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かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
よ…容疑者じゃないお!! / 朝日新聞: 昔・昔…セミクジラにフジツボ? 絶滅危惧種、今は付着せず 江戸時代の史料で判明 asahi.com/articles/photo…
リンク 朝日新聞デジタル 昔・昔…セミクジラにフジツボ? 絶滅危惧種、今は付着せず 江戸時代の史料で判明:朝日新聞デジタル 大型のクジラ類で絶滅危惧種のセミクジラに、現在はほとんど付着していないフジツボが江戸時代には付いていたとする説を長崎大の林亮太非常勤講師(海洋生物学)が生態学の専門誌に発表した。約200年前の史料に
朝日新聞(asahi shimbun) @asahi
セミクジラにフジツボ付着? 江戸時代の精密な絵残る t.asahi.com/fnq3
kaku_q @kaku_q
(朝日)大型のクジラ類で絶滅危惧種のセミクジラに、現在はほとんど付着していないフジツボが江戸時代には付いていたとする説を長崎大の林非常勤講師(海洋生物学)が… htn.to/fuU86R
kaku_q @kaku_q
続き)江戸時代の博物学者らが薬や動植物などを研究した本草学の史料を調べると、セミクジラに付いている生物の記載があり、絵から2種類のフジツボが確認できたという。
kaku_q @kaku_q
続き)生息数がより多いとみられるザトウクジラでは、いまもこの2種類が付いている。これらはクジラに付着しないと生存できず、セミクジラの数が減る過程で付着する機会を失っていった可能性があるという。

かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
そんなわけで合計23回のリジェクトを喰らった鯨に付着するフジツボ類の本草学論文が公開されました / Hayashi 2014 Ecological Indicators sciencedirect.com/science/articl…pic.twitter.com/z4KqAOop2z
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かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
幼稚園同期のお母さんから実家に連絡がいったようだ…新聞スゲー
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
いやー長かった。「本草学アチー!!」と一人で盛り上がってnatureに投稿し2時間8分でリジェクトされて以来、世界中のjournalで蹴られて参りました
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
クソ編集に当たって投稿から何回催促しても146日間も査読に回されるでもなくただ放置されたこともありました(二度と投稿しねーぞ Biodiversity and Conservation)。
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
今までの論文も作業量としては愛着がありますが、今のところ対外的な代表作であるAtlasもChecklistも分子系統も標本と根気さえあれば別に俺でなくても書ける内容だよなぁということで実はあんまり好きな論文ではありません
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
(実際俺でなくても書けるから分子系統はイスラエルのグループと競争になって結局共著ということになってしまったわけだし)
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
しかし、この論文はこの先人類文明が何千年続こうが俺にしか書けないだろうと確信を持って言えるため、大変気に入っている内容です(その意味でIFも付かないカスジャーナルだけどMar Biodiv Rec 2009もとても気に入っている)。
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
人文学分野領域の材料を使って自然科学の論文として公表したこの内容は、個人的にはこれこそ学融合であろうと自信をもって言えるのであります。
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
まぁなんにせよ無事学術論文として公表できたことに安心しています。いやーなんとかなるもんですね(24回も投稿すれば(血涙
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
この論文の隠れたポイントは、イントロがいきなり古事記の引用から始まって(Ono, 712)などと書いてあるところです。3ケタ年の文献引用しちゃったよ!
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
査読者・編集者の厳しいコメントで最終的な原稿からは削除されてしまいましたが、投稿初期の原稿にはこんな文がありました(しかもアブストに(しかも一文目に
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
『Scientists need the time-machine to see the past biodiversity, however, we have not invent it, yet.』
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
我々は未だタイムマシンの開発に成功しておらず、過去の生物多様性を直接観察することはできません。しかし、本草学の資料を見直すことで、過去の生態系の一端を知ることができるのではないでしょうか(『本草図説』よりカッパ「尻ノ穴ヲミセタル図」) pic.twitter.com/vNeTqX7OQb
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かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
まぁそんなわけでステキな本草の資料たちなんですが、現在では国会図書館古典籍資料室デジタルアーカイブにていつでも閲覧可能です。今回の論文で紹介した本草学の資料は以下、
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所 @kamefuji
みんなも本草画を見てニヤニヤしよう!
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コメント

木登りヤギ@私の素数 @kinoboriyagi 2014年8月27日
まとめを更新しました。後ろに色々追加して、結局倍くらいの分量に成長しました。
Sun太 @SunSun_fine 2014年8月27日
うん,グッと来る!それにしても出だしが,In recent centuries … なのね。recent years でも decades でもなくて,centuries。このフレーズは初めて見たかも (^_^)
やっくん @yakkun1582 2014年8月27日
俺もクラゲをゴリゴリしたい
ネガ @negangan 2014年8月28日
研究者にはその熱意と自分だけという自信を持って、その分野を邁進してもらいたいとは思う。ただ、厳しいこというとタイムマシン云々はどう考えても科学論文には普通にいらんと思うし、そこから鑑みるに名だたる雑誌に蹴られた原因はただ単に人文学から引っ張ってきたから、ではないかもしれない。
脳内豪傑有吉屋 @ariyoshiya 2014年8月31日
クラゲゴリゴリがどういう意味なのかものすごく気になる。
マルンボーリ @tandaji 2014年8月31日
セミクジラの写真で最古の物ってなんだろう、と思ったが俺には探しようがない…。
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