- kadowaki_kozo
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LLOVEでのイベント終了後、さっきまで長坂さん、門脇さん、古賀さんたちと中目黒で色々話す。やはり二次会などの方が盛り上がる。門脇さんから名言が飛び出すなど面白かった。#llove
2010-11-16 03:34:44昨日は楽しかったですね。会話では、自分の発した言葉自身に対して、一瞬遅れて閃きながら話を組み立てるようなことが起こりますが、そういう発想の構造は、昨日のレクチャーの内容にも近いのかもしれません。RT @y_nango: LLOVEでのイベント終了後、中目黒で色々話す。
2010-11-16 10:33:02なるほど。昨日はとても勉強になりました。またご一緒できるのを楽しみにしています。RT @kadowaki_kozo 昨日は楽しかったですね。会話では、自分の発した言葉自身に対して、一瞬遅れて閃きながら話を組み立てるようなことが起こりますが、そういう発想の構造は、
2010-11-16 19:44:59こちらこそ楽しみにしています!RT @y_nango: なるほど。昨日はとても勉強になりました。またご一緒できるのを楽しみにしています。
2010-11-17 12:29:16というわけで、長坂さん南後さん木戸さんたちと飲んでいたときに思い付いたことが、それなりに強度がありそうなのでメモ。お題は長坂さんのリノベーションについてです。
2010-11-17 12:32:02長坂さんのリノベーションは、引き算的な操作が特徴的ですが、それは建物の形式が形式として、意味が意味として定まる直前まで引き戻す操作なのだと思います。そして、一昨日の晩に気付いたことは、それが時間を巻き戻すようなことに似ているのではないか、ということです。→
2010-11-17 12:34:57→長坂さんは、そこに少しだけ足し算もするのですが、引き算が時間の巻き戻しだとすれば、足し算は時計の針を進めるような操作で、つまり長坂さんのリノベーションは、古い建物にあり得たかもしれない現在を上書きすることによって、世界に多様性を回復させる試みであるといえるのではないでしょうか。
2010-11-17 12:43:09などということはやっぱり思い付きに過ぎないのかもしれませんが、個人的には、建築的に時間を巻き戻すという概念の発見が萌えポイントです。そうして現れる仮想的な過去の姿は、精緻化とともに息苦しくなることを宿命付けられた高度システム化社会にとって、とても重要なものに思えるからです。
2010-11-17 12:50:38@kadowaki_kozo 廃墟の性質と似ていますが、時間ベクトルが逆で操作可能性があるんですね。だからこそ立ち戻って現在性もある。なるほどー。なぜ長坂さんの作品に惹かれているのか分かった気がします。
2010-11-17 12:59:58ちなみに当日のレクチャーで、南後さんから「シチュアシオニストは資本主義の直線的な時間の流れに抵抗しようとした」というような話があって、それに長坂さんが激しく反応したことが布石になっています。RT @b4mototakeshi 時間ベクトルが逆で操作可能性があるんですね。
2010-11-17 22:04:50シチュアシオニストのそれが単発的だったのに対して長坂さんはより編集的な試みなのが興味深いです。RT @kadowaki_kozo: 当日のレクチャーで、南後さんから「シチュアシオニストは資本主義の直線的な時間の流れに抵抗しようとした」というような話があって、長坂さんが激しく反応
2010-11-18 08:52:27今日偶然ボスとリノベーションの話をしていたので、大変興味深いツイートでした。 RT @kadowaki_kozo 個人的には、建築的に時間を巻き戻すという概念の発見が萌えポイントです。
2010-11-17 13:02:14ありがとうございます。藤本事務所のリノベーションも見てみたいです。RT: @koji_A0KI: 今日偶然ボスとリノベーションの話をしていたので、大変興味深いツイートでした。 RT 個人的には、建築的に時間を巻き戻すという概念の発見が萌えポイントです。
2010-11-17 22:07:34昨日はお疲れ様でした。で→ RT.@kadowaki_kozo @nakanaka 古い建物にあり得たかもしれない現在を上書きすることによって、世界に多様性を回復させる試みであるといえるのではないでしょうか。
2010-11-18 01:11:15@kadowaki_kozo @nakanaka →それは、今日の建築家が考えるリノベーションの主流ではないかと思われ、故に言い換えのように聞こえるのですが、どうなのでしょう。と、少し突っ込んでみました。
2010-11-18 01:11:45先日は失礼しました。自身でもモヤモヤしていたところで、さすが鋭いです。ただ、それがリノベーションの一つの本質だとすると、長坂さんは言語化こそしてなかったものの、その事に最も自覚的なのだと思います。RT @has20090827 それは、今日の建築家が考えるリノベーションの主流では
2010-11-18 09:23:16@has20090827 先日も少しお話しましたが、日本ではリノベーションに関する設計論が未成熟で(設計技術はだいぶ発達したと思いますが)、それは膨大な情報量に対処する術が見つかっていないからなのだと思っています。その点長坂さんの情報整理の仕方はすごく可能性があると思っています。
2010-11-18 09:35:39@kadowaki_kozo 長坂さんのリノベーションは「あり得たかも知れない現在」に対して「もっとも自覚的な人のひとり」ということですが、それはそうかもしれません。しかしこの考え方はいささか物語的かも知れない。そうなると、僕は彼の中に別の人物の影響を、見ざるを得ないです。(→)
2010-11-18 19:18:11仰るとおり、この話は物語に過ぎないのですが、もう少し考えを補足しておきます。90年代以降に開発された設計方法論は、半ば意図的に情報を限定し、それが故に、その暴走的展開を可能にしたことに有効性を見いだせると思います。→RT @has20090827 しかしこの考え方はいささか物語的
2010-11-18 23:46:04→しかし、リノベーションの場合は、既存の建物がもつ情報量自体が膨大であるがため、限定された情報のみを設計に展開させることが、一気に困難になります。そこで長坂さんの「引き算」がリアリティを持ってくるのではないかと思うのですが、つまりこれは、情報整理の方法ではないかと踏んできます。→
2010-11-18 23:47:03→具体的に説明すると、引き算は、ある種の意味を帯びた形式、例えばSAYAMA FLATの場合はnLDKという形式が、最小の操作で解体する、そうしたことをクライテリアとした方法論です。したがって、この文脈で意味論、あるいは誤読というキーワードが浮かび上がってくるのだと思います。
2010-11-18 23:49:28@kadowaki_kozo 氏による一連の長坂評を読んでいて、よく分ってなかったことが少しクリアになった気がした。そしてポストモダンやネオモダンに対する概念としてオルトモダンという単語を思い付いたが、オルタナティブ・モダンという言い方と区別する意味でオルトモダンとしてみた。
2010-11-19 00:21:23(→)木造建築のリノベーションとRCでは話が別なのではないか、とも思いますが、ここではRCの話とすると「日本ではリノベーションに関する設計論が未成熟」というご指摘は同感です。僕はそれを「通り心の不在」という遠因によるものではないか、と考えていますが、どう思いますか。
2010-11-18 19:18:29僕自身はあまり考えたことがあかったのですが、それはとても魅力的な説明ですね。→RT @has20090827 RCの話とすると「日本ではリノベーションに関する設計論が未成熟」というご指摘は同感です。僕はそれを「通り心の不在」という遠因によるものではないか、と考えていますが
2010-11-18 23:53:40.@has20090827 ビニョーリとSDGが通り芯の概念を共有できるまで、国際フォーラムの設計が円滑に進まなかっただとか、オープンビルディングの普及過程で、タータングリッドが芯押さえと面押さえを架橋し、間取り図を書くような感覚を欧州人にも実感させたなどの話は聞き及んでいます→
2010-11-19 00:04:07