フランス女性誌史 ～ Le Petit Echo de la Modeを通して
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ESHITA Masayuki
@massa27
Jardin des Modesの1962年8月号では日本ロケの写真が表紙とファッション特集ページに多数掲載されている。東京オリンピックの2年前なので、日本が注目されるようになったのですかね。 pic.twitter.com/LjNU8nkz2o
2014-09-15 00:23:23
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約100年前に人気のあった週刊誌les modes de la Femme de France（1926年よりFemme de France）は投稿欄が人気で、最初のページがいきなり読者投稿頁でした。 pic.twitter.com/UotlVBkGhI
2014-09-15 00:39:45
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ESHITA Masayuki
@massa27
Femme de Franceの投稿欄をみると地区ごとに愛読者サークルがあって、オフ会の通知などが掲載されていたりする。雑誌の社会ネットワーク的な機能を知るうえでは重要な雑誌ですね。
2014-09-15 00:41:01
ESHITA Masayuki
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1977年に週刊誌Femme d'Aujourd'huiはecho de la Modeを吸収したのだが、おもしろいことに、77年の1年間はそれぞれのロゴを強調した二種類の表紙が併存していたこと。ロゴだけが違う。 pic.twitter.com/4PjZVfGHNF
2014-09-15 05:22:11
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そして1978年になるとFemme d'Aujourd'huiを目立たせた表紙に統一されている。 この状態が1984年の途中まで続きますが、同年echo de la Modeは消滅します。 pic.twitter.com/SygpnC70vY
2014-09-15 05:27:20
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ところがおなじ1984年にFemme d'Aujourd'huiは古参週刊誌Modes de Parisを吸収し、ふたたび二つの誌名が並ぶことになります。表紙が2バージョンあるかは未確認ですが。 pic.twitter.com/nFBlz41WRC
2014-09-15 05:29:15
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ELLEの1970年6月15日号の表紙でモデルが着ている服は高田賢三デザインなのだが、いまみても斬新な感じがしてええわ。 pic.twitter.com/YDIz5gVgol
2014-09-15 06:57:44
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ESHITA Masayuki
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Le Petit Echo de la Modeの1891年9月27日号、このころだと単なる八つ折なので、雑誌と新聞の境界がかなりあいまい。 pic.twitter.com/Tw6IxZ8AeK
2014-09-15 07:04:29
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Le Petit Echo de la Modeの1918年3月31日号、さきほどのやつの27年度になるのだが、雑誌の装丁はほぼおなじでも、表紙の女性の雰囲気がガラリと変わっている。 pic.twitter.com/RvEdruEpA7
2014-09-15 07:06:14
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さらに10年後、Le Petit Echo de la Modeの1928年7月22日号、表紙の女性、シャネル革命後なので膝下が出てますね。 pic.twitter.com/sWX0B7hs9j
2014-09-15 07:07:50
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ESHITA Masayuki
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さらに10年後、Le Petit Echo de la Modeの1938年11月6日号は、かなり雑誌「らしさ」が出ています。イラストなどの女性のファッションも「いま」にずいぶんと近くなった。 pic.twitter.com/4kzjLl6TJy
2014-09-15 07:09:42
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ESHITA Masayuki
@massa27
9年後のLe Petit Echo de la Mode 1947年2月2日号、すっかりと「戦後」ですね。 pic.twitter.com/k9Np34U8kD
2014-09-15 07:17:37
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ESHITA Masayuki
@massa27
さらに9年後、1956年5月20日号などは完全にそれまでの雰囲気と違った雑誌になってます。50年代後半から60年代前半がフランスの女性誌最盛期といわれており、頁数増やクォリティ向上が図られたそうな。 pic.twitter.com/2WRDjA3jVE
2014-09-15 07:21:14
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ESHITA Masayuki
@massa27
さらにさらに10年後、1966年9月18日号などはオサレな感じがあふれてる。しかし1964年の五月革命を境に、フランスの女性誌は低迷期・暗黒期に入ったそうな。 pic.twitter.com/tJgIax8i2E
2014-09-15 07:23:32
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ESHITA Masayuki
@massa27
なお、1976年はEcho de la Modeが単独で存続した最後の年になります。この写真は12月10日号なので、最終号にかなり近い。 pic.twitter.com/VpriODmsl2
2014-09-15 07:24:38
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ESHITA Masayuki
@massa27
……というわけで、Le Petit Echo de la Modeを追いかけると、フランスの女性誌の変革がけっこう見て取れますね。これより寿命が長い女性誌は、Harpar's Bazaar、Cosmopolitan、婦人之友など。
2014-09-15 07:27:35
ESHITA Masayuki
@massa27
フランスの少女向け月刊誌Mlle Age Tendreの1968年7月号、表紙はツイギーなのだが、はじめてツイギーをカワイイと思えた。 pic.twitter.com/F2TfiXCygR
2014-09-18 21:48:48
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ESHITA Masayuki
@massa27
Marie Claireは間違いなくフランスを代表する女性誌で、版元から「正史」が出ているのだが、1954年の復刊以降しか詳細が述べられていない。巻頭言に1937年と1954年の二度誕生したことは書かれているが、戦前の週刊誌時代がいつ終わったのかが記述されとらん。
2014-09-18 22:10:14
ESHITA Masayuki
@massa27
復活が1954年まで待たされたのはMarie Claireというか週刊誌時代の創設者であるJean Prouvostの黒歴史みたいなものだが、「正史」には事実関係ぐらいは明記しておいてほしいんだけどねえ。
2014-09-18 22:11:37
ESHITA Masayuki
@massa27
とりあえず必死こいて現物を探し回ったところ、1944年8月15日号（通巻318号）はゲットできた。すでにノルマンディ上陸作戦後、そしてパリ解放の前に編集された号だが、このあたりではないのかなあ。
2014-09-18 22:14:04
ESHITA Masayuki
@massa27
ちなみにフランス語版Wikiでは、1944年5月に311号が出たことが記されているのみ。しかしわしは316〜318号（月2回発行）を入手したので、このあたりの詳細は明らかになっていないのかもしれない。
2014-09-18 22:17:22
ESHITA Masayuki
@massa27
これが1944年8月15日号なのだが、頁数は少ないわ、紙はしょぼいわで、戦勝国といっても戦闘に負けまくって占領までされると、やはり物資が極端に乏しかったのだということがわかる。 pic.twitter.com/AJOxITZ5Gl
2014-09-18 22:20:57
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ESHITA Masayuki
@massa27
Modes de Parisの1961年通巻917号、表紙のモデルがいまどきのギャル風デカ目メイクにしか見えない。 pic.twitter.com/84q7mqcy9E
2014-09-18 23:01:23
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ESHITA Masayuki
@massa27
フランスの女性週刊誌 "pour Elle" の創刊号（1940年8月14日号）をゲット。ELLEよりも古いがELLEとの関係は詳しく調べてみないとわからない。無関係だと思っていたのだが、関係ありとするブログもあって。 pic.twitter.com/bp0GYIcrfF
2014-09-21 01:40:17
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