日本発達障害ネットワーク第10回年次大会2日目
本人の困り感、忘れてはいかん。"@Basil1127: 子ども支援を繋ぐための視点として、「子ども自身の“困り感“を関係者で共有する」ことが大切。困っているのは誰か?という観点が必要。学校との連携においては、保護者の了承があれば連絡帳を学校と共有することも。 #JDD10th"
2014-07-06 16:21:42放課後デイでは支援に当たって以下のような点を大事にしている。 ・将来の生活スタイルを子どもと一緒に見つける→自己主張、自己表現、自己理解 ・親子関係の調整→子どもの困り感への理解と共有、子離れの準備を援助 ・地域連携→教育と福祉の役割分担 #JDD10th
2014-07-06 16:17:25上野先生からのコメント。“障害““健常“というふたつの“群れ“が別個に存在するというのは傲慢な考え方ではないか。あくまで連続体として捉える。発達障害と呼ばれる子どもたちの中には一生支援を受けるだけでなく、誰かを支援にする側に行ける可能性のある子もいる。 #JDD10th
2014-07-06 16:21:21続き)特別支援教育とは「特別な一部の子だけ」のものではない。支援を受けず、通常学級の中でついていけずに放置されている子はまだまだいるのではないか。「障害」という名への不安は世の中にまだまだある。よい実践に学びつつ、それぞれのリソースを活用していく。 #JDD10th
2014-07-06 16:24:21続き)支援とは「利用しやすく効果がある」ものでなければならない。通級での指導は素晴らしいが、本人や保護者に通級の負担をかけるのでなく、所属する学校で支援を受けられることが目標。また、義務教育後に支援なく放り出されてしまう懸念も残る。 #JDD10th
2014-07-06 16:32:15続き)支援者、専門家は本人のライフステージを見通した支援を考えていく視点が必要である(以上上野先生コメント)。 #JDD10th
2014-07-06 16:33:49これにて全プログラム終了。この #JDD10th タグを用いての連ツイもこれで終了します。読んでくださった皆様ありがとうございました。拙い文ですみません。またあとでまとめてみたいと思います。
2014-07-06 16:36:37あ、ほんとの最後になりますが。昨日〜今日のツイートは全て、会場で私“ばじる“が聞いた内容について記述したものです。文責は全て私にあり、発言者の主旨と異なる文章になっているところがありましたらご指摘お願いいたします。可能な限り早く対応いたします。 #JDD10th
2014-07-06 17:24:34最後にばじるの個人的な感想など。
「親子支援」という全体のテーマだったわけですが、やはりここでの親・保護者・養育者と呼ばれる立場の方が母親限定で語られていた(少なくとも私が参加した分科会は全てそうでした。父や祖父母が出てきた話題はほとんどなかったです)のが気になりました。母親の役割分業が自明のこととして語られていた点、子どもを支援する立場の親イコール母であるといった前提など、それってどうなんだろう?という思いがありました(あくまで「個人的に」です)。
もうひとつ、これは懇親会で井上先生 @inoue_aba にもお伝えしたことなんですが、せっかく職能団体がいくつも加盟しているのにいかにも影が薄い。毎年積極的にブースを出しているのは作業療法士協会くらいですし、プログラムには職能団体の主催プログラムが(私の記憶する限り)ここ数年間ありません。本来、支援には多職種連携が必須であるだけにもっとコミットして欲しいし、分科会にも複数の職種から話題提供があって欲しいと願います。団体の性質上難しいところもあるのはわかっているつもりですが。
理事の先生方は初日、夜遅くまでJDDネットをよりよくしていくための話し合いをなさったとお聞きしています。先生方のご尽力に感謝するともに、加盟団体の一員として、多くの場面でJDDネットがさらに活動を広げていかれるようにと願ってやみません。