三国志、覚え書きまとめ

三国志に関係する「本の感想」「拾った三国志ミニ知識」「呉の人達の年表」などをズラズラ突っ込んでます。 自分だけじゃなく、そのうち人のpostも拾って集めていきたいところ。 #3594tipsで呟いたことをこっちにまとめる感じで。 後漢時代の学閥を突き詰めていきたいですが浅学です。
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なしご @745

【三国志的なタグ作った】三国志に関わる面白いネタとか、役立つ史料や本の紹介。それに疑問質問、三国志人物の生没年や出生地をまとめるタグ #3594tips 作ってみた。私だけじゃなく、皆さんに自由に使って貰えれば、三国志のネタをまとめて拾えるタグになるかなーと。

2010-11-14 23:48:56
なしご @745

荊州文学記官志には荊州学についての言及あり。荊州学は、礼よりは易や春秋(荊州学での春秋とは、左氏伝)や尚書に重きがおかれる。鄭玄さんは礼に重きを置いたので、荊州学と対立する構図?虞翻さんが易をまとめた時、鄭玄さんをdisってるけど、この辺の関係もありそう。

2012-01-30 15:26:15
なしご @745

めも)後漢に立てられたのは全て今文学。曹操が献帝をゲットした頃、大学にまで手が伸びず、その間に博士が職を失って自然に衰退。その隙に民間の古文学が盛んになり、再び大学をたてたころには伝授する人がほとんど古文学の博士に替わっていた。学術の変化は中国史上、三国時代が一番激しい。

2012-01-28 21:53:51
なしご @745

中国文化史上における漢賦の役割って本に詩経のことが載っている予感。目次見てると何か面白そう。

2012-01-23 21:34:03
なしご @745

(めも)1・福建は八月の月のでない日に大蛇を祀る。大蛇にはもち米をこねて蜜をかけた物をそなえる。日本の大蛇は酒飲みで、福建は甘党 2・炎帝の末娘は、東海で遊んで帰れなくなり、鳥に変わり、土や石をくわえ東海を埋めようとしている。3.嶺南には江神がいて、藤を叩くと神の使いが出てくる

2012-01-13 16:27:07
なしご @745

(めも)越の地方にはシャーマンにあたる巫覡がいて、人々は「治鳥」を巫覡の祖先と信じている。この鳥は鳩くらいの大きさで黒く、時々人の姿になる。人になった時は川でサワガニを取り、人にお願いして焼いてもらう。その時人は手出しをしてはいけない。 焼いてもらうとか可愛すぎでしょう。

2012-01-13 16:30:51
なしご @745

南越の方の国には象さんいたみたいだな。異苑に象の恩返しネタがある。そこでは象は「大客」と呼ばれてたらしい。たまーに来るお客さんだったのかな?

2012-01-11 23:53:09
なしご @745

古代中国の象と言えば、楚の火象(薪に火を付けた象)、それと漢に入って王莽も使ってはず。(この人は象だけじゃなく虎とか豹もか。一人サファリパークである)でも三国に入ったら象と言えば曹操一家のハートフルエピソードにしか出てこないよね。呉には居なかったのかな?乱獲され尽くした?

2012-01-11 23:40:22
なしご @745

世説新語について書いてる本を読みたいときは、魯迅文集読めばいいのかな?竹林の事もちょっと書いてるみたいだな魯迅さん…

2012-01-01 13:22:01
なしご @745

魯迅さんの「魏晋の風度および文章と、薬および酒の関係」に孔融のこととか、竹林のことが書かれているっぽい。魯迅さんの全集、昔買ったまま放置してたけど、もしかしてあの中にも三国とか魏晋のことが普通にさらっと載ってたりするのかな…?は、発掘!発掘せな!!!

2012-01-03 22:49:21
なしご @745

後漢のころ、荊州付近にはなれ鮨があったのか(鄭玄さんの周礼に記述あるらしい)水耕文化のところにはフナ鮨に似たなれ鮨があった模様。米と魚の発酵食品だものなー。権がお酒のつまみにちまちまつまんでたら可愛い。周瑜はああみえてなれ鮨苦手でちょっと避け気味だったら可愛い。瑾は基本何でも喰う

2012-01-01 20:14:02
なしご @745

自分メモ。後漢~晋のオノマトペ。謖謖→(サッサッ) 磊砢→(節くれだってごつごつ) 巌巌→(岩が積み重なるようにごつごつ) 塁塊→(石が重なったようにごつごつ) 朗朗→(スカーッ) 亭亭→(ヒューっ) 羅羅→(大きく広がるように、パーッ) 

2012-01-01 21:03:26
なしご @745

捜神記を昨日からちょこちょこ読み直してるんだけど、廬植せんせーって幽霊と人間の間に出来た子供、の子孫だったのか。(何代か前の先祖様が幽霊の娘さんとの間に子供を作った)おもしろーおもしろー。

2011-05-29 18:48:02
なしご @745

子不語(志怪小説)に曹操様の幽霊がでてきた。清代の人に「楷書が先か草書が先か」の質問ぶつけてた。さらにあの世でも曹操様は五色棒振り回して人を打ち据えてた。曹操様あの世でもパワフルみたいで安心しました。

2012-01-27 15:37:32
なしご @745

もう一個、子不語。呂蒙さんが築いた呂城五十里以内には関帝廟がない。造ると毎晩戦争のような音が聞こえるため、作れない。ある商人がその地で宿をとった時、その背の旗に関羽が描かれていたため、雷と風で建物の屋根が飛んだ。呂蒙さんまじワイルド。

2012-01-27 16:18:43
なしご @745

聊斎志異に仙女な甄姫ちゃんでてきた。曹丕さまのこと、謀反人の馬鹿息子とか言っちゃってるよ、甄姫ちゃん…曹操様はここでもアマン扱いであった。曹植は天帝の図書館委員になっていて、曹操さまと曹丕親子は冥界行きらしい。相変わらず扱いひでえな。

2011-06-03 16:54:21
なしご @745

お話としては、かつて甄姫ちゃんと関わりのあった男の人(生まれ変わり)に、以前のご恩をお返しします…的な感じだった。いきなり桃色展開になるのはいかにも聊斎志異ぽい。

2011-06-03 17:00:39
なしご @745

聊斎志異と捜神記を読み比べてるんだけど、聊斎志異は狐と幽鬼率異常に高いね。しかも擬人化な。主人公(男)が可愛いお狐様や幽鬼ちゃんとイチャラブ&ハーレムキタコレ。不思議パワーで科挙も合格。な話が多い。作者の蒲松齢タン…科挙落第しまくってたんだよね…そう思いながら読むと胸に詰まる。

2011-05-28 08:11:03
なしご @745

で。捜神記は幽霊が多くて、お話的にも理不尽だったり、なんかよく分からないままうやむやに終わったり、ふわっとしたコワイお話が多い。成立時期のせいもあるんだろうけども。それにしても捜神記の幽霊を売っちゃう男が鬼畜すぎる。親切な幽霊騙して幽霊の苦手な「人間の唾」なすりつけて売るんだぜ…

2011-05-28 08:15:47
なしご @745

亮が演義でみせた七星壇のあの作法は道教絡みだよなあ。でも史実だと亮は儒教やってるし、荊州学は玄学を否定するスタイルとか聞いたことあるし、亮も墓の下でずいぶん悔しかったことだろうな。

2011-05-27 18:29:45
なしご @745

読んでた本で興味深い点。諸葛亮は臨終の際、姜維に天書(兵法書)を授けた。姜維は敵に奪われるのを恐れて箱に入れ、縄をかけて洞窟に隠した。これを天書の箱といい、未だ誰も手に入れていない。三峡にある洞窟がそれだと伝えられるが、そこは懸棺墓と呼ばれる古い墓。

2011-06-17 20:05:26
なしご @745

読んでて面白いところ抜き出し。145年から217年まで、中国で猛威を振るった伝染病は10回以上。建安元年から10年の間に張機の一族の2/3はチフスで死に絶えた。建安22年も魏で伝染病が大流行。赤壁での伝染病はマラリアと言う学者もあるが冬~春はマラリアの休止期。チフスの可能性高し。

2011-05-21 22:52:31
なしご @745

聊斎志異と捜神記を読み比べてるんだけど、聊斎志異は狐と幽鬼率異常に高いね。しかも擬人化な。主人公(男)が可愛いお狐様や幽鬼ちゃんとイチャラブ&ハーレムキタコレ。不思議パワーで科挙も合格。な話が多い。作者の蒲松齢タン…科挙落第しまくってたんだよね…そう思いながら読むと胸に詰まる。

2011-05-28 08:11:03
なしご @745

で。捜神記は幽霊が多くて、お話的にも理不尽だったり、なんかよく分からないままうやむやに終わったり、ふわっとしたコワイお話が多い。成立時期のせいもあるんだろうけども。それにしても捜神記の幽霊を売っちゃう男が鬼畜すぎる。親切な幽霊騙して幽霊の苦手な「人間の唾」なすりつけて売るんだぜ…

2011-05-28 08:15:47
なしご @745

漢代の雰囲気が分かる本…論衡とか風俗通義とかだろうか。どっちも偏ってるかなあ。日常が垣間見えるのはやっぱり捜神記なのか。塩鉄論とかもあるけど、あれは前漢な上、読んでてちょうねむい。でも当時の言い合いというか無茶振りな当てこすりとか、ディスカッション的な雰囲気は面白かった。

2011-05-28 00:10:02
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