられる。 しかし、攻撃的な伝統的社会で育った子供たちは、人を害するものとして遊びながら武器の使い方を学ぶ。そこにストレスやトラウマはない 「昨日までの世界」

2014-07-02 12:43:39
s_matashiro @glasscatfish

ニューギニアは地形の変化に富むので、距離的に近くても異なる語族の別の言語を話す伝統社会が多数存在する。 言葉は違うが、彼らは交易や結婚で交流しているので、成人するまでに少なくとも五つの言語を取得することが鉄則。これはしばしば子供の頃からの生活の中で自然と達成される。

2014-07-03 08:55:39
s_matashiro @glasscatfish

子供の頃からの多言語教育はしばしばどちらの言語も中途半端になるという懸念がアメリカでも強い。語彙力が若干劣るという調査も。 しかし、ほとんどの知的能力テストで多言語学習者と単言語の差はない。更に、ルールの途中変更を伴う課題の成績は多言語学習者の方が良好 「昨日までの世界」

2014-07-03 09:02:06
山本正樹 @jackandtamiko

「バイリンガル脳は認知症になりにくい」ジャレド ダイアモンドの「昨日までの世界」という本にも書かれていたが、生涯にわたって、複数の言語を話すことは、年を取ってから報われるようだ。ms-intense.jp/article/138156…

2013-03-04 18:06:27
s_matashiro @glasscatfish

ナウルでの糖尿病有病率は30-40%で世界一。燐鉱石による繁栄の時代(20世紀末まで)の飽食で、危険因子である肥満が進んだ。 geocities.jp/chasukechan/nk… blog.goo.ne.jp/miyakekazutoyo…

2014-07-04 14:26:31
s_matashiro @glasscatfish

糖尿病に関与する遺伝子にはエネルギーの節約に関与するものが多 minato.sip21c.org/humeco/beta3ar… 飢餓時には生存に有利。 ナウルでは自然環境での飢餓に加え、太平洋戦争時に日本軍により住民の多くが移送先のトラック諸島で飢餓状態に置かれ多数死亡。肥満遺伝子頻度増加の原因説も

2014-07-04 14:31:55