ボルネオ・パームオイルプランテーション最新知見

生物多様性経営から抜粋ツイート。 2010年11月14日(日)のテレビ東京で放送されていましたが、プランテーション問題のみしか放送しておりませんでしたので、注釈しました。
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松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

J―オイルミルズの純利益64%減(4~9月、食用油の採算悪化) http://ow.ly/36aKy 猛暑で家庭用食用油の販売数量が伸び悩み、売上高は5%減の835億円、営業利益は59%減の17億円。→食用油の代名詞である”パームオイル”の原材料はアブラヤシ。

2010-11-09 00:49:24
松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

アブラヤシのプランテーションはインドネシア・ボルネオ島にて開発されている。しかし、手つかずの熱帯雨林を伐り拓いて開発が拡大する結果、野生動物(オランウータン)の生息地が減少する結果に。ちなみにパームオイルからは、石鹸やシャンプー、そして口紅などの化粧品などにも使われている。

2010-11-09 00:55:22
松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

WWFとユニリーバによる「持続可能なパームオイルに関する円卓会議=RSPO」が作られ、新規プランテーション開発は2005年以降、原則禁止になった。RSPOは、投資家、農園、製油メーカー、消費財メーカー、流通企業、環境NGOや社会NGOなど多くのステークホルダーが参加している。

2010-11-09 01:00:33
松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

RSPOの厳しい規範をクリアしたパームオイルをCSPOといい、ユニリーバは当初からCSPOを使用し始めた。現在使用するパームオイルの15%がCSPOだが、2015年までには全量を切り替えると公表している。それも「持続可能な生物資源確保」のためである。

2010-11-09 01:07:29
松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

2015年までに100%を切り替えると公表しているユニリーバ、と対照的に、日本企業でCSPOを原料にした製品を作っている企業はゼロ。仮にこの先、日本企業がCSPOを買いたいと思っても、果たして必要な量を手配出来るかどうか。

2010-11-09 01:11:48
松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

世界中の企業がすぐにCSPOに切り替えるわけではないが、それが今後の競争条件になったとき、今から準備していない企業は真っ先に振るい落とされる可能性が、非常に高い。「持続可能な現材料調達」のためには、決して避けられないことであることを、認識および理解してもらいたい。

2010-11-09 01:15:16
松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

「持続可能な資源」を、「持続可能な形」で調達し続けるための準備に掛かる費用は、コストではなく投資なのだから。

2010-11-09 01:16:56
松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

棲み処を失ったゾウと人間の軋轢が頻繁に発生してきていることですね。RT @naturefront1941: この問題は一度、テレビ朝日の「素敵な宇宙船地球号」が扱っていましたね。ゾウの生息地が失われるという構成でしたが…。

2010-11-09 01:18:27
松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

@naturefront1941 化石燃料は持続不可能ですからね、今後企業にとって生物資源の確保は経営課題の一つなので、パーム油の選択も大事になってくるかと思います。またプラント建設も、今後法令が厳しくなってきますから、生態系サービス評価が必須ですよね。

2010-11-09 01:37:25
松波 登記臣 【獣医師・獣医学博士】 @MatsunamiTokio

ですね。生物資源だって使い果たされては持続可能では無くなりますからね。化石と一緒ではありませんもん。そこに早く日本企業も参入していって欲しいと願います。やはり企業は影響力が大きいです。RT @naturefront1941: 明快な生態系への影響評価ができるといいのですが…。

2010-11-09 01:49:02