事故収束のためリスクを負って被曝しながら働いた人たちに「使い捨てにされた」なんて言わせちゃいけない。

16
布施祐仁 YujinFuse @yujinfuse

震災以降イチエフの事故収束作業や除染作業に従事し、昨年末に肺癌が見つかった元作業員の方にお会いしてきた。厚労省の相談窓口に電話したら「門前払い」され、「地元役場の福祉課に相談しろ」と。「国のために(収束作業を)やったという自負はあった。それなのに、あまりに冷たい対応で寂しかった」

2014-08-03 22:10:41
布施祐仁 YujinFuse @yujinfuse

@yujinfuse 「会社にも知らぬうちに解雇され、雇用保険もなし。放射線管理手帳も返ってこない。リスク負って行って、いざ病気になったら何のサポートもないどころか、使い捨て。福島での被曝が原因で癌になったと断定してる訳じゃない。調べもせず、門前払いというのが許せない」

2014-08-03 22:18:20
布施祐仁 YujinFuse @yujinfuse

@yujinfuse 「癌が見つかる前は知人をイチエフや除染の仕事に誘っていた。いざ病気になったらこんな対応されるんだったらもう誘えないし、誘って来てくれた人に申し訳ない気持ちしかない。自分にはあとどれだけ時間が残されているかわからないけれど、このままじゃ死ねない」

2014-08-03 22:23:00
布施祐仁 YujinFuse @yujinfuse

@yujinfuse 厚労省の相談窓口に電話したら「福祉課に相談して」と言われたのは、同じくイチエフで作業後に癌になった札幌の元作業員(「世界」1月号に記事掲載)と一緒。福祉課とは、つまり「生活保護をもらえ」ということ。放射線疾病の労災の案内もせずに「福祉課に行け」は酷い対応。

2014-08-03 22:31:52
布施祐仁 YujinFuse @yujinfuse

@yujinfuse この国はいつまでリスクを負って事故収束のために働いた人たちに「使い捨て」と言わせ続けるのか。その人はガンがリンパ節にも転移し、手術はできない状態。それでも「イチエフに行った人で同じように悩んでいる人がいるかもしれない。何とか表に出したい」と私に連絡をくれた。

2014-08-03 22:42:06
布施祐仁 YujinFuse @yujinfuse

@yujinfuse 他にもイチエフで働いた後に癌や白血病になったケースを何人か聞いている。もちろん因果関係はわからない。しかし、病気になった本人たちは「もしかしたら、そうなんじゃないか」という思いを抱いているのは事実であり、国も東電もそれに対してあまりにも冷たい対応をしている。

2014-08-03 22:50:47
布施祐仁 YujinFuse @yujinfuse

@yujinfuse こういう対応を続けていると「リスク負って働いても、いざ病気になったら国は助けてくれない。切り捨てられるだけ」と労働者の中で不信が広がっていく。作業員の確保にも支障が出てくるだろう。国は、作業員はどこからか無尽蔵に湧いて出てくるとでも思っているのだろうか?

2014-08-03 22:57:59
布施祐仁 YujinFuse @yujinfuse

@yujinfuse 事故収束のためリスクを負って被曝しながら働いた人たちに「使い捨てにされた」なんて言わせちゃいけない。そんな国は全然美しくない。この状況を変えるために、微力だけど、自分に出来る限りのことはしたい。

2014-08-03 23:17:36