吉野家の「牛すき鍋膳」が成功し、すき屋の「牛すき鍋定食」が大失敗したのは何故か?すき屋の失敗の本質に関する考察
労基に60条61条違反を何度も指摘されてんのにですよ。もうこれは労基のことなんて屁とも思ってないわけですよ。彼らにはもっと崇高な何かがあるか、またはそもそも眼中にないか。たぶん後者。
2014-08-02 22:41:25(労働基準法60条61条違反というのは、「18歳未満の労働者に深夜労働に従事させていること」「18歳未満の労働者に法定の除外事由がないにもかかわらず、時間外労働を行わせていること」のことです)
2014-08-02 22:45:47それでも「すき家」は店を出す 第三者委員会がビジネスモデルの限界を指摘 | 外食 - 東洋経済オンライン toyokeizai.net/articles/-/442… 「それでも店を出す」とはいえ、ワタミとゼンショーはそもそも手がけるビジネスの中身が違うので一概の比較は禁物。
2014-08-03 01:39:51どういうことかというと、「ワタミ」は居酒屋業界ということもあって、都市部の鉄道駅周辺の店が多く、しかもここは元から労働力の確保に難がある場所ばかり。しかも収益と売上と労働力の確保に難があるという三重苦がある以上、閉められる店は閉めるほうが、収益力は改善できるからだ。
2014-08-03 01:42:06さらに業態転換に目途が一応付いているので、あとは閉鎖店・転換店の絞り込みである程度の算段を立てることが出来る、という意味では実はワタミのほうが手札が残っている。
2014-08-03 01:44:41手札がないのはゼンショーのほうだ。前にも書いた通りすき家既存店の客数・売上高はそれほど落ちていない。ただ、15年の業績予想は牛丼カテゴリ(すき家+なか卯)の売上高は14年比+11.2%を見込む。1Qの出店計画がほぼご破算、2Qも怪しい。引き直して年内30店と言っているが…
2014-08-03 01:59:53一方、15年の業績予想の上では、はま寿司業態への依存に傾斜しはじめている。売上高では牛丼事業が2千億のところ、はま寿司は1千億を見込む。新店も連結218店のうち、すき家30店、ココス10店を予想する一方、はま寿司は80店と急拡大を目指している。
2014-08-03 02:12:45(ゼンショーグループの14年度新店舗数については、すき家は東洋経済の記事 toyokeizai.net/articles/-/442… 、グループ全体とココスは14年決算説明資料 zensho.co.jp/docs/14.3%20PP… 、はま寿司はリクナビ等の求人資料から参照した)
2014-08-03 02:16:02twitter.com/trademark_bot/… 相変わらず止まる気配が見えない上田育弘さん事案だが、今度は鉄道各社を殴りつけるという面白事案が出てきた。いいぞもっとや(ry
2014-08-03 02:23:24[商願2014-56189] 商標:駅ナカ / 出願人:上田 育弘 / 出願日:2014年7月4日 / 区分:35(広告ほか),38(電気通信ほか),41(映画・演芸・演劇又は音楽の演奏の興行の企画又は運営ほか),45(駅におけるビジネスに関する調査及び研究ほか)
2014-08-03 02:22:02ただ、はま寿司も未来が明るいかどうかは別。というのも、はま寿司の今後の出店計画をつぶさに見てみると、都市部の小型店が多い。出店コストが高い上に平日・休日で客数の偏りが郊外店以上に大きいので、:販管費を引き下げる方策が必要なのだ。
2014-08-03 02:45:24なので、当初ゼンショーは「すき家で培ったノウハウを、はま寿司の都市型店に生かす」と鼻息が荒かった。そんなノウハウ実はどこにもありませんでした、ただ根性でやってるだけでした、ということがわかったのが今年2月3月の惨事である。
2014-08-03 02:46:48そしてもう一つ大事な話。「都市型の店」なんて、最初から出せる場所が限られるのだ。集客力がある立地自体が最初から少ない。そしてはま寿司の同業他社も既に都市型店への展開をはじめているので、そことの競争にもなる。おまけに牛丼業態より広い店舗面積が必要なので、出店コストもかさむ。
2014-08-03 02:49:37ゼンショーもはま寿司業態に急傾斜するのはいいのだが、早晩その新店効果の魔法も切れるのは早いんじゃないだろうか。ワタミですら「転換」に舵を切ったのに、ゼンショーがやろうとしているのは「新しい場所での焼畑農業」にすら見えるのである。
2014-08-03 02:51:15「アルバイトは労働者に非ず」は全共闘の発想? eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/p… 『学生時代に革命的学生運動に身を投じていたような方々が中年期にはかえって資本の論理を振りかざすという学者や評論家の世界にも見られる現象の一環という感じもします』 完全にこれですなあ…
2014-08-03 02:59:20すき家の独裁者が目指した世界革命 eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/p… RTで回ってきたのでこちらも必読。おれのような雑文なんかよりよっぽどまとまってます。
2014-08-03 03:00:44eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/p… ぎゃああああpw@えgぽえいわふぇぴjglspg後半おれの雑文があああああああorz 濱口先生んとこでまとめられているとか恐縮の限りで穴掘って入りたい
2014-08-03 03:01:37すき家の牛丼は、ゼンショーの上層部にとっては「人民食」だった…のかもしれない。その人民食を全国にあまねく供給する、しかも24時間365日供給するのが、彼らの「革命」であり「義務」であったのだ。社員は革命戦士であり、バイトにもそれを要求した。そして大躍進を果たし、それが瓦解した。
2014-08-03 04:11:53人民食を供給することこそが最優先であったから設定労時に再現はない。資本主義圏内の革命家にとっては収益は力で、力こそ正義である。いややっぱだめだこの考え方。これ以上考えちゃあかん。
2014-08-03 04:14:19訂正。人民食を供給することこそが最優先であったから設定労時に際限はない。資本主義圏内の革命家にとっては収益は力で、力こそ正義である。いややっぱだめだこの考え方。これ以上考えちゃあかん。
2014-08-03 04:14:41(人民食について: 中国・大躍進政策時代の、農業集団化のための組織を人民公社という。人民公社の単位で住民が生産、消費、教育、政治を行うため、食料の供給もまた人民公社による食堂利用が義務化された時期があった。これを「人民食」とおれは称している)
2014-08-03 04:17:29すき家の牛丼が「資本主義時代の人民食」であるなら、無謀なほどのメニュー展開だって腑に落ちるわ。共産主義時代の人民食堂は量も少なく種類も少なかったですね! でも資本主義時代の人民食はそんなことはありません! 安いのにいろんなメニューが選べます! 牛丼ですけど!
2014-08-03 04:22:19