元関脇 竹乃節によるACECOMBAT04論 その2
- take_no_fushi
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エスコン5は、その承認欲求をもっと身近に感じさせるために チーム内での評価に進展を持たせたもの、と認識してる 最初は新人扱いでナガセにケツを守ってもらう、から 最終的にはナガセが通信で「もはや私達ではこんなん想定してない」 「ついてくのやっと」と言い出したあたりで 承認欲求MAX
2014-10-18 13:14:04あとはもう、チーム全体が出撃するたびに「ラーズグリーズだー」「こわい」「でも頼もしい」「ついてくよ、みんなついてくよ」「らーらーらーらー」「私の美声を聞きたまえ」なわけで、こう、自分の部活が甲子園で優勝してる感
2014-10-18 13:16:39ただ、AC04と以降作との評価が一段違っているのは、プレイヤーを褒めるNPCから「承認欲求を満たすために仕立て上げられたキャラクター」臭を感じさせるかそうでないかの違いがあると思う。
2014-10-18 17:17:28プレイヤーが登場人物に褒められたところで、その人物が「プレイヤーキャラを褒めるために登場してきた人物」だと思わせてしまったら、承認欲求を満たす昂揚は半減してしまう。
2014-10-18 17:19:03例えばTwitter上で、「あらゆるツイートをRT/Favするbot」がいたとして、そいつにRTされても嬉しくないでしょ? 現実に存在する人間にRT/Favされてこそ自分の価値を確認できるわけで。
2014-10-18 17:21:06エースコンバット04は「自然に持ち上げられてる」ように作ってるけど 5や6あたりは「持ち上げる台本を読んでる」感じが前面に出てしまってる
2014-10-18 17:19:41この辺り、AC04の攻略本に載ってたインタビューにも製作者の意図としてそういうのがあったと書かれていた。 その演出の局地が、<<メビウス1が来ていると言っとけ 嘘でもいい!>>辺りなのである。
2014-10-18 17:23:15あれは地上で戦ってる兵士が、士気を固持するために(=NPC自身のために)メビウス1の存在が必要だと言っているわけで、直接的に「お前はスゴイ」と言っていないのがポイント。
2014-10-18 17:25:42極端な話、NPC(だと意識されてしまう存在)にプレイヤーが褒められるのって、プレイヤーが(自分を褒めてくれる)NPCを求める関係なのだ。
2014-10-18 17:31:04対してNPCがプレイヤーキャラの存在を鼓舞に使うという先のセリフは、自分がNPC(だが、「人の意識が存在する世界」の演出で、一人の人物だと思わせられるキャラ)に求められているという、承認欲求を最も強く満たす効果的な演出になっているのだ。
2014-10-18 17:33:45無線の中で他人から求められる、という形で他者承認を、繰り返しプレイする中でハイスコアの更新をするという形で自己承認をも満たす、おもてなし(であることすらプレイヤーに意識させない)の極致がエースコンバット04なのである。
2014-10-18 17:44:39@alf874 メビウス1にせよ戦災孤児にせよ、登場人物を「主役・脇役・モブ」という格付けから解放したのは、名前を出さないことの力が大きかったと思います。
2014-10-18 22:19:17@take_no_fushi まったく同意です。 とりまく世界と肩越しのプレイヤーとがともにメビウス1を見つめ、そしてメビウス1を通して交流する…そんな独特の雰囲気は(他のシリーズもよいものですが)04、格別ですね!
2014-10-18 22:30:23初代:PCがNPCを こ っ ぱ み じ ん だ ぜ ! 2:PCがNPC2匹とやってくる 3:NPCの男二人がNPC女を取り合って痴情のもつれ
2014-10-19 18:45:4804:PCがNPCに必要とされる 5:PCがNPCにほめられる ZERO:PCがNPCから恐れられる X:NPCがPCにベタ惚れ 6:PCと愉快な仲間(NPC)たち AH:PCがNPCにヘッヘェ〜ンイエイエェェヘェエェ〜〜ン♪
2014-10-19 18:43:46