烏賀陽(うがや)弘道氏の「集団主義 思考」論
- nijiya_hige
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甲状腺がん以外のがん、たとえば乳がんなどは、潜伏期が20〜30年ある。しかも被曝以外の因子が多すぎて、関連性を疫学的に証明するのが難しい。それは「乳がんが増えない」「安全だ」とはちがう。明確な一線があり、混同してはならない。私が取材した疫学者はみんな一致している。
2014-08-23 03:48:28甲状腺がんの潜伏期間である5〜10年も終わらない2014年の時点で「被曝でがんが増えた」という人間もウソをついているし、「被曝では増えない」「安全だ」という人間もウソをついている。なぜそんな簡単なことがわからないのだろう?
2014-08-23 03:50:25TMI原発事故を20年継続調査したピッツバーグ大の疫学者エブリン・タルボット教授は甲状腺がんの潜伏期は5〜10年といい、今回インタビューしたモーリーン・ハッチ教授(TMIとチェルノブイリ事故の影響を調査した)は4〜7年という。
2014-08-23 03:53:39そもそも、言論ギグで、原発廃止論者の千葉麗子さんと一緒にホストをやっている烏賀陽まで原発廃止論者なら、ただの原発廃止論者の集会であって、そんなものはどこかの反原発団体にやらせておけばいいのだ。こっちは異論の対論の場として運営している。
2014-08-23 03:56:27最後に何回でも強調しておく。「反原発」「原発全部廃止」と私が思う「原発事故による大衆の被曝と国土の汚染に反対する」はまったく別だ。明確な一線がある。
2014-08-23 03:58:02まあ、こんなことはツイッターそのほかで何回でも公言していることなので、いいかげんうんざりする。いつまでも知らないままのアホが湧いて出るので。ここで言ったことを、次からは繰り返さない。みなさんも証言していただきたい。
2014-08-23 03:59:17今回のハッチ博士のインタビューへの反応でも読者の偏見と予断がよくわかる。博士は「TMI事故の被曝の影響は証拠がない」と発表して反原発派に攻撃され、チェルノブイリでは「甲状腺がんと被曝の因果関係」をはっきり認めて原発推進派に攻撃された。真実に「反原発」「原発推進」など関係ないのだ。
2014-08-23 04:05:32日本人はいま「原発事故による国民の被曝と国土の汚染」に反対するかどうかだけ決めればよい。原発を全部廃止するのか、その時のエネルギー政策をどうするのか、などはその次、30年先にあるアジェンダなのだ。いま決めろと言われても無理だ。無理なものを決めろというから、信用されないのだ。
2014-08-23 04:07:12「反原発」「原発全部廃止」というアジェンダは勇まして響くので、言う人の自己陶酔にはよくのだろう。しかし、社会の選択肢としては遠すぎる。非現実的だ。それは「福島第一原発事故のような事故を繰り返さないためにはどうするか」「国民の被曝と国土の汚染を防ぐにはどうするか」を決めたあとの話だ
2014-08-23 04:09:56ハッチ博士は反原発でも原発推進でもなく、疫学上言えることは言い、言えないことは言わない、という当たり前のtruthfullnessを守っているにすぎない。そういうぶれない人なのでインタビューにわざわざDCまで自腹で行った。なので、私が反原発だと思い込んだ連中は大混乱している。苦笑
2014-08-23 04:13:55甲状腺がんの潜伏期は被曝から5〜10年であり、2014年の今はまだ「どっちともわからない」。いま「被曝で甲状腺がんが増えた』という人も嘘つきだし、「甲状腺がんは増えない」「安全だ」という人もうそつきだ。
2014-08-23 04:16:41福島県のアドバイザーになっているような疫学者は、そのへんは慎重というか狡猾なので「被曝との関連性はない」「安全だ」「安心だ」とは全否定では言わずに「科学的に証明されていない」という「安全だ」と誤解されやすい言い方(自分の逃げ道も用意)で逃げいてる。福島民報のQ&Aなどでよく見る。
2014-08-23 04:20:20というのは、私が書いていることは10年後、20年後経って時間のテストに耐えるようなことだけだから。そのときに図書館にもネットにも、依拠できる、引用できるのは私のは文献しかない。シャクだと黙って引用したら訴訟になる。ああ困った困った。って、そのころには消えているかもなあ。くすくす
2014-08-23 05:13:57今回のハッチ博士のインタビューもそうだけど、誰もハッチ博士の論文を読まずに、私のインタビューに依拠して、私が書いた内容だけに頼りつつ、私をくさす。そういう人って、自分が「信用できない」って言っている報告者に依存して発言しているって気づかないくらい馬鹿なんですかね。
2014-08-23 05:17:54まあ、そういう人たちを見ていると「孫悟空が結局お釈迦さまの手のひらの上を旅しているだけだった」という神話をしみじみ思い出します。
2014-08-23 05:26:02赤木智弘さんも、私のラジオ番組「U-NOTE」に来てもらったときは「烏賀陽さんくらいしかぼくにこんなに自由な発言させてくれないですよ〜ありがとうとざいます〜」とか笑顔ではしゃいでいたのにねえ。一緒に記念写真も撮りましたなあ。あれは東京・浅草橋のスタジオでしたねえ。はっはっは。
2014-08-23 05:28:31「誤字脱字がある!けしからん!」ってクレームを読み手が主張できるのは金銭を払って購入した商品だけですよ。タダで読んでいるもんに、それが言えるなんて「お客様根性」出しちゃ、馬鹿みたいですよ。くすくす。
2014-08-23 05:32:52