戦争映画で学ぶ「愛国心」

厳密には戦争映画ではないのですが戦闘シーンが傑出しているので選びました。国家とは何か、民族とは何かを考えるきっかけになれば、と願います。
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It happens sometimes @ElementaryGard

ないない。「○○人」という概念は、自分たちとおよそ異質な人々を脅威と感じるときに生まれる。「薩摩も会津も、えげれそ人やめりけん人の脅威を前にしては同朋ではないか」と。@toshi_fujiwara 江戸時代には日本人には日本人であるという自覚が明白にあるんだけど

2014-08-17 14:58:37
It happens sometimes @ElementaryGard

近代に「民族」や「国家」が生まれたのは、「異者」の集団からの脅威から。それが集団の団結を強め、今度は他の者たちに脅威を与え、また違う集団の団結が生まれる。これの連鎖反応。フランス革命の衝撃。そしてナポレオンの衝撃。@toshi_fujiwara

2014-08-17 15:03:25
It happens sometimes @ElementaryGard

映画『バリー・リンドン』の戦闘シーン。youtu.be/HNfkPdoJNyU イングランドとアイルランド連合軍(左側)がフランス軍(右側)に攻撃敢行。なぜ散開しないで攻撃?兵に「愛国心」が当時なかったから。つまり敵前逃亡させないため。@toshi_fujiwara

2014-08-17 15:12:09
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It happens sometimes @ElementaryGard

この時代のヨーロッパ(フランス革命はもっと後)には、個々の兵にとって、守るべき「国家」も「民族」もまだなかった。あったのは「王様」の統べる「王国」。@toshi_fujiwara

2014-08-17 15:13:38
It happens sometimes @ElementaryGard

これはNHKドラマ『坂の上の雲』から。youtu.be/UethLpP5Dno ロシアの要塞を攻撃する日本軍。皆さん固まらず散開して突撃。「愛国心」が兵の一人一人にインストールされているから敵前逃亡者はいなかった。たぶん。@toshi_fujiwara

2014-08-17 15:16:46
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It happens sometimes @ElementaryGard

『バリー』はナポレオンより前の時代、『坂』は後の時代。こうやって戦闘シーンを比較すると、「国家」「民族」が存在しない時代とする時代の違いがよくわかります。@toshi_fujiwara

2014-08-17 15:19:00