「奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学」展行ってきました

岐阜県博物館 特別展「特別展「奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学」 会期 2014年7月4日(金)~8月31日(日) の簡単なレポートです。御観覧になった方々のつぶやきなども拾わせて頂きました。
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steward @stewardtokyo

奇妙な乗り物に乗って、「奇なるものへの挑戦」展を岐阜県博物館で観ます。 pic.twitter.com/VvxMPBTFvJ

2014-07-19 11:13:59
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steward @stewardtokyo

行き帰りの行程も含めて岐阜県博物館「奇なるものへの挑戦」展楽しかった。図録はどうしても欲しかったし。常設展示ではデスモスチルスの化石や円空仏も観られたし。 pic.twitter.com/z8SUSRlAXR

2014-07-19 18:05:14
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steward @stewardtokyo

岐阜県博物館の「奇なるものへの挑戦」展は、「ドグラ・マグラ」草稿展示が7/24までだというのでムリして今日行ったのでした。しかしラスト、「ブゥーーーン」のあとの2行と、それが完成稿では削除されているのはどう考えるべきか。面白い pic.twitter.com/u51FD3KKr5

2014-07-19 13:56:09
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steward @stewardtokyo

「奇なるものへの挑戦」展展示の"霊媒派"久米民十郎の「支那の踊り」がとても面白く、全然知らなかったので検索していたらこの絵のオリジナルがブリヂストン美術館の「描かれたチャイナドレス」展に出品されているそう。わあ明日行きます! pic.twitter.com/LSxhjmGMXD

2014-07-19 18:37:00
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steward @stewardtokyo

昨日「奇なるものへの挑戦」展で知った久米民十郎「支那の踊り」を観にブリヂストン美術館「描かれたチャイナドレス」展へ。「支那の踊り」パルミジャニーノを思い出すがマニエリスムと関係ないのか。雷文のある額とともにずっと観て飽きなかった。 pic.twitter.com/JKLpqRuYIs

2014-07-20 19:52:29
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描かれたチャイナドレス─藤島武二から梅原龍三郎まで | 展覧会 | ブリヂストン美術館
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/

幾喜三月@楽史舎 新刊制作中 @sangatsu_rakshi

今日は大雨の中を岐阜県博物館「奇なるものへの挑戦」見てきた。中高生の頃によく読んでた念写とか千里眼への科学的アプローチの展示会ってめちゃくちゃ過去の闇を突くネタなんだけど完全にツボ。さすが口裂け女発祥の地である。

2014-07-19 21:31:35
幾喜三月@楽史舎 新刊制作中 @sangatsu_rakshi

展示品にはもちろん月の裏側の念写もあって、まさかこれの実物を拝む日が来るとは! あと、弘法大師の念写なんてのもあるのなw そして1901年の機械に1/1000秒の分解能があったことに驚いたんだけど水晶発振使ってんのかな? そしてそんな技術を人間の反射速度測定に使ってるのが何ともw

2014-07-19 21:36:31
人文書院 @jimbunshoin

日本心霊学会時代の荷物を整理していたら発見。念写されたであろう「妙法」「十字」天照」。下のはおそらく念写元の図版で、福来友吉の封がされています。 pic.twitter.com/r52MPKHtjF

2014-08-19 11:45:09
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人文書院 @jimbunshoin

福来友吉の「念写」ツイートの反響が大きいですが、日本心霊学会については岐阜県博物館にて開催中の「明治大正/異端の科学」展カタログ所収、一柳廣孝先生による論考に詳しく書かれています。24日には講演会「明治のオカルトブームについて」も開催。gifu-kenpaku.jp/toppics/20870

2014-08-19 18:03:42
人文書院 @jimbunshoin

また、小田光雄さんの『古本探求3』(論創社、2010年)にも「心霊研究と出版社」として、日本心霊学会と人文書院について述べられた章があります。ブログ記事はこちら→d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/2011…

2014-08-19 18:07:02

松崎貴之 @gelcyz

さて、ぼちぼち岐阜県博物館「奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学」展のメモをつぶやいておこう。

2014-07-20 00:28:50
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】①岐阜といえば都市伝説「口裂け女」の発祥地とされる。発祥は昭和53年末から54年初頃らしい。ところで当時の読売新聞(6月13日)に気になる点があった。それはマスクの色。東京の小学生二人の目撃談がいずれも「茶色いマスク」と証言していた。白じゃない…?

2014-07-20 00:39:10
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】②口裂け女といえば長髪にマスクとコートというイメージだったが、噂が流れ始めた当時は「パンタロン」が特徴だったようだ。会場の人形はパンタロン着用。ちなみに図録では赤のコートを羽織り鎌を振りかざすが、怖すぎると判断されたのか、会場はポーズが異なる(笑)

2014-07-20 00:49:16
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】③民藝運動の柳宗悦は明治43年に東京帝大に入学、哲学科で大正2年に卒論を書いている。その論文「心理学は純粋科学たり得るや」の審査者の一人はかの念写実験、千里眼事件でおなじみの福来友吉だった。

2014-07-20 00:56:46
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】④「奇なるものを楽しむ」として登場するは見世物小屋、人間ポンプ・安田里美の安田興行(大垣市が本拠地だったのか)。布に描かれた本物の絵看板とまさかここで出逢うとは。過去博物館に並んだことはあるのだろうか。〈気合術〉〈人間ポンプ〉〈おばけ屋敷〉の三点。

2014-07-20 01:08:37
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】⑤平成25年11月発見版の夢野久作『ドグラ・マグラ』草稿は最後、完成稿にはない「九州帝国大学精神病科教室標本室備品」という書き込みで閉じられていた。メタっぽい演出。

2014-07-20 01:15:35
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】⑥欧米の降霊術、テーブル・ターニングに起源を持つ「こっくりさん」。円卓を数人で囲んで天板に手をかけ、テーブルの動きを読み解く。明治日本では飯櫃の蓋や丸盆でテーブルの代用。いつから十円玉スタイルになったのだろう。テーブルと対話するよりずっと簡単だが。

2014-07-20 01:29:14
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】⑦明治のこっくりさんは三味線ではやし立てるのが定番だったとか。確かにこっくりさんの様子を描いた刷物には、三味線を抱えた女性がこっくりさんに興じる人々の側に控えている。さらに眺める狐、狸、天狗が描かれているのは「狐狗狸」なのだろうが、天狗なのが意外。

2014-07-20 01:39:01
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】⑧霊術(明治末から昭和にかけて流行った民間療法)の一つ、太霊道を始めた田中守平。会場説明は触れていないが『あなたの知らない岐阜県の歴史』によれば、直訴事件を起こし(不敬罪では不立件)明治36年誇大妄想狂として岐阜恵那の武並村へ強制送還されたという。

2014-07-20 01:53:40
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】⑨霊術・太霊道創始者、田中守平。誇大妄想狂というが、東京から岐阜恵那に総本院を移設すると、当時珍しかった洋館(霊華殿)や多層建築(霊雲閣)を建て、郵便局や国鉄駅まで誘致したという。はたしてこれが狂人や否や。井上章一『狂気と王権』を再読したいところ。

2014-07-20 02:00:57
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】⑩さて趣味的なメモは尽きないが、ぜひこの夏は岐阜県博物館へどうぞ。JR岐阜駅からバスで35分+徒歩15分の見積り。最寄りバス停から歩き出すときに一瞬確かに迷うが、大きな公園内の施設なので森のあるほうに行けば正解です。図録千円が盛り沢山で素晴らしい。

2014-07-20 02:09:03
松崎貴之 @gelcyz

【岐阜県博:奇なるものへの挑戦】⑪最後に「複式催眠球(実用新案第19709号、明治44年)」のスケッチ。先端に金属球を取り付けたさすまた様の道具で、これを被術者の眼の位置に合わせて動かすことで催眠術をかけるという。あなたは段d…zzz pic.twitter.com/LKNkhfnpxE

2014-07-20 02:19:02
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リディ子 @wuer76

岐阜県博物館に行きました。 pic.twitter.com/oNdbkbbs6l

2014-07-20 14:41:14
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