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USS Ronald Reagan Final Report to the Congressional Defense Committees, “Radiation Exposure” tricare.mil/tma/congressio…
2014-07-19 12:58:06米議会国防委員会への空母ロナルド・レーガン最終報告書「放射線被ばく」(英語PDF) tricare.mil/tma/congressio… この2014年1月15日付けの朝日デジタル記事で言及されている健康調査の報告書 asahi.com/articles/ASG1G…
2014-07-19 13:03:02結論概要:トモダチ作戦に参加した乗組員らが、将来放射線誘発性の疾患の増加が起こるほどの放射線被ばくを受けたという客観的な証拠はない。
2014-07-19 13:04:29結論概要(続):米軍は、日本の本州またはその近くにいた75000人以上の国防省関連メンバー(軍人、民間従業員、その家族と下請業者ら)への放射線被ばくを限定するために積極的な対策を講じた。
2014-07-19 13:05:23結論概要(続):これらの対策は、気象状態と福島第一原発からの放射能プルームの動きを含む広範囲の環境モニタリング、日本政府、米エネルギー省や他の政府機関とのモニタリングデータの共有、米軍基地で販売・分配された食物や水の防護、国防省関連メンバーとの頻繁なコミュニケーションなどだった。
2014-07-19 13:05:36国防省によるロナルド・レーガン乗組員の60日間のトモダチ作戦の間の推定被ばく量は非常に低く、全身被ばく量が8ミリレム(80μSv)以下、甲状腺被ばく量が110ミリレム(1.1mSv)(←注:単位は原文そのまま)以下だった。 pic.twitter.com/ZUnNfSMSin
2014-07-19 13:06:54(参考として、承前の表に太字で記載されている米軍基地での推定被ばく量。registry.csd.disa.mil/registryWeb/do… のp.112から) 小児の全身被ばく量 pic.twitter.com/SVvTjsAkQb
2014-07-19 13:09:20米軍基地での小児の甲状腺被ばく量 p.113 registry.csd.disa.mil/registryWeb/do… pic.twitter.com/BXUgQ2SuSx
2014-07-19 13:10:43米軍基地での成人(人道支援参加者)の全身被ばく量 p.114 registry.csd.disa.mil/registryWeb/do… pic.twitter.com/TP095RHVRO
2014-07-19 13:11:42米軍基地での成人(人道支援参加者)の甲状腺被ばく量 p.115 registry.csd.disa.mil/registryWeb/do… pic.twitter.com/hJUDbyEsJS
2014-07-19 13:12:33(米議会報告書へ戻って)付録A:ロナルド・レーガン乗組員がトモダチ作戦以来経験した健康への悪影響 (文書の11ページ目) tricare.mil/tma/congressio…
2014-07-19 13:20:034,843人のロナルド・レーガン乗組員らの2011年5月12日から2013年12月31日の期間中の電子カルテに記録された、11,126件の個別の疾患や症状を29のカテゴリーに分け、65,269人の対照群の電子カルテ記録と比較した。 pic.twitter.com/ojUxoqdJLu
2014-07-19 13:21:59その結果、ロナルド・レーガン乗組員では、5つの疾患・症状グループ(①呼吸器系疾患、②消化器系疾患、③泌尿器系疾患、④妊娠・出産・産後の合併症、⑤定義がはっきりせず診断できない症状・兆候・状態)において、小さいが統計的に有意な増加がみられた。
2014-07-19 13:22:28これらの疾患・症状は放射線被ばく由来であると知られておらず、電離放射線への被ばくとの因果関係がみられないと理解することが重要である。
2014-07-19 13:23:22さらに、対照群と比較すると、男性での不妊というサブカテゴリーが、ロナルド・レーガン乗組員では若干増加していた。しかし男性の不妊には多くの原因があり、原発性不妊症を、ロナルド・レーガン乗組員が経験したような低レベルの電離放射線への被ばくに関連づける証拠は、科学的文献でみられない 。
2014-07-19 13:23:38(以下、パラグラフ3→付録Aの最後まではほぼ全訳) 表A-2では、ロナルド・レーガン乗組員で、対照群と比べて、発生率が95%信頼区間で統計的に有意に低かった5つの疾患・症状グループ(①悪性腫瘍、②その他の腫瘍、③栄養失調、④筋骨格系・結合組織の疾患、⑤怪我・中毒)も示されている。
2014-07-19 13:24:39表A-2前 統計的に有意だった5つの疾患・症状グループ(①呼吸器系疾患、②消化器系疾患、③泌尿器系疾患、④妊娠・出産・産後の合併症、⑤定義がはっきりせず診断できない症状・兆候・状態)は黄色でハイライト。 pic.twitter.com/a4mSObBrdn
2014-07-19 13:27:28表A-2後 統計的に有意に低かった5つの疾患・症状グループ(①悪性腫瘍、②その他の腫瘍、③栄養失調、④筋骨格系・結合組織の疾患、⑤怪我・中毒)は緑でハイライト。 pic.twitter.com/vKCGeaZ5Nk
2014-07-19 13:28:17放射線関連専門家との協議、および放射線健康影響についての最新の科学的文献のレビューを通し、ロナルド・レーガン乗組員で、放射性誘発性だと知られている2疾患を同定した。これらの疾患は、電離放射線への被ばくに起因し得るが、また、そのような被ばくがなくても起こり得る。
2014-07-19 13:28:41これらの疾患は、甲状腺癌2件と、非慢性リンパ性白血病1件である。この少数の症例数は、約5,000人の乗組員の中で予期されなくはない。(注:甲状腺癌2件の診断日は2012年11月29日と2012年12月19日、非慢性リンパ性白血病1件の診断日は2011年10月19日)
2014-07-19 13:31:28さらに、甲状腺癌症例の1件では、トモダチ作戦の間に空母ロナルド・レーガンに2−3日しか乗船していなかったので、トモダチ作戦全期間中に乗船していた乗組員よりも被ばく線量はもっと少なかったはずである。
2014-07-19 13:31:52甲状腺癌と非慢性リンパ性白血病の発生率は、症例数が非常に少ない場合の発生率は信頼できず不安定であり、科学的に妥当でないとみなされており、ロナルド・レーガン乗組員コホートと対象群での発症率の違いについて間違った結論が導かれるかもしれないために、分析が行われなかった。
2014-07-19 13:32:03同様のアプローチはCDCの癌統計でも取られており、CDCは、症例数が16件以下の場合は発生率の計算と公表を行わないことになっている。
2014-07-19 13:32:34その代わりに、ここでは、表A-3に示されているように、潜伏期間の分析が行われた。放射線誘発性癌には、被ばく時と健康影響の出現および疾患診断の間に「潜伏期間」というものがある。 pic.twitter.com/i9YRCGv2rw
2014-07-19 13:32:53