月と衛星と連星と英語とガミラス語

分かり易いタイトル募集したい *補足をいただいたのでツイートを追加しました。
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いとしいさかな @pfishp

なんてことをつらつら考えて収拾がつかなくなるにつれ、束教授の偉大さに思いを馳せる私なのだった。

2014-09-10 07:03:44
てんやくP @TenJacuP

あここはonline辞書にまんま書いてあるな。

2014-09-10 06:55:45
てんやくP @TenJacuP

@pfishp 調べが付いたのでまとめますw satellesが単数主格形です。英語で使われているのは単数対格形satellitemの成れの果てです。satellitesは複数主格形です(ケプラーは初出文中でsatellitibusという複数奪格形で使いました)。

2014-09-10 07:25:09
てんやくP @TenJacuP

ケプラーのsatellitesて単数主格形としてsatellesとは別に造語したのかと思ったけど違った。原文に実際に当たってみないとうっかりするの…。

2014-09-10 07:28:20
いとしいさかな @pfishp

@TenJacuP おおお、いつもながら感謝です!

2014-09-10 07:54:30
てんやくP @TenJacuP

寝過ごしたので今になりますが昨日の朝は時間が無い所でアレだったので今一度調べ直して思った所を書きます…

2014-09-11 04:37:26
てんやくP @TenJacuP

(0/4)「衛星」の意味のsatelliteの語源の扱いについて。ケプラーの1611年の本が初出である所まではいいとして。

2014-09-11 04:38:19
てんやくP @TenJacuP

(1/4)ケプラーの本の表題では『Narratio de observatis a se quatuor Iouis satellitibus erronibus』(木星の四箇の衛星についての観察に関する報告)と複数(奪格)形satellitibusが使われているため、

2014-09-11 04:38:27
てんやくP @TenJacuP

(2/4)ここで複数形で扱われた事実だけをもって語源として複数形のまま(で主格形に直した)satellitesのみを示すと、「衛星」の意味の言葉としてはあたかも複数形のみ名詞(羅plurale tantum、英plural only)であるかのような記載になってしまうが、

2014-09-11 04:38:33
てんやくP @TenJacuP

(3/4)本の本文では「Die 5. Septembris mane, vnus clarus satelles Iouis ad orientem, ...」(9月5日早朝、東方に木星の明るい衛星一箇…)と確かに単数(主格)形satellesも使われているのであるから、

2014-09-11 04:38:40
てんやくP @TenJacuP

(4/4)誤解の可能性を無くすために語源辞典にはむしろ単数形の方(あるいは単複両方)を載せるべきだと考えます。

2014-09-11 04:38:47
いとしいさかな @pfishp

@TenJacuP うおおおおお……この短時間でそこまで、お見事です。本文での使われ方までカバーなさるとはw

2014-09-11 04:40:32
てんやくP @TenJacuP

@pfishp わたしが学生の頃だったら週末わざわざ図書館に詰めて調べていたようなことが今では家にいながらできる…なんと便利な世の中なのでしょう…!w

2014-09-11 04:43:00
いとしいさかな @pfishp

@TenJacuP それは本当に思いますw でも、やはり必要な情報がどこにあるのか、その情報は信頼できるのか、といった見極めや勘所は、今になっても(今だからこそ?)重要な技術だとはいろいろ痛感するところですし、てんやく殿はそこがお見事だといつもながら。

2014-09-11 04:45:43
てんやくP @TenJacuP

古い本は書体が読みにくかったです(こなみかん) (あとせっかくのデジタルスキャンもOCRがちゃんと機能してなくて文書内の検索がろくにできないw)

2014-09-11 04:58:49