【第142回紀伊國屋サザンセミナー『承認をめぐる病』『うつ病の誤解と偏見を斬る』刊行記念イベント「現代型うつ病」はうつ病か? ―人薬ひとぐすりと物薬ものぐすりの上手な使い方 講演|斎藤環 坂元薫】
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今からこれに行きます。 《第142回紀伊國屋サザンセミナー》「現代型うつ病」はうつ病か?―人薬(ひとぐすり)と物薬(ものぐすり)の上手な使い方 講演:斎藤環 坂元薫(2014年7月14日) kinokuniya.co.jp/c/label/201406…
2014-07-14 17:58:40これたぶんツイートしながら聞きます。 《第142回紀伊國屋サザンセミナー》「現代型うつ病」はうつ病か?―人薬(ひとぐすり)と物薬(ものぐすり)の上手な使い方 講演:斎藤環 坂元薫(2014年7月14日) kinokuniya.co.jp/c/label/201406…
2014-07-14 18:55:19「現代型うつ病」はうつ病か?人薬と物薬の上手な使い方 日本評論社『承認をめぐる病』『うつ病の偏見と誤解を斬る』刊行記念イベント 日本評論社は『こころの科学』の出版社。
2014-07-14 19:01:01斉藤環先生、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。引きこもりの専門。本日は最近のうつの増加について。最近のうつの増加は、若者の心性の変化。承認の変化。かつての価値観ではない、承認の問題による。
2014-07-14 19:04:50フリーター・ニート数の推移。引きこもり予備軍。90年代から増加した。厚労省は減ったと言っているが、これは統計のトリック。ニートの定義が34歳以下であるので、ほとんどのニートが35歳以上になった。引きこもりについては年齢制限がない。少子化の影響で見かけ上ニートは減った。
2014-07-14 19:06:38若者における非社会的系傾向:死語にならなかったものは、不登校、おたく、フリーター、パラサイト・シングル、ニート、引きこもり
2014-07-14 19:08:20全共闘世代以降、若者が社会に背を向ける傾向は変わらない。一方で反社会的行動は減っている。若い人の犯罪は実は減っている。犯罪者は高齢者が増えている。全共闘世代。
2014-07-14 19:10:25社会的引きこもりの特徴:不登校との関連、1970年代後半から増加、全国の数十万人から百万人、比較的男性に多い、家庭環境に差別なし、平均年齢32.5歳(年々年齢が上昇、初発年齢が上がって20歳:昔は不登校、今は退職後、一旦引きこもると自分では抜け出せない)、著しい長期化
2014-07-14 19:14:12人薬、引きこもりから抜け出した人はほぼ例外なく、家族以外の第三者が関わっている、これこそ人薬、これは医者には処方できない、他者との出会い、社会参加
2014-07-14 19:15:54しかし初診時の年齢が遅くても、初診時の年齢は上限はない。いつから治療を始めても遅くはない。しかし「30過ぎたらもうおしまいですよ」などと脅す専門家が多くて困る。
2014-07-14 19:18:04GAF尺度平均36.5。これは大変低い。病気としては軽いが、適応度としては重度の統合失調症並み。海外ではこれが理解されにくい。日本独自のもの。
2014-07-14 19:20:33引きこもりは最初は家族のみに介入し、家族の対応を変える中で本人のモチベーションを高める。これは依存症へのアプローチに似ている。
2014-07-14 19:22:01ある犯罪を犯し引きこもりになった方が、服役を経験し他人と接することになった。それが原因で引きこもりから回復した。人と接することの非特異的な刺激によりプラスになる。ある程度安全が保証される場所での他人との接触で改善に結びつくことがある。
2014-07-14 19:25:55就活での最大の力はいまだに紹介とコネ。引きこもりも同じ。ある程度には回復して家の中では十分できるようになった。その後親のコネがあり、社会復帰できるようになった。これは斉藤医師のモデルになった。それまではシステマティックなモデルを考えていたが、親御さんが苦労して
2014-07-14 19:28:36これは斉藤医師のモデルになった。それまではシステマティックなモデルを考えていたが、親御さんが苦労してお膳立てし、それに本人が反応する。親もいっしょになり、恥と思わず、一緒に苦労する。
2014-07-14 19:29:41