第25回twitter読書会(金曜会)中島敦『山月記』発言まとめ
あれは、李徴が絵になってしまう、つまり自分が作品になるということかもしれないですね RT @yuya76: #dks @fumi_neko 臆病な自尊心を守るための防壁でもあるのかもしれませんね>自嘲癖。別れ際に咆哮して去っていくあたり、ちょっとナルシストですよね、虎。
2010-11-13 00:07:17前に授業中泣き出した生徒がいました! RT @wolf_51: #dks 僕も高校生の時に初めて読んだのですが、衝撃でしたね。あんまり登場人物に感情移入することはないのですが、李徴の心理なんかすごく理解しやすいものでした。
2010-11-13 00:08:14今夜読書会だったん!ハッシュタグ盛り上がってる。。。後日感想twtします。ごめんなさい。RT @yuya76: #dks 金曜日(12日)の読書会、課題図書は中島敦の『山月記』です//
2010-11-13 00:14:01@fumi_neko おおおう、“李(2)虎、李父・李耳という。(字通 JapanKnoeledge)” 李で虎なんですね!知りませんでした。すごい #dks
2010-11-13 00:18:11#dks へー、そうだったんだ! 中島敦は漢学者でもありますからね。RT @mura30: @fumi_neko おおおう、“李(2)虎、李父・李耳という。(字通 JapanKnoeledge)” 李で虎なんですね!知りませんでした。すごい
2010-11-13 00:21:11卯の刻が夜明けですから、李徴はまさに夜明け前の虎なのです♪ RT @mura30: #dks 虎、夜明け前の空、月、山。とても綺麗で画題がありそうな感じですよね。
2010-11-13 00:29:27これはびっくり。 RT @mura30 @fumi_neko おおおう、“李(2)虎、李父・李耳という。(字通 JapanKnoeledge)” 李で虎なんですね!知りませんでした。すごい #dks
2010-11-13 00:31:02@fumi_neko ああ、かなり「虎」という漢字から作り込まれているのですね。思いもよりませんでした。感心することしきりです。 ほかに「虎榜に名をつらね」「故山、かく(右側が虎)略に帰臥し」と虎尽くし。ここまでくると「歯牙にもかけず」も虎の獰猛なイメージがつきますね #dks
2010-11-13 00:43:12@yuya76 情景だけでなく空気の冷たさや寂しさが伝わってきます。詩の後に情景が入るところが、またなんともいえない余韻になっている気がします。 #dks
2010-11-13 00:48:04#dks 李徴の詩に微妙に足りないところは、羞恥心が邪魔をして、詩の中ですら自分を曝け出し切れていなかったのかなと思ったり。最後の最後になって、見せたくない虎になった自分の姿を、他人に見せられたのかなと。
2010-11-13 01:01:20#dks さて、僕はそろそろ退席します。今日は読書会への参加ありがとうございました。いつもどおり、読書会での発言録は週明けにまとめますので、本日以降も感想ツイート大歓迎です。
2010-11-13 01:03:16【余談】大学生協で「大学生が選ぶ岩波文庫」みたいな名前の、短評を書いて応募するキャンペーンがあったのですが、それで最高賞を獲得したのが『山月記』でした。図書カード8,000円分と岩波書店の辞書1冊氏名入りを頂きました。そういう思い出もある作品です。 #dks
2010-11-13 01:18:38ぜひ、読書会( #dks )にご参加を! RT @__Y_Y @wolf_51 山月記懐かしいですね。小恥ずかしいですが、授業の教科書で読みまして、心に波…と言うよりは、一滴落として波紋を広げられたような読了感でした。
2010-11-13 01:41:39#dks 「山月記」中島敦、読んだ。読書会間に合わず。良かった。硬質で透明な雰囲気の作品だ。発酵酒じゃなく蒸留酒。ハンドルしきれないドロドロの自意識が、虎となった今も自己分析と自嘲を止めさせない。境遇を孤高へすり替え、嘆きながらも垣間見えるナルシシズムが哀れ。(つづく)
2010-11-17 21:13:02#dks 自意識と自尊心。自分の見極めって本当に難しい。身につまされる。今回初読みだったけど、これ中学の頃に読んでなくてよかったなあ。耐えられずに窓から身を投じそう。あと、李の作品が一流の部類なのに「何かひと味足りない」理由は、なんか判る気が。結局自意識がブレーキかけちゃう。
2010-11-17 21:14:01