少子高齢化と安全保障

集団的自衛権などが盛んに議論されているが、少子高齢化が安全保障にもたらす影響が考慮されている節がない。少子高齢化は若者を希少価値とし、徴兵するにも数が足りず、軍を支える経済力の維持にも苦労する、ということを忘れてはならない。
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shinshinohara @ShinShinohara

数年前に半分冗談で提案した「シルバー自衛隊」。あながち冗談ではなくなるかも。集団的自衛権容認→自衛隊員続々辞職→大募集→嫌がる若者→徴兵制議論→徴兵、生産的職業での若者不足深刻に(少子高齢化のため)→日本の生産性減退→若者の徴兵見直し→年輩者を徴兵へ制度変更

2014-07-06 22:29:09
shinshinohara @ShinShinohara

日本の少子高齢化は深刻。もし自衛隊員に応募する若者が減り、徴兵制が議論され、実現されたとして、兵隊に若者が取られたら、生産人口減少により日本経済は急速に低迷、軍事費の負担もままならなくなる。戦前と根本的に違うのは、若者が希少な存在になっていること。

2014-07-06 22:33:57
shinshinohara @ShinShinohara

軍隊という異常な緊張を強いられる仕事をすると、ベトナム帰還兵にみられるように、その後はまともな生産的職業につけなくなる。少子高齢化で若者が希少価値になっている日本で、生産的職業を担える若者を失うことは、日本の将来をきわめて危険にする。

2014-07-06 22:36:41
shinshinohara @ShinShinohara

もし日本と戦争する国があるとするなら、まともに戦う必要はない。機雷を海にたくさんばらまくだけでよい。日本は食料と石油を輸入できなくなり、自滅する。航空機では食糧や石油を十分な量積載できないからだ。食糧や石油は船でしか運べない、という現実を直視する必要がある。

2014-07-06 22:44:20
shinshinohara @ShinShinohara

爺捨て・姥捨てとしての集団的自衛権が発動するかもしれない。少子高齢化で若者は希少価値。将来の日本経済を支えるためにも若者には生産的産業に就いてもらい、年輩者が海外に。老眼でもよく見える照準機、腰が悪くても動けるパワーアシスト、新技術に弱くても指一本で簡単に動かせるスマート戦車。

2014-07-06 23:08:06
shinshinohara @ShinShinohara

「永遠の0」に感激した人が、家族を守るために銃をとるのは当然、という。しかし少子高齢化が進み、老い先短い老いぼれのために、未来ある希少な若者を犠牲にするのはおかしくないか。むしろ親ならば、「老いた家族が生き残って何になろう、若いお前が生き残れ」と言うのではないか。

2014-07-08 00:58:20
shinshinohara @ShinShinohara

若いかぐや姫が立ち去った後、不老長寿の薬をもらった老夫婦は「お前のいないこの世に命長らえて何になろう」といって、薬を火にくべた。戦国武将も、老い先短い親が死に、若い子供はなんとか生き延びさせようとした。現代戦争が、老人のために希少な若者を死に追いやるのは理にかなわない。

2014-07-08 01:02:30
shinshinohara @ShinShinohara

ナウシカでも、戦争参加を余儀なくされたとき、老兵3名を選んだ。有為な若者を里から引き抜くわけにはいかないからだ。少子高齢化が進んだ日本はこれから、何よりも若者を大切にしなくてはいけない。若者を死なせれば国に残るのは未来のない年寄りばかり。そんな国を守って何になろう。

2014-07-08 01:11:34