「じゃ、提督が石油王になって下さい。平和になった後」 「100%無理なこと言うな」 ハードル上げすぎだろ。 「慎ましやかなのがダメだと言われましたから」 「俺に期待をかけすぎだっつの」 どこの油田を掘り当てろっつーんだ。 浜風時々スケールでかすぎ。 #不知火に落ち度はない
2014-07-23 04:19:02言いながら、俺は再び愛銃を持ち出し、マガジンに弾丸を詰める。 再度訓練を開始するべく、的もセットし直さないとな。 「あれだけ言ってまだ続けますか」 「単独で残るのはなしつったが、練習やめるとは言ってないだろ」 「……もう。わかりました」 ん? 浜風? #不知火に落ち度はない
2014-07-23 04:24:43「的を用意すればいいんですよね?」 「お、おう」 浜風の手には、的用の紙束が握られている。 そいてスイッチを弄り、さくさくと的を新しいものにやり変えていく。 感心するような手際の良さだ。 #不知火に落ち度はない
2014-07-23 04:30:21「どうぞ。好き放題撃っててください。私ここで見てますから」 的を張り替え終わった浜風は、椅子に座って観戦状態。 耳当てをすっぽり被って、防音準備も完了だ。 どうやら練習が終わるまで付き合ってくれるらしい。 ありがたいんだか、ありがたくないないんだか。 #不知火に落ち度はない
2014-07-23 04:34:19そうして、俺は浜風の視線を受けながら、的をぶち抜く練習を再開したのだった。 今日はそんな日。 恥ずかしいことを掘り出された日。 浜風の本音を聞けた日。 夜中のシューティングレンジの中で、小さな口約束を交わした日だった。 #不知火に落ち度はない
2014-07-23 04:38:51「あの、提督。こんな構えでいいんですか」 「尻をそう突き出すな。手に持った奴の衝撃を地面に逃がす感じで持て」 「こ、こうですか?」 「おう。だいたいそんな感じ」 撃ちたいというので、試しに持たせてみてるが──浜風よ #不知火に落ち度はない #おまけ
2014-07-23 04:47:29「では撃ちま──」 「あ、馬鹿。構えが──」 炸裂音が一つした後。 派手に尻餅ついてる浜風がそこにいた。 ああ、うん。 浜風は、随分とハンドガンの扱いが下手なようだった。 #不知火に落ち度はない #おまけ
2014-07-23 09:20:50ファンアート
貰った黒薔薇を愛おしそうに眺めるぬいぬい天使かな #落ちぬい pic.twitter.com/s8auaweJbV
2014-07-22 14:19:10@yamoto ざっくりですがあらためておめでとうございます! #落ちぬい絵姿 もかねて pic.twitter.com/KcbDTlyS0H
2014-07-22 23:52:35